廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

ハンサム・ライフ

2010-01-17 23:23:23 | Weblog
 今週もいつものレンタル屋に行って映画のDVDを借りた。 その一本目は『ハンサム★スーツ』です。 レンタル屋の棚には同じ作品のテレビ版も一緒に置いてあったのですけどこの映画版がなかなか空かなかったので今回やっと見られました。 もっとも私の場合、映画の評判よりは『洋服の青山』などと組んだ派手なタイアップ企画の方が印象に残っているから、純粋に映画としてはどんなお話だったのか、面白かったのか興味があったのですけど...

 物語は太っていてブサイク(?)な青年・琢郎の紹介で始まる。 彼は母親の経営していた”町の定食屋”を客ごと受け継ぎ、自身の料理の腕も良くてお店の経営も安定していた。 しかし女性にはモテないのが悩みのタネ、”いい人”なんだけど”見た目”が良くないと性格面まで見てもらえないなとクヨクヨしていたところ、店のアルバイト募集広告を見て寛子と名乗る女性が現れる。 美人で気立ての良い彼女に惹かれた琢郎は彼女に告白するのだが、彼女の心を掴む事は出来ずに振られてしまい、落ち込んでいたところに謎の男が声を掛けて来る。 彼は琢郎を洋服の青山へと連れて行った。

 案内された店内で琢郎は店長から店の奥の怪しい部屋に連れて行かれる。 そこに現れたのが背広では無く『ハンサム・スーツ』なるスーツはスーツでも着ぐるみみたい(マシュマロマンみたい...)な変な白い服だった。 琢郎がそれを着て掃除機で空気を抜き取ると、そのスーツの中に仕込まれた別の顔へと変わった。 今までと全然違う”二枚目フェイス”に変身、服装も今までの”その辺の兄ちゃん”みたいな普段着からピシッとしたスーツ姿に変わって女性たちの自分を見る目も変わったと降って沸いた様な”ハンサム・ライフ”に酔いしれてしまった琢郎はこの先どうなるのか...みたいなお話です。

                            

 見終わってまあ、そこそこ面白かったと言う感想でしょうか。 ストーリー展開はかなり単純で、見ている内に最後のオチが大体読めてしまうんですよね。 だからストーリー的には感動する様なものは無いのですけど、人の見た目とかコンプレックスと言うものに対してなかなか本質的に鋭いところを突いているところは良かったですね。 私も二枚目の知り合いなら居ますが、いくら二枚目でもただ顔が良ければモテるほど単純では無くコミュニケーション能力がある方が余程モテるそうですし、下手に顔が良いよりは友達が多い人の方が結局はモテるのではと言っていましたが...劇中では極端に描かれていましたけど。

 ヒロイン・寛子を演じる北川景子さんも可愛くて良かったですね。 彼女の劇中の台詞で、「私の事を好きって、一体私のどこが好きだと言うの?」と言い、可愛いからだと答えられると怒り出す場面があるのですが、顔が良い人は顔だけで好かれる事を確かに嫌がると思います。 別に最初は顔から入って中身でも良いと思いますが、自分の内面・”本当の自分”をさらけ出した後でも好きでいてくれるか、常にそう言う不安を持っているものです。 顔が良い人も実はコンプレックスの塊です。 例えば二枚目だけど実は無職だとか...

 また、二枚目なら女性にモテて”選り取りみどり”だと思っている人も多いかも知れませんが、それは”ルックスが一定以上の女性”に限ってと言う事らしく、私の知り合いの経験では高校時代にクラスの女子グループでいつも中心になっていた明るい女の子を好きになったけど彼女は見た目で言えば”中の下”で、彼の気持ちに気付いた別の女子が本人の居ないところで彼に「あんた、○○の事が好きなん? 止めときんさいよ、あんたとじゃ釣り合いが取れんよ。」と極めて大真面目な顔で言われて驚いた事があるそうです。 好きになると言うのは自分でコントロール出来ませんし”好きなタイプ”と全然違う、自分でも予想しなかった人を好きになったりするものですが、恋の成就は難しい事もあるらしいですよ。 二枚目は決して”万能”では無いみたいです...



