愛の祈り(PART 1)
Subj:独身時代に戻った気分で
書いてます。
Date: 22/04/2010 6:32:19 AM
Pacific Daylight Saving Time
日本時間:4月22日(木曜日)午後10時32分
From: ********@***.biglobe.ne.jp
To: barclay1720@aol.com
小笠原玲子です。
主人がニューヨークへ出張してから1週間が過ぎました。
結婚して以来1週間も顔を合わせなかったことって初めてなので、なんだか独身時代に戻って一人の時間を取り戻した気分です。
子供が寝付いたあと一人で机に向かっていると、今まで忘れようとしていた“封印された恋”が、なぜか意識の下の方から這い上がってくるのです。
思い出したくないと言う気持ちが強いのに...いいえ、思い出してはいけないと自分に言いきかせてきたからなのか?
夜のしじまに、自分だけ一人になってみると、意識の下に追いやろうとしても、“封印された恋”が墓石をもたげて執拗に出てこようとするのです。
これまで私の胸の内だけにしっかりと密閉していたのに、どうして今になって語ろうとするのでしょうか?
もちろん、主人に話せるような内容ではないのです。
主人がニューヨークに、そして私が東京に残っているということが、私の思いを“封印された恋”に近づけるのかもしれません。
もう二度と思い出さないようにしようと心に誓ったはずなのに...
人間の心なんて本当に脆いものだと思います。
でも、なぜ、他の誰でもなく、デンマンさんに語ろうとしているのでしょうか?
デンマンさんにお会いしたことすらないのに...
思い返せば、私がデンマンさんのブログに惹かれたのは3年前にレンゲさんの手記を読んだのがきっかけでした。
■『不倫の悦びと苦悩』
レンゲさんが妻子のある男性のことを、どうしようもなく好きになってしまったように、実は、私にも同じよな経験があるのです。
でも、私は、それが不倫だとは意識していませんでした。
レンゲさんのように、どうしても我慢できずに、彼にモーションをかけ始めたわけでもありません。
手記を読む限り、レンゲさんは、かなり積極的だったようです。
私の場合、それは穏やかに始まったのでした。
長い時間をかけて、相手の男性と肉体関係を持ちたいという思いも、期待も、意識の上では無かったと思います。
長沢さん(仮名)は私の上司でした。
短大を出て家電メーカーの技術部に配属になり、私は主に図面の管理を担当していたのでした。
長沢さんは技術管理課の係長でした。
私の仕事を直接指導してくれたわけではありませんが、会社のテニス部で一緒だったので、仕事の事はもちろん、個人的なことでも長沢さんに相談に乗ってもらうようになっていたのです。
長沢さんと関係を持つようになったきっかけは、水木洋子さんの場合とよく似ています。
私は韓流ブームにハマッていたわけではありません。
でも、「韓流ブーム」を「テニス」に置き換えると、私と長沢さんの関係は、ちょうど洋子さんと山田さんのような関係になるのです。
■『ボーイフレンドと別れて。。。』
洋子さんと山田さんが「韓流ブーム」にハマッていたように、私と長沢さんはテニスにハマッていたのです。
テニスに関する限り、私の方が積極的だったかもしれません。
日本選手権の試合などがあると、私が誘って一緒に見に行ったものでした。
また、休日なども、長沢さんの都合がつけば会社のテニスコートで一緒にプレーしたものでした。
ある日曜日、プレーしてからベンチに座って長沢さんと別れたボーイフレンドの話をしているうちに思い余って私は泣きだしてしまったのです。
その時アパートまで送ってくれた車の中で長沢さんは私を抱き寄せて慰めてくれたのでした。
その次の週、私は彼を自分のアパートに招いて初めて身を任せたのでした。
洋子さんの場合と似すぎているので、思わず苦笑してしまいました。
ボーイフレンドと付き合っている頃でも、私は性的には充分に女になりきっていなかったのだと思います。また、性的な満足感を得ようとするこだわりもありませんでした。彼と映画に行ったり、アパートで好きな音楽を一緒に聴いたり、お気に入りの喫茶店へ行ったり...
学生時代からの延長のような関係でしたから、それで充分に私は満ち足りていたのです。
でも、考えてみれば、私が性的に積極的になれなかったので、彼は私から離れて行ったようなフシがありました。どちらも、お互いに初体験同士だったので、性的には未熟です。
彼は年上の女性に惹かれて私から離れて行ったようです。
妻子ある長沢さんは、女性の扱いには慣れているようでした。
女は男によって変わると申しますが、確かに別れたボーイフレンドと比べれば、長沢さんは私の扱い方が上手でした。この点、洋子さんの場合とまったく同様です。
私は、別れたボーイフレンドとは味わうことのできなかった官能の歓びを知り、長沢さんによって心が癒される以上に私の身体が彼のことを忘れられなくなってしまったのです。
でも、好事魔多し!と申します。
奥さんが長沢さんの様子に“浮気”を感じ取ったらしくて、白状させられる羽目になったのだそうです。詳しいことは知りませんが、奥さんが人事課長に相談したらしくて、1年もたたないうちに大阪に転勤になりました。
このような事って、背ビレ尾ヒレが付いてウワサが広まるのですよね。
私も会社に居ずらくなって辞めてしまいました。
これに懲りたので、次に勤めた法律事務所では、おとなしく生真面目に勤めました。
小さな事務所でしたので、特に惹かれるような男性も居ませんでした。
30歳になろうとしている頃で、実家の両親がうるさく結婚を勧めるので、仕方なしにお見合いをするようになったのでした。
でも、長沢さんの思い出が強すぎて、お見合いにも熱が入らないのですよね。
そんな時、同じ事務所に勤めていた現在の主人から結婚を前提にして付き合ってくれないかと言われたのです。
考えてみなくても、相手は弁護士でしたので、こんな私でも、お付き合いしたいのであればと。。。
もちろん、長沢さんの事などおくびにも出しませんでした。
それでも、縁があって結ばれたのです。
二人の子宝にも恵まれました。
長沢さんと官能の歓びに浸った青春の日々は、しっかりと封印したのでした。
でも、こうして主人が3週間に渡ってニューヨークに出張と言うことになり、一人パソコンの前にすわって、めれんげさんの熱い詩や短歌を読んでいると、意識の下に追いやろうとした“封印された恋”が墓石をもたげて執拗に出てこようとするのです。
デンマンさんは、こんな私を見て、どう思われるでしょうか?
