生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

相手がお馬鹿ちゃんに見えた場合は?

2006年10月16日 | 第1章:愛の領域
逆に自分が<自己愛パースナリテイ障害>だった場合の自己診断の基準は、周囲の人が<馬鹿に見えてきた>ことが判断基準です。自分がとてもユニークで個性豊かで自信に充ち満ちているなあ、と思ったり、感じたりしている場合に感じる心境です。私の心理療法の先生(国内外の)は優れた先生達でした。更に強い刺激的な言葉を中国の太極拳の大先生が私に与えて下さいました。<師範となり弟子が馬鹿に見えたら師範を返上せよ>でした。この言葉が一番胸を刺しました。:<馬鹿にされた場合:21-2>:

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馬鹿にされたあなたは、どうする!

2006年10月15日 | 第1章:愛の領域
<自己の重要性、ユニークさに関する誇大感:(専門用語です)>の異常な人(Yさんと呼びます)が、あなたの相手の場合に、あなたはいつも馬鹿にされたような気分で日々を過ごします。しかしYさんは大官庁の大物であったり、親、夫婦のどちらかか、職場の上司、先生・指導者の場合、殆どの人は自分が悪い、と考えてしまいます。変だなあ、と思いながら、あなたは劣等感を感じたり、嫌悪感を感じて何と自分は駄目なんだろうと思い逆に相手のいいなりになつていく、我慢して泣き寝入りする日々を送り、気の弱い人は自信喪失、自殺までしてしまいます。このYさんはひょっとして自己愛パースナリテイ障害と呼ばれる人かもしれません。自己愛パースナリテイ障害という愛の病気について暫く勉強していきます。:<馬鹿にされた場合:21-1>:

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嫌われ松子の転落人生?

2006年10月14日 | 第1章:愛の領域
ドフトエフスキーの<罪と罰>と重ねながらテレビドラマ<嫌われ松子の転落人生>を観ました。さて現実吟味力が不足すると美しい感性と優しい感情はたちまち世の中の悪人達の食い物にされます。何とか世の中に役立ちたい、と願う人も居れば、どうしたら人を騙してやろうか、と真剣に思索し行動する人々も居ます。こんなやりとりは人類滅亡の日まで永続するでしょう。現実吟味力があれば松子は転落せずに済みました。自分の感情と体感を大切にする方法を彼女は知りませんでした。感情を抑圧する生活は人生を狂わせます。嫌われ松子の美しい青春時代は輝いていましたが、喧嘩の仕方(理性の働かせ方)を知りませんでした。悪人と戦う方法を知りませんでした。泣き寝入りしていました(感情の抑圧)。美しい愛を実現する方法を知りませんでした。考え方の統合の方法も知りませんでした。理性の働かせ方とは(1)アイデンテイテイの統合(2)防衛機制(3)現実吟味力の3つをバランス良く働かせる方法を学ぶ事です。考えさせられるテレビドラマを久しぶりに楽しみました:<愛の病気:20-5>:

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宇宙の仕組みと心の仕組み

2006年10月13日 | 第1章:愛の領域
宇宙の仕組みは科学で色々説明されていて、大変興味深い知識と知恵を与えてくれます。心の仕組み、特に人の性格が形作られていく理論にも色々の説があります。宇宙の仕組みと心の仕組みの各学説の中から、どの説を取り入れて生きていくかは、その人の自由です。一番重要な事は自分の人生を暗くする学説は無視しましょう。生きる希望と勇気と愛を与えてくれる学説以外は無視しましょう。ここで推奨する説は宇宙は人に優しいという説、人を幸せにする為にこの宇宙は誕生しているという説、人の心はその優しさを感じ取る力があります。森や四季の変化の美しさ、夜空の星達を静かに見てみましょう。その時、感じる何とも言えない感動と喜びが宇宙からのメッセージです。心の仕組みも同じように出来ています。素直に深層からの声を聞く技術を学ぶと、どんな厳しい現実の中でも、暖かい聖霊の優しさを感じます。愛の病気を生む暗い学説を無視しましょう。:<愛の病気:20-4>:

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自殺しては駄目だよ!

