気軽にでっちゃん

誰にでも立ち寄って欲しいので「気軽に」とつけました。でっちゃんと呼んでください。。。

 ●白ワイン キャラフェで

2007-09-15 22:01:00 | weblog
1時に赤坂ANAホテルで待ち合わせ。フロントのあるロビーをうろうろするとやってきました。二人の昔の仲間。握手をして、おとなりのアークヒルズに向い、ランチの場所を探しました。オープンテラスのオーバカナルの店内に入りました。三人で会うのは10ヶ月ぶり。元上司はハワイに家を買ったそうです。日系アメリカ人の彼も54歳、16年前にであったときは今の僕と同じ年頃。振り返るとすごいな、今の僕と同じとしでヘッドになってゴージャスなマンションに住んでいたんだから。先輩は僕より3歳年上。めでたく二度目の結婚を3月に控えています。インターナショナルなこの人たちとの会話は僕にとっては楽しい時間であり、全然知らないことを聞ける貴重な機会です。

ランチメニューを選ぶと、元上司が「ワインをキャラフェで。」と注文。キャラフェって何だったけ?とみんなに聞くとうんちくを説明してくれました。細長いボトルに入ったワインを注いでもらいました。これがいけるいけるいいお味でした。話もはずむと、「もう二つキャラフェお願いします。」とワインが進みました。しかし次に来た二回分のキャラフェは、デキャンタに入れられていました。結局、キャラフェの意味がわからないままでした。

元上司の娘さんはいよいよ結婚するとのことで、フィアンセから娘さんにプロポーズするための許可を事前にお願いされたとのことでした。式は来年の11月とのことで、僕はまだまだ先のことだからビックリしたのですが、先輩からアメリカではいろいろこのイベントのために準備することを説明受けました。さらにコーディネーターがいろいろ準備してくれるとのことですが、手数料は何十万円にもなるとのことでした。二回目の結婚をめでたく控える先輩はオーストラリアで式をあげるとのことでした。レイジー・スーザンにお願いしたとのこと。ここで元上司はレイジー・スーザンのことを知っておらず、英語の綴りと意味についてが話題となりました。

怠け者のスーザンという意味であれば、お客さんが何もせずにそこに行けばすべてなんでもそろうという意味なのかな、との結論になりました。ちなみに中華料理の円卓のことをレイジー・スーザンと言うそうです。ロサンゼルス生まれの元上司は昔はどこの家でも丸いテーブルがあって真中がくるくる回る洋式になっていて胡椒、塩、醤油、その他をテーブルを囲んだ人が簡単にとれるようにしていたとのことでした。そのテーブルをレイジースーザンと呼ぶらしいのです。ひとつ勉強になりました。

たまたまハワイへ郵送してあげようとDVDのプレゼントの件をeメールしたら来日中だった彼。向こうも電話しようとしていたところだったようです。そのDVDをプレゼントだと僕が取り出すと、これから仕事に行く先輩がパソコンを取り出して再生してくれました。DVDタイムボカンをセットして、オーバカナルで15年前に三人でトリップしました。懐かしい光景に時間のたったことを感じました。

一年に一度か、ニ度の再会。来年も楽しみにしています。

 ●涙もろい僕

2007-09-15 01:23:43 | weblog
先日の世界陸上のマラソンを途中から見ていたのですが、35キロ過ぎのデッドヒートに涙が出てきそうでした。頑張れ土佐選手。。。!!!

リオデジャネイロでは世界柔道が開催されていますが、自宅最寄駅のおすし屋さんで夕食中に、テレビ報道されていました。井上康生、復活ならず。100キロ超級で敗れてしまいました。鈴木選手、判定に敗れた。猛抗議及ばず。斎藤さんが抗議するシーンがテレビのスクリーンに映し出された。先日には山下さんが世界の柔道連盟の理事から外れてしまいました。国技とはいえ柔道は日本だけのものではありません。世界中の人たちのスポーツです。一方、日本人にとっての柔道は単なるスポーツというわけではありません。精神性が重んじられるものです。どこかで自分達のものと思えていたものが自分達だけのものではなくなっていくとき。自分達がそのなかで優位であれば、広がることを積極的に肯定できるものです。しかし次第に本来の精神性からは乖離し、新しく体験している人たちの考え方に標準化されていくとき、そのルールや判定に負けてしまったときに、大きな自信喪失と周りとの距離、そして自閉的な意識に埋没しそうになります。

古株が片身の狭くなる今の会社と同じです。しかしやはり何が必要なのかわかるはずです。自分の空に閉じこまらず、常に謙虚な姿勢で、かつ振れない意見と、受け入れる気持ちの両方を持ちながら、ひたすら練習にはげむ。大きく長い目でものごとを見渡しながら、そしてまず一つ一つのことを積み重ねていくことが必要だと思います。

世界の柔道という中で伝統の精神を貫くわが柔道を応援したいです。それは自分を励ますことそのものです。