廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

坂の上の坂本龍馬

2010-01-03 23:23:23 | Weblog
 正月休み、ビデオに撮っておいたNHKのスペシャルドラマ『坂の上の雲』を第一部の全5話まとめて見ました。 あっさりと終わってしまった印象の大河ドラマ『天地人』を見た後だと凄い力の入れ様で、本格的に海外ロケもやっているし当然金も掛かっているし出演者も演技力がある役者ばかりで”客寄せ”(?)の若手二枚目俳優も出ていなくて重厚な作りが良かったと思います。 NHK、いや日本のテレビ局も本気でやればこれくらいのドラマを作れるんですね。 中途半端なところで終わって、続きは1年後と言われても困りますが今のレベルで最後まで作り続けるのには3年に分けるくらいで丁度良いのか? 恐らく今年の末の第二部の放送前にアンコール放送の形でまとめて第一部も再放送してくれると思いますが...

 お気付きになられた方もおいでだと思いますが、劇中で主人公・秋山真之の事を大学の仲間や軍の同僚は”秋山”とか”秋山さん”と呼んでいましたが、松山時代の親しい人達は彼の事を”淳さん”と呼んでいました。 これは昔の武家の習慣で幼名があり、成人してから正式な名前が付けられるけど幼名がそのまま渾名みたいな形で親しい人からは成人後も呼ばれる事があったからで、秋山真之は”淳五郎”ですね。 ちなみに坂本龍馬の”龍馬”もその幼名で、直柔と言うのが正式な名前です。 西郷隆盛も”吉之助”と言う幼名があって、最近の時代劇ではその名前の方を使う事もありますね。

 この『坂の上の雲』はかなり評判が良くて新聞やネットでも感動したとか、あの活気がある、頑張れば報われる明治の時代に憧れるみたいな意見がありましたが、劇中で”子供の国”と言われていた時代に戻っても意味が無いと私は思いますが。 ”大人の国”には大人の国だからこそ出来る事や、良い事もあるのでは。 今更どうやったって明治時代や昭和の高度成長時代に戻る事は出来ないのですから。 それとも大晦日に書いた様にデフレで日本経済をもっともっと縮小させて”子供の国”に逆戻りし、そこから再スタートしてもう一度高度成長時代の活気を楽しみましょうか...と明治を懐かしむ様な風潮には皮肉の一つも言いたくなりますけど。 ドラマを見ていて一つだけ良いなと思った事は、主人公を始めとする明治時代のリーダー達は積極的に海外に出て行って勉強している事で、これは今を生きる日本人たちも見習って欲しいと思います。 今の日本の政治家や役人、企業経営者達の中で学生時代でも若い頃でも海外で勉強して来た人が一体どのくらい居るのやら...



「日本酒の魅力伝えたい」=韓国人利き酒師が好評-ソウル(時事通信) - goo ニュース

 聞いた話だと韓国でも日本食が定着するのに合わせて日本酒の輸入が増えているそうですね。 関税とかの関係で韓国内で買うとかなり高いらしいですが... 韓国に限らず世界中から利き酒師になりたい人を集めて日本で育て、ワインで言うソムリエみたいに世界各国の和食レストランに行ったら利き酒師が頼んだ料理に合う日本酒を教えてくれる様になれればいいなと思います。 広島には日本酒の名産地である西条(東広島市)がありますが、市内には広島大学がありますし、市内の大学と連携して留学生の形で日本酒の勉強をする人を集めてはどうかと思います。 ちなみに日本酒は和食・洋食など大抵の食事に相性が良いですが、激辛な味だけは合わないそうなので韓国料理やインド、東南アジアの料理には合わないかも知れません。 考えてみれば日本料理の人もどこまで日本酒を理解しているのかは怪しいですね。 もし宝くじでも当たったら”和の巨匠”の店に行って料理を注文し、それに合う日本酒をお任せで選ばせて日本酒の理解度をチェックしてみても楽しそうですね。 とにかく、いつも書いている通り日本国内市場は少子高齢化に伴う酒離れで”勝ち組”のビールですら売り上げが減り続けているそうですし、日本酒業界は国内と海外の売り上げ比率が並ぶくらいにするつもりで海外展開に励まないと滅亡するしか無くなるのでは...