2006年10月12日 | 第1章:愛の領域
心優しい人に忠告します。自分はもう駄目、と自殺してはいけません。身体症状が出るまで、自分を咎めては駄目です。さて、どうして人は自分を駄目だとか、絶望して心の病気になるのでしょうか?理由は沢山ありますが、一番の原因は心があまりにも優しいからです。この世を生き抜く為には、逞しい男、逞し女にならないと生きていけません。この世をはかなみ自殺する程、この世には価値はありません。本当です。人の生命こそが一番価値があります。死んでは駄目。死んだつもりで好きな仕事や使命を見直して、その成功に向かって飛び込んでいって下さい。あなたを自信喪失させている一番の原因は夫婦、上司、大切な立場の人の中に<自己愛パースナリテイ障害>という心の病気を持った人が居る場合、あなたをじわじわと自信喪失に追い込んでいる事例が多いのです。<逞しく生き抜く決意>を持ちましょう。それが<世界最高の名薬>です。:<愛の病気:20-3>:

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愛せない人

2006年10月11日 | 第1章:愛の領域
成田離婚と言う社会現象がマスコミで一時話題になりました。離婚の理由は色々ですが要は愛せなくなったのです。<愛は訓練>と言う基礎知識の欠落もありますが、ここでは愛の病気について思索しています。<愛とは何か>の名言は山ほどありますが心理療法の世界では<自己愛パースナリテイ障害>の事を中心に定義し絞り込んで対応し人々の役に立とうと努力しています。。愛したくても愛せない、愛する方法が分からないと悩むケースを考えます。成人式を終わっている人は今更聞けないので大変苦しみます。これは治療でなおせますが時間がかかります。原因は<愛の原型>が病的なのです。この治療をこれから200回くらいに分けて書いていきます。読むほうも大変でしようが勉強して下さい。愛される喜びよりも愛する喜びのほうが大きいので人生の最大のテーマです。:<愛の病気:20-2>:

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愛を感じない悲劇

2006年10月10日 | 第1章:愛の領域
たまにですが、どんなに人から愛されてもそれを感じない人が居ます。これは本人ばかりでなく、その人を愛した人も悲劇です。仕事も成功し、家族も居る、表面的にはニコニコする時もある、けれども、そこはかとなく淋しそうで、はっとするような冷たさがある、本人の心の深層は愛の孤独感にいつもさいなまれている、カリスマ性はあり、或程度、社会の上層部でリーダー的な地位を占める、しかし部下は才能を伸ばしてもらえず、自殺する人もある、そんな人を見かけませんか?これからこの自己愛パースナリテイ障害という心の病気について考えていきます。この自己愛パースナリテイ障害は悲劇ですが、治療する事は出来ます。:<愛の病気:20-1>:

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思考・感情・行動の原理

2006年10月09日 | 第1章:愛の領域
人間の心の仕組み・原理の中でも<思考・感情・行動の原理>は最高クラスのものです。ABC理論と云われている仕組みの上位から3番目の重要なもので、この原理を日常生活で意識して使用すると良い意味での感情が燃え立ち、明るく元気に自己実現への道を邁進します。選択肢が沢山存在しているけれど、どれが正しいか、を最終的に迷った時、先ず幾つかを選択し行動してみると何らかの感情が湧き出します。湧き出した感情を大脳が識別してくれます。最高に心地よい感情を生み出してきた選択肢こそ私達の自己実現への道を示してくれています。しかもその湧き出した感情が周囲の人々を豊かに愛せるような気分にしていたら、正に、自分と周囲を幸せにしていける選択肢を私達は選んだ事になります。思考・感情・行動を上手に活用しましょう:<Bの領域:19-5>:

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現実吟味力の変な人

2006年10月08日 | 第1章:愛の領域
日常生活の中で厳しい現実を素直に認め、その上で吟味力を発揮すれば、大地に足のついた着実な自己実現への道を歩む事が出来ます。自己実現への道を歩む為には誠実なパートナーが必要です。そのパートナーの誠意とか愛情を素直に五感と体感で感じ取れれば、勇気も生まれ、正確な行動も生まれてきます。竹のように素直に成長していれば、この愛を感じるのですが、曲がりくねって成長していると、現実吟味力がチンプンカンプンで、的はずれの場合が多く、本人も周囲も混乱していきます。この現実吟味力が変になっている理由の大半はその人の愛の領域に於ける<愛の原型>に少々欠落したものがある場合、その愛の孤独感から現実を素直に認める力も欠落してくるのです。これから当分、この問題に触れていきます。:<Bの領域:19-4>:

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あなたは感情過敏症か?

2006年10月07日 | 第1章:愛の領域
家系、遺伝、育ちの環境から本人の意志、努力に関係なく、日々の生活で生起する森羅万象に過敏過ぎる人が居ます。五感と体感を重視する心理療法の勉強では、この傾向は歓迎すべき点がありますが、厳しい現実の生活に立ち戻る時、心理療法家は過敏症に注意しなければなりません。人々を幸せにしたい、と努力する努力過程で訓練する<感受性訓練>の結果、心理療法家はこの地獄に陥る危険がある事を意識して生活しましょう。数千年、化石の中に存在した蓮の種が沼に戻されて美しく咲いた話には感動します。<感情過敏症ではない心理療法家>は苦しむ人々との泥沼のような感情生活の中でも、美しい花を咲かせる力があります。さて遠慮しつつ感情過敏症について解説してきましたが、人類全般、人間にはこの感情の制御が出来ない人々が大半です。思考、感情、行動のバランスをもう一度、この感情過敏症の視点から反省すると政治、経済、宗教、人間関係の真実と哀しさが見えてきます。:<Bの領域:19-3>:

