廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

広島の顔

2010-01-18 22:22:22 | Weblog
 今日は広島城の特別展示を見るのと、福屋八丁堀本店でやっているイタリア物産展を目当てに久しぶりに広島の街まで出掛けた。 私はいつも通りJRに乗って横川駅に行き、そこで下車してゴッドバーガー竹田衣料品店の前を通り抜けて太田川沿いの道を通って市内中心部へと向かう。 広島城では『日清戦争と広島城』だったか、かつて日清戦争の時に広島城内に大本営が置かれ、政府機能が臨時に広島に移転した事があったそうで、去年の末にドラマ『坂の上の雲』があったのでなかなかタイムリーな企画です。 展示ではその大本営跡がその後どうなったのか? もちろん原子爆弾で破壊されたのですが、それまではどうだったのかを紹介していて興味深かったです。 現在のこの展示は今月で終わり、来月からの2ヶ月間は戦国・江戸時代の広島城下町の暮らしがテーマの特別展示がされるらしいです。 プロ野球の開幕前にまた来て甲冑姿の写真でも撮りたいですね...

                            

 特別展示を見終わった後、私は天守閣最上階の展望室に出た。 妙に暗いと思ったら外に出る扉が閉まっているのだ。 先週から広島も寒かったので寒風が建物に入らない様に閉めたのだろうが、開けるのは手動だが自動で閉まる半自動になっている。 広島市も変な所に金を掛けているな... いつもの様に天守閣から広島の街を眺めて戦略を練っていたのだが、南側に見える旧広島市民球場が無性に気になって久しぶりに行ってみようと思い立ち、自販機で買ったココアを飲み終えたところでお城を出て旧市民球場へと向かった。 ここは3月一杯で一般利用・公開を終了し、閉鎖されるらしいな...

                            

 ...旧市民球場前に着いた。 ちなみに現在、”広島市民球場”とはマツダスタジアムの事を指しており、この球場の外壁に付いていた”広島市民球場”と書かれたプレートは取り外されてしまって久しい。 まだ内野席だけ公開されていて入る事が出来る。 私は入り口で警備員に声を掛けてからアンケート(どこから来た? 人数は?)に記入をして中に入る。 建物内では今も広島平和祈念公園に捧げられた折鶴が展示されている。 これを見ていると子供たちの平和な世界への願いが伝わって来ます。 何度も書きますが、この球場の跡地をサンフレッチェの”専用劇場”にして、この折鶴展示施設もそのスタジアム内に造れば敵サポーターも試合の前や試合後にそこに立ち寄ってくれて平和への願いがより一層伝わると思うのですが...

                   

 折鶴を見た後、私は内野席へと入ってみた。 今日はグラウンドを使っている人も居ないみたいで静かだった。 今日はここをサッカー場に改造する事を考えて見直してみようとやって来たのだ。 私はまず南側になる三塁側内野席に行って上まで登って見た。 スタンド最上段の通路から見ると、南側には道路を挟んで原爆ドームが見える。 ここから北側を見るとグラウンドがあり、外野席とスコアボードが遠くに見える。 もちろん野球場だから丸いフィールドが見えているのだけど、想像力を働かせて見ればサッカーのピッチを思い浮かべる事は出来る。 ここをサッカー場にと言う意見の人の中でも意見は分かれていますが、私は東西に伸びる形にピッチを配置するのがベストだと思います。 東側バックスタンドにはアウェー応援席を設置、西側のバックスタンドがホーム側の応援席として、人数の多いホーム側は2階席や3階席まで造って高くすればカープ時代にも悩まされた西日避けの役目も果たせる。 そして南側と北側にメインスタンドを設置、メインスタンドはマツダスタジアムみたいに個性的な座席を多数設置して入場料収入の増加に繋げる。 一方で安いサポーター席は市民球場時代の質の良い椅子を捨てずに取って置いて再利用して建設費を少しでも浮かせる...と。

                           

 東京の再開発では明治時代や大正時代から残る由緒あるビルを形だけでも残そうと、古いビルの外壁部分だけ残して内部、そして上層部に建て増しする様な形で新ビルを建てています。 この旧市民球場も取り壊して公園にするのが本当に良い活用法なのでしょうか? 私が生まれた時から市民球場はあって原爆ドームと一緒に広島市内を代表する風景になっています。 東側の内野席の一部だけ残して保存しましたなどと言い訳するより、私は旧市民球場の内野席東側と南側の外壁全体を残してサッカー場の”顔”として再利用するべきだと思っています。 市民にとって慣れ親しんだ”広島の顔”をぶっ壊す権利が市長さんや役人さんにあると言うのでしょうか? 鞆の浦の埋め立て論争とも重なりますが、一度決めた事は意地でも実行するなどと言う様な愚かな事はせず、冷静になって何がベストな方法なのかを考えるべきではないでしょうか...

                   

 帰る前にチェックしておきたかった事がもう一つありました。 私は今度は東側の内野席に行って一番上の通路に上がって見た。 東隣は広島バスセンターでバスがひっきりなしに出入りしている。 球場側から見るとあまり人気の無いバスのプラットホームが見えた。(左の写真) 気になるので球場を出てバスセンター(広島そごうの3階)に行ってみると球場側から見えたあのプラットホームは降車専用らしく、それで人気が少なかった様だ。 ここから営業時間内ならそごうデパートの中にも行けるし、狭い通路を通ってバスセンターの切符売り場とバス乗り場にも行けた。(右の写真はバスセンターのホームから見たスタジアム) 前にも書きましたが新サッカースタジアムから伸びるスローブみたいな直通通路を造ればスタジアムへの出入りもしやすいし、不況で売り上げ減に苦しむデパート側から見てもサッカーの試合が集客に繋がって助かるのでは...

                        

「変革」を余儀無くされた小売業界 生き残れるのは誰だ!?(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

 デパートも厳しいですね、収益の柱である高級品は売れませんし。 商品の価値がどうのと言う問題では無く、買いたくても金が無くて”無い袖は振れない”のが今の消費者の状況ですから。 安売りの店とかを入れるのもどうかと思いますけど高い物を揃えても買えないですからね。 今日、私はイタリア物産展に行って生ハムを買ってちょっと散財してしまいましたが、これ以上は使えないので他の階には寄らないで帰りました。 そもそも私には円の無い商品ばかりだと思い込んでいますし。 だから地下食料品売り場にしか行っていません。 でもデパートの食料品は高級品一辺倒ではありませんし、衣料品売り場も”敷居”を低くする事は意味があるかも。 ただデパートは今後も厳しいと思いますし、思い切って店は減らして大都市に集中・再編し、デパートのブランドと品揃えを生かしたネット通販事業を収益の柱としてはどうかと思っていますが...

                                     

 サンフレッチェは宮崎に移動してキャンプを始めたらしい。 今年はACLがあって開幕が早いから調整もその分前倒しにしているそうです。 故障者の回復とかが順調に進むかも分かりませんけどいい調子で準備して1ヶ月ちょっと先の開幕に備えてもらいたいです...

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 ...以上です。
コメント
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