                                

長崎に「まちなか龍馬館」、3千人が開館祝う(読売新聞) - goo ニュース

 ”坂本龍馬ブーム”が盛り上がっていますね。 ドラマも今日から始まりましたがまだ1回目が放送されただけなので何とも言えませんが。 龍馬と言えば土佐のイメージがありますが、長崎も龍馬ゆかりの地として有名ですから今日から始まった大河ドラマ『龍馬伝』で長崎にも観光客が増えると期待しているのでしょう。 広島でも福山でやはり坂本龍馬のドラマに合わせたキャンペーンみたいな取り組みで観光客を増やそうとしていますし。長崎旅行(パッケージツアー) しかし、この手の記念館とかは所詮は”ハコモノ”ですから一時のブームが終わった後も観光客を呼べる工夫をしないと、訪れる客(入場料)は減っても職員の人件費や光熱費、維持費などは減らないのですから... 展示物も基本的には変わらないので”リピーター”もなかなか出来ないですし。 長崎市内各地にある幕末や龍馬ゆかりの場所とこの記念館を上手くリンクして長崎を訪れた観光客を”回遊”させる工夫が欲しいですね。 じゃないと結局”土建屋だけが儲かって”オープン直後の賑わいが消えた後はハコモノの維持の為に税金が使われる事になりますから。 でもとにかくドラマでも映画でもゲームでもいいから歴史に興味を持ってその舞台を旅するのは良い事だと思いますよ...

                

アジア大会も侍ジャパン、全員プロで構成へ(読売新聞) - goo ニュース

 私はプロが国際試合に選手を派遣する事自体は良い事だと思います。 今回の選手派遣の対象は若手中心だそうですし、国際舞台は貴重な経験となって大きな成長に繋がるでしょうからカープも積極的に期待の若手を送り込んでもらいたいと思いますが、今回代表チームが全員プロになった理由と言うのが、社会人野球が日本選手権、学生野球が明治神宮大会と日程が重なるので既存の国内大会を優先させたからだと言うのはちょっと情けないのでは。 ちなみに高校野球も夏に18歳以下の選手による世界大会があるけど甲子園大会を優先して参加していないとか、こう言う内向き過ぎる体質でやっているから世界に野球が普及しないのではと。 グローブなどの用具を揃えるのに金が掛かる事だけが野球がサッカーの様に広く世界に普及しない理由なのでしょうかと言いたくなります。 これでは野球がオリンピック競技に復帰するのはまだまだ先の話になるかも。 カープも今季、期待の若手が多く入団しましたが、いい機会ですからこのアジア大会での代表入りを目指して国際試合に慣れておくのもいいかも知れません...

                                 

 ACL出場が決まったサンフレッチェは追加の戦力補強も狙っているみたいですね。 予算には限りがあるので基本的には現有戦力の底上げが基本ですが、今のチーム戦術に合う選手が居ればコスト次第で獲得も考えるみたいですけど。 とにかくACL出場によって今季最初の試合はJ1開幕戦からACLの初戦・ホームでの山東魯能(中国)、との試合になりました。 私が思いますに、この試合は今年のサンフレッチェにとって鍵を握る”決戦”になるでしょう。 アジアで果たしてサンフレッチェの攻撃サッカーが通用するか、勝って自信を得てからJ1開幕戦、そしてその後にアウェーでのACLの試合が続くだけにこの最初の試合で勝てるかどうかは非常に重要になって来ます。 確か2月24日の水曜日でしたね。 平日で広島ビッグアーチのアクセスの悪さを考えるとどのくらい客が入るのか不安がありますね。 だからこんな時こそ私が行って”未知の敵”を叩き斬ります。 今回は特別なので平日に休みを取って行きます。 チケットの値段、リーグ戦と同じか安ければいいのですが...

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 ...以上です。
コメント
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