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混沌から納得の人生へ

2006年10月06日 | 第1章:愛の領域
人の悩みの発生は3つのルートを経て生まれてきます。厳しい現実に巻き込まれた時、(1)どう考えたらいいのか、(2)生まれてきてしまう嫌なこの感情をどう処理したらいいのか、(3)どう行動したらいいのか。この3つは人生の3大車輪と云われているものです。この思考、感情、行動の3つのバランスが良いと、困難な人生を生き抜いていけますが、バランスが悪いと崩壊していきます。(1)のどう考えたらいいのかを<アイデンテイテイーの統合>といいますが、この考え方がばらばらですと、どんな健康体の人でも、不安感が増えたり、怒りっぽくなったり、身体症状が出たり、躁鬱になったり、錯乱したりします。あなたの3つのバランスはいかがですか?しばらくはこの領域を勉強して逞しいお城を築き上げましょう。:<Bの領域:19-2>:

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<悩み>と<愛の孤独感>の深い関係

2006年10月05日 | 第1章:愛の領域
Yさんは明るく元気に生きていきたい、と願っていますが何故か悩み深い生活を送っています。悩み深い人を専門的に分析し色々とフィルターにかけていきますと、最後に残るものが、殆どの場合、その人の<愛の孤独感>です。愛の孤独感、この言葉は人類にとって一番嫌な、恐ろしい言葉です。プライドを傷つけ、希望を無くす言葉ですから。しかしこの愛の孤独感を素直に認めると、この恐ろしい領域から脱出する事が出来ます。そろそろこの第1章<愛の領域>の一番難しい<自己愛パースナリテイ障害>の準備をする時期にきました。愛の病気と呼ばれている領域です。この問題をワンポイントレッスンで学習するのは難しのですが、禅寺の庭を眺めながら挑戦していきます。:<Bの領域:19-1>:

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心の中で有難う!

2006年10月04日 | 第1章:愛の領域
思い通りにいかないと錯乱する人が居ます。何故でしょうか?理由は万とありますが、理想が高いか、我侭か、現実吟味力の欠落か、体験の解釈が正しくないか、のどれかでしょう。不幸だ、不幸だ、と嘆く人の共通点は<幸福の条件が不安定で定まっていない>か<心の中は欲求不満の固まり>の2点です。幸福の条件は人により千差万別ですが、どうしても入れておかないと、決して幸福になれない条件が一つあります。それは言葉に出す必要はありませんが心の中で心底<ありがとう>と叫ぶ心でしょう。心臓が動いている事へのありがとう、息が出来る事への有難うの二つがあれば、人生最後の瞬間でも、有難う、と云いながら大往生できそうです。終末治療の患者さんの最後はまさに壮絶な人生最後の場面です。:<幸福の条件:18-5>:

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現実吟味力と夢

2006年10月03日 | 第1章:愛の領域
この厳しい現実の中で、夢が無ければ私は生きていけません。例え人に何と言われようと夢に生きたい一念があります。それはそれで良いのですが、もし、ドンキホーテーのようであれば、私は良いとしても周囲をも巻き込み人々を不幸にします。夢と現実吟味力は微妙なバランスを必要とされてきます。<周囲を不幸にする>ことさえ気づかずに夢を追えば、その人は現実吟味力を欠落した人と言えるでしょう。天才は周囲を不幸にする場合も多いでしょう。さて、では何を基準に夢を選択すべきでしょうか?夢を追う、これは人生の賭けですが、やはり周囲が何と感じようが、その人にとって譲れない幸福の条件が選択基準です。:<幸福の条件:18-4>:

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身の丈に合ったこと

2006年10月02日 | 第1章:愛の領域
身の丈に合ったことを、としばしば云われています。難しい選択です。過小評価、傲慢、誇大妄想、自分の目から見た場合と他者から見た場合と、色々の身の丈があるようです。自分で身の丈を考える場合は心地良いですが、他者に<身の丈に合わない>言われると相当怒りの扉に触れてきます。或人は身の丈に合った事をしようと、折角の美しい夢、実現しそうな夢を諦めてしまいますし、或人は身の丈に合っていると思いながら生涯果たせずにイライラしながら欲求不満で人生を過ごします。さて何を基準に身の丈を測定すべきでしょうか?それは自分の幸福の条件とは何か、を思索し、決めておくこと。誰が何と言おうとこの条件を果たせなくても追求するのが我が人生、と決断する事でしょう。この場合は文句は言わない、悔いは残さない、堂々と生き抜く事が条件:<幸福の条件:18-3>:

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