忘れずに生きていきたい 震災発生から丸15年(神戸新聞) - goo ニュース

 阪神・淡路大震災からもう15年も経つのですね... 私も今朝は夜更かしして朝方まで起きていたので、5時30分からNHKを点けて始まった追悼集会の中継を見ながら関西のある東の方へ向かって黙祷をしました。 ちなみに15年前のあの日は確か平日で私は夜勤の仕事から帰って自宅のリビングでくつろいでいた時に軽く揺れた程度でした。 後からニュースで現地の情報を知って驚いたのを今でも覚えています。 とにかく日本は地震国ですし、どこの地域にとっても人事ではありませんね...

                                    

浜松で火災、元巨人・桑田真澄さんの父が死亡(朝日新聞) - goo ニュース

 甲子園のスター、ジャイアンツのエースから大リーグ挑戦までやった桑田真澄投手は一昨年で引退されて去年、受験に通って早稲田の大学院に入学されたと言う事と、息子さんが高校野球をやっていると言う話を聞いた事がありますけどご両親の事は全然知りませんでした。 浜松で子供に野球を教えていたのですね、親孝行、したい時に親はなしとは言いますけど桑田さんも近い内に父親に会いに行こうと思っていた矢先だったそうで、色々と私も考えさせられました...

                                    

日ハム・小林繁コーチ急死 57歳、元巨人・阪神投手(朝日新聞) - goo ニュース

 小林繁さんも格好良い投手だったですね。 三村敏之さんの急死のショックも癒えない内にまた60歳位の若さで... 小林さんの投手、そしてコーチとしての偉大さは既に多くのファン・球界関係者の方々が語り尽くすと思われますので、私としてはやはり江川事件の事について語らせてもらいます。 そう言う私も当時は子供だったので”リアルタイム”では無かったのですが、今にして思えば何で当時はあそこまで騒ぎになったのかと。 仮に江川投手が今、甲子園のスターとしてプロ入りを控えていたらどう言う決断をしていたのか? ジャイアンツに入団した長野外野手みたいに他球団の指名は拒否してジャイアンツにこだわるか、それともFAがあるからとあえて他球団でも入るか、それともジャイアンツより大リーグの方に興味を持つのか...? あの時代だからこその大騒ぎで、今にして思えば当時のジャイアンツは何でバリバリのエースとアマチュア、いや”浪人”中のプロ実績無しの投手を交換しようと思ったのか、私は当時のジャイアンツのドラフト制度への不満があそこまでの江川投手への執着に繋がったのではと思いますが。 状況が変わった今にして思えばあの騒動は”空騒ぎ”や”コップの中の嵐”に思えてしまいますけど...

                                     

 大野練習場でカープの合同自主トレが行われていますが、去年のドラフト2位で入団した堂林翔太選手には早くも”将来の四番”としての期待が集中しているみたいで地元スポーツマスコミも連日彼の動向を追い掛けています。 野球の実力もさることながら堂林選手はなかなかの男前で、ドラフト1位の今村猛投手も彼を男の目から見ても格好良いと言っていましたし。 でも本人は顔で騒がれるのはちょっとコンプレックスを感じていて嫌なのでは? もっと野球の実力の方を注目して欲しいと思っているのではと。 でも人気商売のプロですから顔が良いに越した事は無いと思いますし、まずは二軍でレギュラーになって活躍して”二軍の四番”となり、出来れば今シーズンの終盤には一軍デビューしてくれれば将来への期待が一気に高まると思います。 選手としての実力に加えて”男”も磨いて格好良いカープの四番、そして”顔”(象徴的存在)としても育って欲しいです...

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 ...以上です。
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