●帰りの新幹線のなかからです

いま父に会いに病院まで行ったそのあと、新幹線に乗り東京へ戻る車中です。

やはり実際にあいにくというのは大切だと思いました。正直、父の容体についてはそれほど心配はしていないのですが、なによりも会いに行くことが大切で、父もそれを嬉しいと思ってくれると思い、行ったのでした。東京生活で二度、入院したことがあります。ちょっとした形成外科の手術ともうひとつはちょっと恥ずかしいので今まで書いたこともない手術なのですが（今後、記すかもしれませんが）、一人で病院で誰一人も訪ねてくれることもなく過ごしたときは淋しい気持ちでした。

母と電車を待っていると、弟が姪を連れてきて急きょ、姪も一緒に父を訪れたのでした。父の部屋を見つけると、姪が「お祖父ちゃあん」と声を出して最初に入っていきました。父はうれしくて思わず、二滴ほどちょっと涙がこぼれたみたいです。うれしそうにしていました。父は。


何事もまず現場に行かないといけないとつくづく思いました。

お金はかかりますが、ゴールデンウイークも少しだけ帰省することに決めました。