愛と性の悦び@東京(PART 1)
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デンマンさん。。。今日もふざけていますわねぇ~?
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やだなあああぁ~。。。 ふざけてませんよう。 かなりマジですよう。
でも。。。、でも。。。、風船を飛ばして、写真をベタベタ貼って遊んでいるではありませんかァ~!
あのねぇ~。。。 遊んでいるわけじゃない。。。 タイトルにふさわしいバックグラウンドを立ち上げたわけですよう。。。
それで、東京のどこかで愛と性の悦びに浸っている女性でもいるのですかァ~?
そうです。。。 ちょっと次のリストを見てください。。。
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■『拡大する』
■『愛と性の悦び』
これはライブドアの僕の『徒然ブログ』の日本時間で8月4日の午後4時21分から5日の午前1時40分までの約9時間の「生ログ」の一部です。。。 赤枠で囲んだ箇所に注目してください。。。
あらっ。。。 8月4日の午後4時21分にGOOGLEで検索して「性の悩み・セクハラ・愛と性」のカテゴリーのページを開いて、その中から『愛と性の悦び』を読んだネット市民がいたのですわねぇ~。。。
そういうことです。。。 実は、東京都新宿区に住んでいる 三津屋 真理さんが読んだのです。。。
またIPアドレスを調べて真理さんが読んだことを突き止めたのですか?
そうです。。。
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つまり、この上の写真の女性が真理さんですかァ~?
そうです。。。 真理さんはモデルのバイトをしながら豊島区目白にある学習院大学の文学部に通っているのですよ。。。
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■『拡大する』
真理さんはボーイフレンドのことで悩んでいるのですか?
そうなのですよ。。。 愛と性の狭間(はざま)で悩んでいるのですよ。。。
それで、GOOGLEで検索して『愛と性の悦び』を読んだのですか?
そういうことです。。。 次のように検索したのです。。。
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■『拡大する』
■『現時点での検索結果』
あらっ。。。 「性の悩み セクハラ 愛」と入れて検索したのですわねぇ~。。。
そうなのですよ。。。 真理さんはマジで愛と性の狭間(はざま)で悩んでいるのです。。。
。。。で、赤枠で囲んだリンクをクリックすると どのようなページが出てくるのですか?
次のページです。。。
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■『拡大する』
■『実際のカテゴリーのページ』
これは「性の悩み・セクハラ・愛と性」のカテゴリーのページですわねぇ~。。。
そうです。。。
このページを見てゆくと『愛と性の悦び』の記事が出てくるのですか?
そうです。。。 次の記事です。。。
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■『拡大する』
■『実際の記事』
。。。で、真理さんは上の記事を読んで救われたのですか?
そうです。。。 実は、真理さんは次の古典のエピソードを読んで救われたのですよ。。。
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後朝(きぬぎぬ)の文
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斎宮(いつきのみや)は親元から、
くれぐれも丁重に
おもてなしをしなさい、
と言われていたものだから、
在原業平(ありわらのなりひら)を
心を込めてもてなしました。
朝には狩の支度を手伝って
業平を送り出し、
夕方戻ってくると、
斎宮はひとつ屋根の下の
“離れ”に彼を迎え入れたのです。
業平は初めて彼女の姿を
目にした時から逢いたいと
思っていたので
二日目の夜、
斎宮に密かに言ったのです。
「お逢いしたい」と。。。
斎宮も逢いたくない
と言えば嘘になる。
でも、とにかく人目が多く
思うに任せない。
業平は正使なので、
“離れ”と言っても、
斎宮の寝所の近くに
床をとっていました。
神に仕える女の身の上を思えば
逢うことなど絶望的でした。
業平はあきらめかけていました。
