廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

岐路に立つ社会人野球

2010-01-14 22:22:22 | Weblog
 今は試合が無いので新聞の野球ネタが中心になる。 今日はカープの梵選手が沖縄でのキャンプ地先乗り自主トレに出発する前に年末、古巣の日産自動車野球部で自主トレをして懐かしいグラウンドや当時のチームメイト達と別れを惜しんだとあった。 確かに多くのプロ選手を輩出して来た名門チームだけに惜しいのだが、自動車業界は不況で人員削減をしているだけに野球部に何億円も使うのが難しい状況なのだろう。 同じく今日の毎日新聞にも日産野球部の休部を惜しみ「企業は社会人野球の良さを見直すべきだ、自社の野球部の活躍が社内の一体感を作り出す事も忘れないで欲しい。」みたいな事を書いていましたが”社内の一体感”なんてものは社員を正規と非正規に分けて”分断”している現状では寝言としか言えないと、”非正規”の立場の人間として言わせてもらいます。 件の記事を書かれた記者さんも正社員なのでは? 野球が出来なくなるけど失業する訳では無い正社員の”痛み”は分かるけど、下手をすると住む所さえ無くなる人の”痛み”は...と、もちろん今回の記事の要点とその話は筋が違うとは思いますけど今の社会状況で”社内の一体感”などと言われると皮肉の一つも言いたくなります...

 ジャイアンツがマリーンズと共同で育成選手を出し合って『シリウス』と言う合同チームを作ってこれまで奇数だったイースタン・リーグのチーム数を再び偶数に戻して試合数の確保に繋げ、育成にも効果を挙げているが、今後はそれに他の球団の育成選手も加えて社会人野球の公式戦にも参加させる意向で社会人野球側とも交渉しているらしい。 こう言う動きもあるし、先程の記事によると衰退している社会人野球でも警察が野球チームを作って参加して来るなど新しい動きは色々あります。 もう昔と全く同じ世界には戻れないのですし、日本各地に誕生してそれぞれの”個性”も見え始めている野球独立リーグとの連携も模索しながら新しいアマチュア野球の世界を手探りで時間を掛けてでも作って行くしかないのではと私は思います...

                                     

11月アジア大会日本代表監督に高田監督が有力(スポーツニッポン) - goo ニュース

 そのアジア大会が11月にあるとして、野球の代表チームの準備はいつから始めるのでしょうか? 一方でプロ野球の日程はアジアシリーズまで勝ち進めば11月始めまであるのだと思いますけど、まさかスワローズはそこまでは行けないと今から決め付けているのでは。 確かに今のジャイアンツは史上最強とも言える強さですけど、だからと言って勝てないと決め付ける訳にはいかないと思いますが... まあ若手中心の代表チームを率いる指揮官としての能力と言う面では適任だと思いますが。 高田監督の契約は今季までとなっているはずですが、契約更新の場合はポストシーズンに進めなくても秋季キャンプとかの仕事があるのですから、その辺の兼ね合いも考えて人選や準備を進めてもらいたいところです...

                               

メイサ ペネロペ、ビヨンセと並ぶ“世界の顔”に(スポーツニッポン) - goo ニュース

 今週もいつものレンタル屋に行ったら黒木メイサさんの主演映画が105円で借りられる旧作に降りていましたけど残念ながらレンタル中で借りられませんでした。 来週行ってみて空いていたら借りてブログのネタにさせてもらいましょう。 それはいいとして世界中でビジネスをやっている化粧品メーカーと広告契約なんて凄いですね。 海外でも広告モデルとして露出すればそれを見た他の企業や映画人などの目に留まって新しい仕事も舞い込むかも。 是非ともこのチャンスを生かして大きく世界へ羽ばたいてもらいたいところです。 私も”日本の女性は、美しい”と思っている一人ですから世界を舞台に活躍したいと言う”志”を持つ女優さんにはもっと出て来てもらいたいですし、事務所もやる気のあるタレントさんには普段から英会話を習わせておくとかして準備しておくべきだと思います...



 昨日のスポーツ新聞には新任の大野豊投手コーチが社会人野球から入った新人左腕の川口投手に”即戦力”の期待をしていると言う記事がありましたね。 私も去年のカープにずっと居なかった左の中継ぎ投手として期待しているのですけど大野コーチの言われる通り、ベテランの高橋(建)投手を始め大島投手や相澤投手など中継ぎ左腕候補の投手だけでも何人か居りますので彼らとの競争に勝ってポジションを掴んでもらいたいところです。 大学から社会人を経て入団の24歳ですし、育成と言うよりは即戦力の位置付けで獲得したのでしょうし。 カープで”川口投手”と言えばかつて大野コーチと並んで左腕エースとして活躍した川口和久氏を思い出しますね。 高卒と大卒の違いこそあれ彼も社会人野球で育っていますし、昔そのままの形で続けるのは無理でも時代に合った形で社会人野球が続いてくれればいいなと思っています...

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 ...以上です。
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