廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

自由の歌

2010-01-04 22:22:22 | Weblog
 今日は広島の街まで映画を見に行った。 サロンシネマシネツインのポイントが貯まって1回無料で見られる期限が今月で終わりなので何を見ようかと迷っていたところ、『パイレーツ・ロック』と言うネットでまあまあ評判の良かった映画が掛かっていたのでそれを見にサロンシネマへと向かった。 今回は電車に乗り遅れて映画館到着がギリギリになってしまった。 窓口で無料なのは分かっているけどつい癖で「『パイレーツ・ロック』、男一枚!」と言うと「今回は無料ですよ、メンズデーで元々安いけど無料招待を利用しますか?」と聞かれたので構いませんと答え、チケットを受け取って既に予告編が始まっていて暗い館内へと入る...

 物語は40年前のイギリス...って最近何故か私が生まれた頃が舞台の映像を見ますね。 とにかくこの当時、イギリスでは政府が大真面目にロックやポップスに対して規制を掛けていた。 認可した放送局に対してロックやポップスは一日で合計45分以上は流してはいけないと言う今の感覚で言えば異常な法律です。 しかしそれに反抗する音楽好きな人達は政府や行政の認可を受けない無許可の音楽専門ラジオ局を開設して一日中ロックやポップスを掛けまくった。 それを人々は”海賊ラジオ局”と呼んだ。 彼らは政府の規制を逃れるべく北海の洋上に浮かぶ船(中古の漁船を改造した船らしい)に機材やアナログレコード(当時まだCDは無い)を積み込んで海の上からイギリス本土に向けて音楽中心の放送をする。 主人公はその”海賊”達の新しいスタッフと言うか”仲間”として船に乗り込むのだが...と言うお話です。



 大衆が求める、社会が必要としているものを政府や権力者が無理やり禁止したりすれば”ヤミ”や”海賊”が横行するのは当然の事でしょうね。 アメリカの禁酒法だって結局はマフィア密造酒を作って売て儲かり、非合法組織の資金源になったりしましたから... とにかく劇中に登場する無許可ラジオ局の人達は本当の海賊みたいな気質になっているのが面白いです。 船に乗っているスタッフはほぼ全員が男性で、まるで男子校みたいな”男だけの世界”となって話をしているとすぐに”ワイ談”になってしまうのがいかにもと言うか。 年中男ばかりと言うのでは何ですから週に一度は女性(ファン?)たちを船に招いて...と確かに政府が付記が乱れると否定したくなるのも理解出来る気がしますが。

 とにかくロックが好きで”お上”の規制に負けずにみんなに好きなロックを聴いて欲しいのだと言う”海賊ラジオ”のスタッフ達の熱い想いと、狭い船の中で男ばかり毎日顔を突き合わせていて喧嘩もするし、女性を巡ってのトラブルがあったりと色々あるが、強い絆で結ばれている事を見せてくれる熱い物語で、見終わって私まで「ロックンロール!」と言いたくなりました。 不満だったのは上映時間がちょっと長くて2時間半もあった事ですね。 映画の途中でトイレに行く客の姿を何度も見ました...

                       

守れ!ネット著作権 法改正で無許可ダウンロード違法に(産経新聞) - goo ニュース

 確かに違法なダウンロードを野放しにして音楽や映像などが無料で落とされまくっていたらクリエーターやアーティストに金が回らなくなって創作活動が出来なくなりますから何らかの制限は必要になるでしょう。 しかしCDが売れなくなったら困るからとネットでの曲の販売をCDを買うのと変わらない値段で売ったりしては客は買いませんし、テレビ局のビデオ・オン・デマンドだってレンタル屋に行けば旧作を100円とかで見られるサービスをやっています。 そこへレンタル屋の新作並みの料金で古い作品まで見せられたのでは... ネットは流通コストも生産コストも掛かりませんし、それならその分だけでも安くするとかネットならではの売りが無ければ消費者は支持しませんし、その結果として”海賊”が跋扈する事になるのではと私は思いますけど...

                        

 映画を見終わった後、映画館近くの鷹野橋商店街へと行った。 まだ4日だからか、シャッターが閉まっている店が多いのが目に付く。 更にここから東へ歩くと広島大学跡地に着いた。 ここは私がサンフレッチェの”専用劇場”の候補地と考えている場所の一つだが、久しぶりに来て見るとマンションが出来ていて更地の部分はかなり減っている。 この程度の広さとなっては、3万人収容クラスの中型サッカー場を造れるのかどうか微妙なところですね。 私は今後も旧広島市民球場跡地を軸にサッカー場建設を訴えて行きますが、この場所も周囲の商店街を巻き込んでの街作りが出来る可能性も秘めていますね。 以前よりこの場所が狭くなり、サンフレッチェの”専用劇場”を造るのにはちょっと遅かったかも知れませんが...

                        

バンコクに福岡県事務所 新年度「アジア特区」構想(朝日新聞) - goo ニュース

 博多弥生時代から既に海外に開かれた港町として栄えていて、外国の古い書物などにもその名前が残っているそうで、それを再び世界に向けて発信するのも面白いですね。 元々から博多は地理的に近い韓国や中国との交流がありましたけど、”アジア特区”とやらに指定してアジア各国から人を集めて昔みたいに海外との窓口にしたら面白いのではと思いますよ。 戦国時代はアジアだけでなくアジアに進出して来たヨーロッパとの交流が発生しましたが、博多はと並んで日本の国際貿易港として名前が向こうにも伝わっていたみたいですよ、その歴史をもう一度...と言う訳ですね。

                     

 今日の中国新聞にカープの2010年開幕投手は誰かと言う記事があった。 ちょっと前まではルイス投手でほぼ決まりだったのだけど去年の末に突然退団してしまいましたからね。 あれから高橋(建)投手の復帰や、今後も新外国人投手の入団があると思いますが、開幕投手に関してはもう大竹投手か前田(健)投手のどちらかで確実でしょうね。 2人とも”先発完投型”ですし、先発投手のローテーションを中心となって支えてくれるでしょうから。 この2人のどちらかが開幕戦に投げ、続いてもう1人が2戦目に投げるか、もしくは金曜日となる開幕戦にどちらかが投げて翌週火曜日の次の対戦カードの初戦にもう1人が投げる、多分こちらになると思いますけどどうなるのか。 不安ももちろんありますが若いエース候補達が”一本立ち”してくれるかなと言う楽しみももちろんありますね。 2年目でまだ盛り上がりの残っているマツダスタジアムがカープの更なる躍進で熱く燃えて欲しいところです...

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 ...以上です。 ロックンロール!
コメント
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