『秘められた恋 (2010年4月25日)』より
デンマンさん。。。あんさんは、また玲子さんのメールを持ち出してきやはったのねぇ。
あきまへんか?うししししし。。。
あんさんは独身の女よりも人妻に興味がありますのォ~?
わては独身の女にも、人妻にも別にこだわりはあらへんでぇ~。
そやかてぇ、人妻の玲子さんのことをずいぶんと記事で取り上げてますやんかァ。
たまたま、そういうことになってしもうたのや。
そんな事あらへん。。。わたしが取り上げてないと言うことは、あんさんが取り上げていますのやでぇ~、
ちゃうねん。。。わてではないねん。
そやったら、いったい誰が取り上げてるん?
アメ-バ・ブログの読者やないかいな。
そんな事、あんさんかて分からんはずやでぇ~。
それが分かるのやがなァ。
どないして分かりはるのォ~?
次の統計を見れば、めれちゃんにも分かるのや。
これはアメ-バ・ブログのアクセス解析の結果やのォ~?
そうや。4月25日にどのページがどれだけ読まれたかを記録したものやァ。
。。。で、どうしてこの統計が玲子さんを選びはったと、あんさんは言わはるのォ~?
あのなァ~、3番と6番は4月25日の記事『秘められた恋』が読まれていることを記録してるねん。
どうして同じ記事が2つ出てきやはるのォ~?
ケータイマークが付いているのは、ケータイで読まれたと言うことや。つまり、6番の数字は『秘められた恋』がケータイで 7回読まれたと言うことや。
3番はパソコンで読まれた回数を記録してはるのォ~?
そう言うこっちゃ。パソコンで 28回読まれたと言うことや。
でも、その事と玲子さんがどういう関係にあるのォ~?
このページの初めに載せた玲子さんのメールは、実は、『秘められた恋』の冒頭に引用してあるのや。
それをあんさんはコピペシして、この記事の初めに書き出しはったん?
そう言うこっちゃ。うへへへへへ。。。
つまり、玲子さんのメールがよく読まれていると、あんさんは言わはるのォ~?
いや。。。必ずしも玲子さんのメールが読者を惹きつけている訳ではないねん。
他にも読者を惹きつけているものがあると、あんさんは言いたいん?
そうやァ。
それってぇ、なんやのォ~?
めれちゃんが書いた詩やないかいな。読んでみィ~なァ。
小さな赤い花
わたしをあなたの庭に咲く
小さな赤い花にしてください
そして、お水を注ぎながら
何かお話を聞かせてください
わたしは何も言えないけれど
あなたの言葉を聞きながら
いろんなことを思うのです
あなたに愛されるように
いつまでも綺麗に
咲いています
だからわたしのことを
忘れずにいてください
by merange (めれんげ)
2010.02.19 Friday 10:24
『即興の詩 小さな赤い花』より
『秘められた恋』に掲載
(2010年4月25日)
この詩が読者を惹きつけると、あんさんは言わはるのォ~?
そうやァ。
どうして、あんさんは、そないに考えはるのォ~?
まず、上の詩は寂しいのやァ。。。その寂しさが読者の共感を誘うのやがなァ。。。次の部分が特に読者を惹きつけるのやでぇ~。。。
わたしは何も言えないけれど
あなたの言葉を聞きながら
いろんなことを思うのです
めれちゃんは、このように書いているけれど、表現者のめれちゃんは、思うているだけではアカンのやでぇ~。
わたしは、何度も言うてるように気力をみなぎらせるために脱力しているねん。
分かっているがなァ~。でもなァ~、めれちゃんが脱力して詩も短歌も書かへんから、寂しいなあああァ~、と思っているファンはたくさんおるねんでぇ~。
そうですやろか?
めれちゃんが気力をみなぎらせるために脱力しているのは、よう分かるねんけれど、ごっつう消極的になってしもうたやないかいなァ~。
そうでっかァ~。。。
あのなァ~。。。、「まさぢ」さんかてぇ~、ちょっと、めれちゃんが消極過ぎるのではないか?。。。そのようなコメントを書いていたでぇ~。。。
あんさんも、そう思いはるのォ~?
そうやァ。めれちゃんが気力をみなぎらせるために脱力しておるのは分かるねん。でもなァ~、3月10日に詩を書いてから、まったく更新してないねん。だから、めれちゃんのファンかてぇ心配して次のようなコメントを書いてるのやでぇ~。
めれんげさんお久しぶりです。
お元気ですか?
毎日見させて頂いてますが一ヶ月も更新されていないので心配です。
素敵な詩を楽しみに待ってますね。
by よっしー
2010/04/15 10:14 PM
めれんげさんお久しぶりです(^O^)
最近更新がないので、もしかしてこの前の事故で体調が悪いのかな~?
心配です(*_*)
by さとくん
2010/04/29 3:09 PM
『即興の詩 冷たい雨の降る夜は』のコメント欄より
(すぐ下のページへ続く)