でも、なかなか寝付かれない。
ふと外に目をやると、
真夜中の朧(おぼろ)な
月明かりのなか、
童女を先に立てて人が立っている。
皆が寝静まるのを待って
やってきた斎宮でした。
業平は信じられないと思いつつも、
丁重に自分の寝所に
女を導いたのです。
それは、長いようで短い、
短いようで長い密会でした。
でも、じっと二人の様子を
見ていた者が居たなら、
およそ2時間ほど二人は
一緒に居たかもしれません。
斎宮は後ろ髪を引かれる
思いがありましたが、
それ以上一緒に居ることは
出来ないと思い帰ってゆきました。
業平にしてみれば、
もっと女を引き止めておきたかった。
まだ満足に語り合ってもいない。
業平は切なさに
一睡もできませんでした。
翌朝、業平の女に対する思いは
募るばかりです。
でも業平の方から
後朝(きぬぎぬ)の文を送るのは
常識はずれというもの。
向こうから何か言ってこないかと
業平が待ち焦がれていると、
空も明るくなってから
歌が届けられました。
君やこし
我や行きけむ
おもほえず
夢か現(うつつ)か
寝てかさめてか
【現代語訳】
あなたが来たのか
私が行ったのか、
夢か現実か寝ていたのか
覚めてたのか
私には何も分からないのです。
業平は女の心の迷いを
感じながらも、
互いに衣を重ねて
共寝した密やかな睦事を
女が夢心地で
受け止めているのを感じて
涙が出るほど
ジーンときたのでした。
業平はさっそく
自分の思いを歌に詠んで
女の元に送り届けたのでした。
かきくらす
心の闇に
まどひにき
夢うつつとは
こよひ定めよ
【現代語訳】
心乱れて私も
よくわからなかった。
夢か現実かは
今夜ご確認なさっては
いかがでしょうか。
業平は、このように
「今夜も逢いたい」と詠み送って、
狩りに出たのでした。
野に出てからも
業平は上の空です。
「今夜こそは
早く皆をやすませて逢おう」
などと思っているのでした。
そこへ、狩の使(業平)が
来ていることを
聞きつけた伊勢守が、
饗応を申し出たのです。
翌朝になれば業平は
伊勢を発たねばなりません。
今夜は何が何でも
斎宮と逢いたい。
でも、伊勢守は
斎宮寮頭という役職も
兼ねているので断りきれない。
結局、業平は斎宮に逢えぬ
辛さを隠したまま、
伊勢守らと酒を酌み
交わすのでした。
夜もしらじら明けそめた頃、
斎宮方から業平のもとへ
盃が差し出されました。
見れば、上の句のみの歌が
書き添えてありました。
かち人の
渡れど濡れぬ
えにしあれば
【現代語訳】
渡っても濡れもしない
浅い江のようなご縁でしたわね。
男は、続き(下の句)を
松明の燃え残りの炭で
書き付けました。
また逢坂の
関は越えなん
【現代語訳】
でも、いつか必ずや
お逢いできましょう。
そのような思いを伝え、
その朝、業平は尾張国へ
旅立っていったのでした。
参考書: 『伊勢物語』(講談社文庫)
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この上の詩を読んで、どういうわけで真理さんは救われたのですか?
あのねぇ~、真理さんは自分が余りにも消極的なのではないか? ボーイフレンドが「身も心も一つになりたいんだよ」と言って真里さんに迫ったのですよう。。。 でもねぇ~、真里さんは、その踏ん切りがつかなかった。。。
要するに、真里さんは、心を許しても身体までは許さなかった、とデンマンさんは言うのですかァ~?
そうです。。。 もしかすると、そういうわけでボーイフレンドは真里さんから離れてしまうのではないだろうか? そういう不安で夜も眠れなかった。。。 それで、ネットで検索して、ボーイフレンドに対してとった自分の行動が 消極過ぎたのだろうか? その答えを探したわけです。。。
。。。で、上の古典のエピソードを読んで救われたのですか?
そうですよう。。。 真里さんのボーイフレンドも同じ文学部で古典に詳しい。。。 だから、真里さんは「伊勢物語の斎宮のような思いです」というメモを翌日、ボーイフレンドに手渡したのですよ。。。
デンマンさんは、どういうわけで、そこまでご存知なのです?
他にも悩みがあるのでレンゲさんに連絡を取りたいけれど、メールアドレスが分からないので、僕に事情を書いてよこしたのです。。。
マジで。。。?
こういう深刻な時に、僕は冗談やデマカセを言いませんよう。。。
信じられませんわァ。。。
あのねぇ~、昔の人は“信じる者は救われる!”と言ったのですよ。。。 だから、レンゲさんも僕の言う事を信じてルンルン気分で幸せになってねぇ~。。。
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(すぐ下のページへ続く)