生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自

2019年03月04日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
B子さんは子供の頃から、いつも親孝行で模範的な成績の<良い子>で育ちました。お見合い結婚をして子供を産み、忙しい子育てで少々参りましたが、最近、どれが本物の自分なのか、どの感情が正直な感情なのか、不思議に思い、悩んでいるようです。生き甲斐の心理学を学べば学ぶほど、抑圧気味だった感情が、どんどん表出してくるようになりました。いままで他人の感情のように思えた感情が自分のものだと意識し知覚しだしたせいです。同時に湧き出してくるAとBという相反する二種類の感情も、自分が異常だから湧き出すのではなく、生身の人間として当たり前と悟るようになりましたら、嫌な自分を見ても驚かなくなり、心は以前より冷静になりました。<個性の美>と<異常性>の違いをしっかりと意識化する修行、勉強をしておかないと、自分をダメにしていきます。
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