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廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

マジョリティー

2009-10-08 22:22:22 | Weblog
 先週いつものレンタル屋で借りた映画のDVD『マンデラの名もなき看守』を見ました。 言うまでも無くこの映画は南アフリカ共和国を人種差別政策・アパルトヘイトから開放したネルソン・マンデラ元大統領に関する物語ですが、この映画はタイトルの通り(これはあくまで邦題で、原題は違いますが...)アパルトヘイト制度下の政府によって刑務所に入れられていた当初のマンデラを担当した看守さんと、その家族を中心としたお話です。 物語は主人公のジェームズ・グレゴリーが島にある刑務所に妻子と共に赴任した事から始まります。 映画の冒頭では主人公も妻も黒人や黒人解放運動家はみんなテロリストだと思い、子供たちにもそう教えていたのだけど、マンデラの白人も黒人も平等な国にしたいと言う祖国を思う熱い気持ちと、それでいて冷静で紳士的な振る舞いに感じるものがあって自身もこの国は今のままでいいのかなと言う疑問を持つ様になります。 しかし彼には使命がありました。 マンデラの故郷近くで育った為に彼らの言葉・コーサ語を理解出来る主人公はマンデラと仲間達がこっそり話している内容を盗み聞きして黒人解放運動の動向を掴んで弾圧する為に利用されていました。 それで後に悩む事にもなるのですが...

 映画を見ていてふと思い出したのは江戸時代の土佐藩で行われていた上士と郷士と言う差別です。 これは掛川城の小大名から一気に土佐一国の大大名に駆け上がった山内一豊が、数の少ない掛川以来の家臣達が圧倒的多数の地元・長宗我部氏の旧家臣達を支配する為に導入した政策です。 南アフリカの白人達も民主的な手続きをすれば圧倒的多数の黒人のいい様にされると頭から思い込んでしまったのではと。 その結果、不幸な歴史が出来上がってしまったのだと。 この映画で象徴的に描かれている通り、少数派”の白人と”多数派”の黒人との間で相互理解が少しながらでも進んで平等選挙と言う民主的な方法で国が運営される様になり、元々天然資源には恵まれた国でもあるし経済発展が少しでもなされて来年はついにサッカーのワールドカップを開催するまでになりました...

 治安の問題とか色々あって今でも南アフリカで本当にワールドカップを開催出来るのかと言われていますけど、私は絶対にこの国で成功して欲しいと思っていますし、ワールドカップの開催に成功して次はオリンピックの開催を目指したとしても個人的に応援すると思います。 私にとって南アフリカの”不幸な歴史”は学校の歴史では無く地理や公民の時間で教わったくらいで”リアルタイム”でした。 この不幸な歴史を乗り越えて来た”未来の大国”を日本政府も支援してもらいたいなと思っています。 そして来年のワールドカップに備えて出場予定のサッカー日本代表の選手や関係者、サッカーファンの皆様も”舞台”である南アフリカの歴史に興味を持って事前に”予習”してから大会を楽しんでくれたら幸いです...

                          

ノムさんが女子アナに恋愛指南「野球選手はやめておけ」(夕刊フジ) - goo ニュース

 ...そうですかねぇ、プロ野球選手と言う”肉体派”とアナウンサーと言う”知性派”ならお互いの長所短所を補い合えてお似合いのカップルだと思うのですけど。 確かにプロ野球選手でもJリーガーでも選手生命は長くて40代初めだから女性アナウンサーの”永久再就職先”とは向かないかも知れませんから、結婚を考える前に引退後のセカンドキャリアについても相談しておいた方がいいのかな。 とにかく私はプロスポーツ選手とアナウンサーやタレントさんなどとの結婚には反対しませんね。 子供に夢も与え(?)られますし...

                                 

J移籍新ルール、23歳以下年800万補償(読売新聞) - goo ニュース

 サンフレッチェが”引き抜かれる側”なのか”引き抜く側”なのかは何とも言えませんけど、現状のJ2や地方のクラブなどにとっては苦労して育てた主力選手を無償で引き抜かれ続けると戦力的にも経営的にも厳しくなってクラブ運営の意欲も失われるのでは... Jリーグ選手会が”世界基準”にこだわるのも分かりますけど日本サッカー界(サポーターや地域社会によるクラブ支援の体制)の状況も”世界基準”に達するまではしばらく”日本基準”で我慢してもらえればなと思っています...

                                 

 今日はカープの試合は無し。 神宮球場ではプレーオフ進出を賭けた3位タイガースと4位スワローズの直接対決があってスワローズが5-0で勝ったらしい。 今日と明日の2試合でどちらかが連勝すればプレーオフ進出が決まり、1勝1敗ならスワローズの残り2試合の結果次第...で、まるでこの2試合は”プレーオフのプレーオフ”みたいですね。 大リーグでも1位、2位が同率首位で全日程を終えて1試合で決着を付ける ワンゲームプレーオフがあったりしたそうですが、今のセ・リーグでは一球団の強さが突出してこんな展開は当分起こらないかと。 ”下の方の争い”で盛り上がるしか無いですね。 来年は140試合過ぎまで6球団全てにプレーオフ出場の可能性がある様なシーズンになって欲しいものですね...

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 ...以上です。