廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

スーパーの男

2009-10-13 22:22:22 | Weblog
                       

 今日は安佐南区へとやって来た。 安佐南区と言えば綾瀬はるかさんの出身地ですね。 特にファンでは無いので特別な感慨はありませんが... 今回のお目当ては新しく出来た大型ショッピングモールで、そこの最寄り駅であるJR可部線下祇園駅へと降り立ちました。 駅と行っても小さく、駅の前にいわゆるロータリーは無くて車が数台停められる程度の広さ、一体何と言う田舎なのかと思って少し歩くと、今度は大きなマンションなどの建物が急に増えて街の風景が一変する。 これはどうも可部線沿線の特徴で、沿線一体は古い町がそのまま残っていて少し東に行った国道54号線やバイパス道の祇園新道の周囲に整備された町並みが並ぶと言う構図ですね。 可部線がローカル線で不便(駅ですれ違いの電車を待たされたりする)だと言うのはありますが、もっとJRの駅を中心にしてマイカーに依存しない形で街を整備するべきだったのではと思いましたが...

                       

 駅の前に普通の駅周辺案内図とは別に武田山の案内図があります。 武田山にはこの駅よりは次の古市橋駅の方が近いのではと思いますけどまあいいか。 ここには私も前から一度登ってみたいと思っているのですけど、一人で登ってうっかり転落でもしたら危ないかなとつい躊躇してしまいますね。 聞いた話では地元の有志が故郷の史跡に誇りを持とうと熱心に活動されて整備し、建物とかはありませんけど一応城跡らしくなっているそうです。 広島の街は秀吉の時代に毛利輝元広島城を築くまでは元々何も無い太田川の中洲で、戦国時代まではこの武田山の辺りが広島の中心だったそうです...

                       

 武田山の案内図をアップで見てみました。 こうして見ると山全体に建物や防御施設が設置されていて、大規模な山城であった事がうかがえます。 ここは佐東銀山城と言って安芸武田氏の居城として安芸の国を支配する拠点だったのですけど戦国時代には大内氏尼子氏に圧迫されて衰退し、やがて当時大内氏の傘下にいた毛利元就に攻め込まれて落城してしまい、安芸武田氏は滅亡しました。 後にこの城は毛利氏の所有となり、広島城が出来て広島地域を支配する拠点の城としての役割を終える事となります。 ちなみに滅亡した安芸武田氏の一族で、落城の当時は寺に入っていて生き延びた男が後に毛利氏の外交僧として活躍し、秀吉の時代に大名にまでなった安国寺恵瓊なのは戦国時代ファンには有名な話ですが...

                       

 私は駅から歩いて問題のショッピングモールへ向けて移動。 そのショッピングセンター・イオンモール祇園はすぐに見付かった。 駅から近いので便利ですが、工場の跡地でそこまでの道路は狭い昔の町を通るところもあり、不便なところもあります。 この辺にはイオンが出来る前からゆめタウン祇園など大型ショッピングセンターが既にあり、かなりの激戦区となっています。 私はゆめタウンの方にも先に行ってみたが、特に客が少ないと言う感じは無く、それなりに”共存”出来ているのでは? このゆめタウン祇園は本館と別館からなり、食料品売り場が本館の2階にあると言う異質な造りになっていて印象に残りました。 イオンの方は良くも悪くもイオンの他のショッピングモールと同じ造りでした。 地域の人には遠くまで行かなくても何でも買えて便利なのではと思います。 私はスーパーが好きで、旅行に行っても現地のスーパーに必ず立ち寄ります。 売っている物などに地域性が出るので見ていて面白いですよ。 そんな訳で私はイオンモールの展望フードコートで近くの武田山を見ながら讃岐うどんを食べました。 武田山の麓に見える建物群は広島経済大学です。 そのせいかこの辺りは学生さんらしい人が多かったです...

                     
                                 
教えて!ウォッチャー…結婚するには12人以上つきあわないとダメ?(gooニュース) - goo ニュース

 12人と言う数字には意味は無いと思いますが、理想の相手を探すのだったら多くの”候補”と接して人となりを確かめておいた方がいいのかも知れませんね。 でも”理想の夫”や”理想の妻”なんて余程の事が無いと出会えないと思いますし、結婚してから”欠点”も含めて付き合って行くのではと思いますけど。 理想を追求していたらキリが無いですし、歳をとってから焦って無理に”妥協”するよりは若い内から結婚生活の苦労を経験した方がいいのではと思っています。 どうしてもダメだったら離婚してやり直せばいいのですし、その決断は若い時の方がリスクも少ないしやりやすいのではないかと...

 

長崎・広島 五輪招致検討 被爆地の「夢」賛否 「平和に結び付かぬ」 「世界を動かす好機」(西日本新聞) - goo ニュース

 広島が2020年の五輪招致に乗り出すと言う噂は聞いていたので驚きはありませんでした。 実現の可能性はともかくとして、私としてはこれから2016年大会の東京招致失敗の総括をするべき時なので、次の2020年大会への広島・長崎の立候補はむしろいいタイミングだったのではと思います。 広島がライバルとなる以上は東京も安易な再立候補は出来ず、広島や長崎で開催する以上の開催意義を練り上げないと東京に勝ち目はありませんから。 JOCだって広島を相手に”最初から首都ありき”での選考は大義名分が立ちませんからね... ただ、広島に実際に住んでいる私の目で見れば山がちな地形の広島市にはこれ以上の開発の余地は無く、現実的に考えればかなり無謀な構想です。 選手村に関しては私の住む佐伯区の南に長い間開発されず放置状態になっている埋立地があるのでそこを利用するつもりなのでは? それでもホテルとかは全く足りませんけど...

 広島の挑戦は巨大開発を伴う今のオリンピックのあり方を見直して発展途上国にもチャンスを与える可能性はあるのではと思います。 今回の2016年大会の招致活動でも”首都でないと開催は困難”だとして東京より早く立候補していた福岡はあっさりと落とされてしまいました。 開催への情熱と開催計画は東京より劣っていた訳では無いのですけど。 今後も地方都市では単独開催は容易ではありませんし、外国では首都でさえ簡単には今の開催条件を満たすのは難しいかも知れません。 その意味では開催競技を減らしたりしないで地方都市や発展途上国でも開催出来る様に広島と長崎が”セット”で立候補して開催条件の緩和を訴える事には意義があると思っています。 ただ個人的には広島市には一時のイベントであるオリンピックよりも旧広島市民球場跡地でのサッカー専用スタジアムの建設を先にやってもらいたいと思っているのですが...

                                 

 カープの新監督に野村謙二郎氏が正式に決まったみたいで明日発表だそうで。 指導者としての経験が無いので未知数ですが、若いのだから謙虚にコーチ陣の意見をよく聞いてマーティーが作ったチームを土台に新しい要素を付け加えたり昔のカープでも良いところは復活させて今度こそプレーオフに進出して勝てるチームを作り上げて欲しいと期待しています...

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 ...以上です。
コメント
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