今日は、大安のせいか朝7時からと9時からの2件の結婚式の「出前きつけ」の仕事がありました。残念なことに1件目は写真を撮る時間がありませんでした。2件目はすっかり写真を撮る事を忘れていました。
今日はバタバタしそうだったので、着付がやり易い様に紬の着物にしました。本当は谷先生と一緒に伺う予定でしたが、谷先生は先週の木曜日から風邪で調子が悪く、嶋岡先生にお願いして1件目だけ無理を言ってお手伝いしていただきました。
朝7時は、大阪狭山市のWさんです。新聞折込のチラシを見て申込を頂きました。
奥様の留袖とお嬢さまの振袖を着付させて頂きました。
お母様が以前着付を習っていたときのウエスト用ファンデーションとゴムの伊達締めに金具が付いた小物をお持ちだったので、出来ればそれでお着付しようと試みました。
しかし、着物ファンデーションもゴムの伊達締めも今の分と違い調節できないタイプだったので、襟元がダブってしまい、紐とコーリンベルトで行いました。(比翼地がとても地厚で織り難かったのでコーリンベルトで止めました)
お嬢さまが着られたお振袖は(総柄でとても可愛い赤の綸子です)お母様のもので上のお嬢さまも着られたそうです。やっぱり着物って良いなあと思いました。洋服では考えられないですから・・・(私も娘用に若いときの着物を仕立て直しています。)
2件目は地元堺市美原区のTさんです。今年の成人式でお嬢さまのお着付をさせて頂きました。今日は、中ノ島のロイヤルホテルでの挙式に参列されるそうです。
落ち着いた柄の留袖に綴れの袋帯でした。綴れの帯は一旦締まると緩まないのですが、締まり難くいので、思わず ところが今日は 珍しく簡単に締まりました。前の柄と後ろの柄も思ったところが出たので、写真を忘れたのが残念です。
※綴れ帯(ここをクリック)は手間がかかり高価なものなので通常かがり帯が多く、袋帯は珍しいです。ですから今まで結ばせていただいたのは5件ぐらいです。結ばれる方も良くご存知で、締めにくいでしょと言われます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます