なんでもやる課 (PART 1)
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日付: Wed, 26 Aug 2009 22:23:59 +0900 (JST)
(バンクーバー時間: 8月26日 午前6時23分)
差出人: "domini@yahoo.co.jp"
宛先: "green@infoseek.jp"
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件名:デンマンさんの
「人間の証明」の記事を読みました。
\(*^_^*)/
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昨日 今日と山小屋の苔の様子を見て
がっくり、 ゼニゴケが占領。
いのししが ホジクッテ まくれてるが~
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まくれてるのを 戻して ゼニゴケを取り去って
まだまだ あと 2週間 かかるー
明日も行きたいけど、おじいちゃんの医者があって、
週末はずーっと 山小屋に泊って、ゼニゴケ退治です
自分の子供、そしてゼニゴケ、時間が足りない。
そんなの 誰か お手伝いを~と思っても、
私の思う通りに草取り、しないの!
バカたれ 手伝いなんて。
いらない 草、
残したいコケ、
私しか 分からないの。
なんだか メール来てたね。
デンマンさんの「人間の証明」の記事を読みました。
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私もうるさく感じる、子供を自分から切り離したいっと思う時がある
映画的、現実から違う・・っと思われる。
そこが 生臭い、人間の浅はかさ。
自分の子を殺すなんて、道徳的には許されないけど、
この子をずーっと、生かすには 母親として「申し訳ない」
自分の産んだ子だからこそ、その最後を見取って、っと思う。
峠から袖を振るように、子供を見送る。
見送ってしまう。
母親の後始末ですよ。
ブログであまり 批判しなように。
デンマンさんは自分が批判されると、すぐに
ネットで 言い返す癖
やめた方がイイ。
他人は関係ない
人には 冷たく。 強く。 熱くならず。
血が引く位に・・
いやでしょうー
さあ どんな 返信?
さゆりより
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『お受験と教育ママ (2009年9月8日)』より
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デンマンさん。。。小百合さんの“山の家”にはイノシシが出るのでござ~♪~ますか?
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僕は見たことがないけれど、小百合さんはメールで、そう書いていますからねぇ。まず間違いなく出るのですよう。
じゃあ。。。もしかして、小百合さんは散弾銃でイノシシを撃ってぇ。。。、それで。。。、それで。。。、イノシシの肉をさばいて、シシカバブにして食べるのでござ~♪~ますか?うしししし。。。
卑弥子さん。。。なんだか嬉しそうですねぇ~。。。
だってぇ、イノシシのシシカバブなんて考えただけでもおいしそうではござ~♪~ませんか?
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小百合さんも、こうしてシシカバブを焼いていましたわ。
あのねぇ、小百合さんはイノシシを捕まえて、シシカバブにして食べるほど暇をもてあましていないのですよう。
。。。んで、何で今日は『なんでもやる課』なのでござ~♪~ますか?
だから、小百合さんの山の家でイノシシが出没するとなれば、市役所の「なんでもやる課」に連絡して捕獲してもらわねばならないだろう。。。僕はそう思って調べてみたのですよう。
見つかりました?
ありましたよう。東京新聞には次のような記事がありましたよう。
【どうなった?ニュースその後】
全国に先駆けた『すぐやる課』
(千葉県松戸市)
今はハチの駆除 要望多く
2009年11月10日
「すぐやらなければならないもので、
すぐやり得るものは、すぐにやります」
これは、すぐやる課に掲示された同課のモットーで、課を創設した故松本清市長の理念だ。
松本氏は大手ドラッグストア「マツモトキヨシ」の創業者として知られている。
課の職員は現在、十代目課長の大竹忠重さん(60)ら十二人。
市長直属の課だから、課長の判断で市民の要望に素早く対応できる。
すぐ現場に行けるように執務は作業服。
ストレッチ体操とミーティングで一日が始まる。
さまざまな道具を積んだ二台のトラックを三人一組で走らせ、大竹さんも週三日は現場を回る。
始業を待ちかねたように、問題を抱えた市民から電話が立て続けに入る。
課が設置された一九六九年十月六日も要望が次々と舞い込み、十六件を処理した。
人類が宇宙船「アポロ11号」で初めて月面に着陸した年。
市の人口は六〇年の約八万六千人から六九年は二十三万人超へと急増していた。
先進的な取り組みだと注目され、同じような課が全国三百以上の自治体にできた。
課の発足から二〇〇八年度までの処理件数は、十二万八千百二十四件(一部他課処理を含む)、年間平均で約三千二百件にもなる。大竹さんは「この三~四倍の電話がくる」と話し、要望内容によっては対応を断る。
「冷蔵庫の後ろと下を掃除したいが、重くて動かせない」という要望も。
市のホームページで「なんでもやる課」ではありませんと呼び掛け、個人的な問題や市民間のトラブルには応じていない。
スタートして約二十年間は側溝の補修や清掃、道路の補修など土木関係の要望が多かった。
八〇年代後半からスズメバチなどの巣を駆除する要望が目立ち始める。
九三年度分からは、処理件数の統計で「スズメ蜂(ばち)等駆除」の項目を独立させた。
統計によると、九三年度のハチの駆除は三百五十五件。
二〇〇一年度からは千件台が続き、〇四年度は千四百件を超え、〇六年度、〇七年度は千五百件以上にもなった。
(中略)
すぐやる課四十周年記念イベントの討論会で、川井敏久市長はスズメバチ駆除について「命にかかわる場合もある」と指摘、業務内容を見直す考えを示した。
防護服を着て作業をしてもハチに刺され、職員を異動させることもある。
市長から二年前に見直しの検討を指示された大竹さんは「民間委託や第三セクターによる対応などの考えもあるが、市民に負担が掛かることになる」と話す。
悩ましい問題を抱えながらも「市民に感謝される仕事。
若い職員に一度は経験してもらいたい」と考えている。
(川田栄)
【あのとき】
千葉県松戸市は大規模な公団住宅の整備や宅地開発が進み、東京のベッドタウンとして急激に都市化した。
増え続ける人口に道路や上下水道などの整備が追いつかず、各種のひずみが目立ち始めた。
こうした状況の一九六九年十月、「市民の声に素早く対応し、行政を市民に身近で分かりやすいようにしよう」と全国に先駆け「すぐやる課」が誕生した。
出典:東京新聞(2009年11月10日)
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僕は思い違いしていましたよう。
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何を思い違いしていたのでござ~♪~ますか?
松戸市で立ち上げたユニークな部署が「なんでもやる課」だと思い込んでいたのですよう。でも、調べてみたら、「すぐやる課」だったのですよう。
それは、そうでござ~♪~ますわァ。「なんでもやる課」にしたら、それこそ「目が悪くなってパンツにゴムひもが通せないから、すぐ来て通して欲しい」と言うお年寄りが増えてしまって、収拾がつかなくなってしまいますわよう。うふふふふふ。。。
確かにそうだよねぇ。電話の応対に出て断るだけでも一仕事になってしまう。
。。。んで、デンマンさんのご実家のある行田市にも「すぐやる課」があるのでござ~♪~ますか?
それが無いのですよう。台風18号の影響で僕の実家が雨漏りした。その原因は、隣の落葉樹の大木の落ち葉が屋根の排水口を詰まらせる。その隣の家が空き家で、家主も間借り人も居ない。それで、行田市役所に、すぐに対処して欲しいと思って電話したのですよう。
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■『2年越しの雨漏りの被害』
■『際風18号の被害』
■『台風20号の被害』
これまでの経緯(いきさつ)をかいつまんで話してから、徐(おもむろ)に用件を述べました。
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あのねぇ~、そう言う訳で10月28日に防災安全課の担当者の方が見えたのだけれど、その後、ウンとも、スンとも連絡がないのですよう。
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では、防災安全課の担当者におつなぎしましょうか?
いや。。。ちょっと待ってぇ。。。話はちょっとそれるけれど、僕はバンクーバー市に現在、住んでいて、たまたま帰省のために行田に帰っているのですよ。確か、30年ほど前のことだったかなァ?。。。まだ僕が日本で暮らしているとき、千葉県の方の町で「なんでもやる課」を立ち上げて、評判になったことがあったのですよう。あなたは聞いたことがありますか?
「なんでもやる課」ですか?
そう。。。そう言う課ですよう。
ちょっと聞いたことがございませんが。。。
じゃあねぇ~、市民の要望を聞いて、すぐに何らかの対応をしてくれる。。。そのような課は行田市には無いのォ~?
私の知る限り、そのような課は行田市役所にはございません。
とにかく、防災安全課の対応は、のんびりし過ぎていますよう。。。あのねぇ。。。、じゃあ、こういう役目の人は市役所に居ますか?バンクーバー市には、市政を監視するオンブズマンという委員が居るのですよう。あなたは聞いた事がありますか?
オンブマンですか?
いや。。。オンブマンじゃなくて、オンブズマン。
いいえ。。。聞いたことがございません。
オンブズマン
(ombudsman)
オンブズマンは、スウェーデン語では ombudsmanと表記し、その意味は「仲介者、仲裁者」で、いずれの党派にも加担しないで、冷静な判定者の役割を果たす人や委員会のことをいう。
オンブズマン委員会は、複数の人々から成る中立の監視・査定委員会である。
新聞社の報道倫理や消費者の目から見た食品管理といった、中立性や公共性の要求されるテーマを取り扱うことが多い。
スウェーデンから生まれたもので、現地では既に200年以上の伝統と組織作りがなされている。
スウェーデンでは、国王が周囲の諌めも聞かずに他国との戦争に臨んで敗戦の挙句自らも戦死したという場合に、休戦を取りまとめ軍を率いて帰国するという権限が王の宮廷道化師に与えられていた。
このように様々な事由から国家(権力者)による意志決定が難しい事態に陥った時に、政治体制・身分階級の序列に加わらない人がその仲裁・査定を行うものとして、制度化されてきたのがオンブズマン制度である。
世界的にオンブズマンの考え方が普及したのは1970年代である。
今日では、日本国内でも市民レベル・公的レベルの別を問わず、労働基準、行政施策、医療過誤、障害者の権利といった領域でさまざまなオンブズマン活動がなされている。
市民レベルで自主的に始める場合、市民オンブズマンと呼ばれることが多い。
公的レベルでは、国には置かれていないが、地方自治体では1990年に川崎市、東京都中野区で発足し制度が順次導入されつつある。
その役割
オンブツ、もしくはオンブズ(ombuds)というのは、古代ノルウェー語で「全権、全権掌握」の意味で、ある特定のテーマについて公共の場やある組織の中で、一部の人たちが不正な行為に及んでいる場合、特定の人に課されたそれを阻止するという、元々は名誉的な職務のことだった。
この意味で、こうした職務の遂行は、実際のところどちらにも加担しない厳正中立な手法が必要だと考えられた。
ただいろんな人々の思惑も絡んでくるし、また一部には自分たちの利害関心を主張することが出来にくい立場の人たちもあるので、特に子どもや病人、障害者の人たちには格別の配慮がされている。
このような機能を可能にするのが、オンブズマンであり、係争中の案件の圏外にいて、官僚組織的な制約からも完全に自由な立場を委ねられている。
日本の「市民オンブズマン」
日本では、(公的)オンブズマンに対して、市民団体が「いずれの党派にも加担しないで、市民の立場から行政や企業などを監視しよう」という目的で、自ら市民オンブズマンを名乗ることがある。
日本で初めて「市民オンブズマン」を名乗ったのは1980年12月14日に大阪で結成された「市民オンブズマン」である。
以後は全国に渡り存在するようになった。
2008年6月現在、全国市民オンブズマン連絡会議に加盟している市民オンブズマン団体は85団体である。
主に情報公開制度と住民監査請求・住民訴訟を用いて自治体等を追及している。
1995-1996年に全国市民オンブズマン連絡会議が行った「官官接待・カラ出張」追及では、25都道府県で303億8722万円を返還させた(1998年7月調査)。
また、2004年以降に全国市民オンブズマン連絡会議が行った「警察裏金追及」キャンペーンでは、7道県警で1,222,234,259円を返還させた(2007/12/21現在)。
2007年以降、地方議会の政務調査費追及キャンペーンでは延べ34議会で7億9057万1423円の返還勧告を出させている(08/7/3現在)。
なお、公的オンブズマンが日本で初めて出来たのは1990年7月11日に川崎市市民オンブズマン条例を制定した川崎市である。
地方における
市民オンブズマン活動の問題点
ただ、地方によっては必ずしも活動が認知されているわけではない。
これは、首長や行政・地方議会だけではなく、住民そのものの意識の低さもある。
これは、地方議会ではほぼオール与党体制である事と、住民の中にある「お上の言うことには従わねばならない」と言う意識が働き、これがしいては市民オンブズマンの活動が反体制的と思われたり、過激派の隠れ蓑になっていると、市民オンブズマンの存在を煙たがる体制派からレッテルを貼られやすいことから、活動が必ずしも正しく認知がなされない要因になっている。
また、「市民オンブズマン」を名乗ることは自由なので、1人でも名乗って活動する「自称オンブズマン」が増えているという現状もある。
宅八郎は2007年4月22日投票の渋谷区長選挙に『オンブズマン渋谷行革110番』公認で立候補し、落選したが、全国市民オンブズマン連絡会議とも行革110番とも無縁である。
また、「全日本オンブズマンクラブ連合会」という政治団体があるが、全国市民オンブズマン連絡会議とは全く無縁である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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地方自治体では川崎市にオンブズマンが居るのだけれど、行田市にも、そのような立場の人が居ますか?
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聞いたことがございません。そのような役職名は組織図には載っておりません。
行田市行政組織図 (部分)
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『行田市行政組織図』より
でも、それに似たような役職の人が誰か居るでしょう?。。。例えば、会社に居る監査役とか。。。それに似た人。。。要するに、市民が困っているのに、市役所の担当者が何もしていない。もっと、市民のためなるような仕事をした方がいいのじゃないか。つまり、そのような事を僕は監査役のような人に言いたいのですよう。
それでしたら監査委員会がございますが。。。
そう。。。だったら、その委員会につないでくれない?
申し訳ございませんが、市役所とは独立しておりますので、ここでは、おつなぎできないのですけれど。。。
電話番号が違うの?
違います。
だったら、電話番号を教えてよ。。。
『役人とのやり取り (2009年11月30日)』より
(すぐしたのページへ続く)