ミッションフリーのウィークエンド、天気も良さそうだしここは釣りに行く一手でしょう。
あんな釣りもこんな釣りも行きたいのだけど、先週のイシモチが包丁パワーを使う釣りだったので、今回はあまり数が釣れるのは避けたい。
釣況チェックするとこのところアマダイのでかいのが釣れてる。45cmオーバーの大アマを一本あげて、それで酒蒸し作ってSteamrock fever しましょう、そうしましょう。
と、やってきたのは佐島の志平丸。
PureAnglersにも協力してくれている船宿さんですよ、今年も6月11日にLT五目教室でお世話になります。
釣りものの多い船宿さんで朝は活気があります。
現在の釣りものはアマダイの他、マルイカ、イワシメバル、カワハギ。
この時期ならイワシメバルをやりたいところなんですが、今年はどうもこの界隈のメバルは調子悪そう。
ビューティフル朝焼け。いい凪になりそうです。
普段は護岸からの出船が多いのですが、砂浜からの出船もたまには良いものです。
船は沖につないであって、艀(はしけ)で渡ります。
気分はカロンの渡し守、ウルリッヒ・ロートもびっくり。
一度も使わないままディスコンになったプレイズ1000のデビューです。
白のボディと黒のギアハウス、赤いスプールの配色は気にいってます。
竿はブリジットバルドーのM200、素直な悪女といった調子です。
まずは三戸輪沖の浅場で様子をみるも、潮がぜんぜんいかないので一路城ヶ島沖へ。
スッと誘いをかけたところで食ってきたのはムシガレイ。
起喜来ではヒガレイと呼ばれ、専門に狙う船もある美味しいカレイです、これは嬉しい外道。
しかしその後はキダイの猛攻に^^;
キダイも25cmくらいあればいいのだけど、細かいのばっかり。
誘うとすぐにキダイが来るので、自然の力を利用した釣法へとシフト。
やっとアマダイのアタリがあるけど、型が細かい、ロリータサイズ、、、
それでも、いつでかいのが食ってくるかはわかりません、集中を切らさないように釣り続けるも、かかってくるのは外道とロリアマばかり。
そうこうしているうちにお昼すぎ。
コツンとトラギスみたいなアタリに竿を立てるとズドン!
そこでバタバタ暴れます、しかも重い。
やったね、やっとでかいアマダイ食ったね、と心の中で快哉を叫びましたよ。
慎重に浮かせて、おとなしくなったところで電動オン。
しかし、、なんか違う、、アマダイの引きじゃない、、、
文句あんのか?コラ、と上がってきたのは40cm近い赤井沙紀さん、、、
ピンクとイエローの原色カラーリングは男の子です。
そして船中大アマダイはでないまま沖上がりが近づいて、今日はこれでしまいかと思い始めた頃、トモでタモが入って、51cmの大アマがドスン!
いるんですよね、大アマダイ、私には振り向いてくれませんでしたが。
ところで、この日は小突いて釣ってる人を何人かみたけど、最近そういう釣り方が流行ってるんですかね?
と、思いつつ、家に戻ってなにげに発売中のつり丸を読んでたらまっちゃんがアマダイの小突きの誘いを解説してました。今度やってみよ。
そんなこんなで沖あがりとなりました。
朝はちょっとナライが強かったけど、昼にはべた凪、平和な海です。
キダイがわらわら。
プリンセス&沖タイガー。
ロリータアマダイ。
わたしってきれい?という顔したアカイサキさん(♂)。
先週に続いて、包丁マシン1号になって捌きまくりましたよ。
次回こそ包丁が楽な釣りに行こう。
[佐島港 志平丸]
http://www.shiheimaru.com/
p.s.
コメントで間違いを指摘してもらい、再確認をしたのはこちらの図鑑。
30cm以下までは♀だけど、大きくなると♂になって派手派手になる。クロダイと一緒と覚えよう^^;
ありゃー、はなから逆に覚えてたか?それともどっかで♂♀が頭の中で入れ替わったか、、、?
ご指摘ありがとさんです。
本文修正して、最後に覚書を追記しておきました。
私の魚判別の拠所は、1993年に石川皓章さんが書いた釣魚図鑑です(^^)