空飛ぶスパイ(PART 1)
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ケイトー。。。 今日はサイエンスフィクションの話をするわけぇ~?
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いや。。。 SFというよりも、かなり現実的な話ですよう。。。
マジで。。。? 空飛ぶスパイが現実のものになったとでも言うのォ~?
あのねぇ~、バンクーバー市立図書館で借りていた本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのですよ。。。
スパイ・ハエ
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今日、多くのアメリカ人が、テロリズムの解決策は政治ではなくテクノロジーによるものだと信じている。
ナノテクノロジー産業にさらに何百万ドルも与えれば、アメリカは生物工学を利用して作ったスパイ・ハエをアフガニスタンの洞窟やイエメンの砦、北アフリカの野営地のすべてに送り込めると信じているのだ。
もしそうできれば、ウサマ・ビンラディンの後継者たちは、CIAのスパイ・ハエの目をかいくぐって、コーヒー一杯淹れられないだろう。
ラングレーのCIA本部に、この重要な情報は直ちに報告されてしまうだろうから。
また脳の研究にさらに何百万ドルも割り当てれば、どの空港にも超高性能の機能的磁気共鳴画像法(fMRI)スキャナーを設置し、人々の脳内に怒りや憎悪に満ちた考えが浮かんだ瞬間にそれを捉えられるというのだ。
はたして、そこまでうまくいくのか?
それは誰にもわからない。
生体工学で改造したハエや思考を読み取るスキャナーを開発するのは賢明なことなのか?
必ずしもそうとは言えない。
いずれにしても、あなたがこの文章を読んでいる間にも、アメリカの国防総省は何百万ドルもの資金をナノテクノロジーと脳の研究に回して、先述のものをはじめとするさまざまなアイデアに取り組ませている。
(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)
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73ページ 『サピエンス全史 (下)』
著者: ユヴァル・ノア・ハラリ 訳者: 柴田裕之
2017年2月2日 第14刷発行
発行所: 株式会社 河出書房新社
つまり、ナノテクノロジーと生物工学を組み合わせてスパイ・ハエをアメリカが作って戦争に利用しているというのォ~?
まだ実際に使っているわけではないようなのだけれど、その日が来るのは時間の問題らしいのですよ。
マジで。。。?
あのねぇ~、すでに知る人ぞ知っているらしくて、この事実は映画にもなったのですよう。。。
ケイトーはその映画を観たのォ~?
バンクーバー市立図書館でDVDを借りて観ました。。。
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場
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『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』(原題: Eye in the Sky)は、2015年製作のイギリス映画。
ドローンを使用した現代の戦争の実態を描いた軍事サスペンス映画。
ロンドンで、イギリス軍のキャサリン・パウエル大佐は、国防副参謀長のフランク・ベンソン中将のもと、アメリカ軍のドローン、MQ-9 リーパー偵察攻撃機を使い、英米・ケニアによる合同テロリスト捕獲作戦を指揮していた。
合同チームは、上空2万2千フィートを飛んでいるMQ-9 リーパーと現地の偵察用小型ドローンにより、ケニアの首都ナイロビの隠れ家に潜んでいるアル・シャバブのテロリストたちを確認した。
屋内の昆虫型小型ドローンにより、テロリストたちが自爆ベストを着用して犯行予告映像を撮影し、今まさにテロを決行しようとしていることが発覚する。
英米・ケニア合同軍はテロの被害を未然に防ぐべく、捕獲を諦め、テロリストへの攻撃を決定する。
アメリカ合衆国ネバダ州の米軍基地では、ドローン・オペレーター(×パイロット)のスティーブ・ワッツが、パウエル大佐からの指令を受け、ミサイルの発射準備に入る。
だが、発射準備に入ったその時、目標のそばの路上で、隠れ家の隣に住む少女アリアがパンを売る準備を始める。
予期せぬ民間人の巻き添え被害の可能性が生じたため、内閣府ブリーフィングルーム(コブラ)に詰める軍人や政治家たちの間で議論が勃発する。
パウエル大佐は、少女を犠牲にしてでもテロリストを殺害することを主張するが、政務次官・閣外大臣は民間人の犠牲を避けようとし、合意には至らない。
少女を救うため、司令部は彼女の売るパンを買い上げるよう現地工作員に命令を出すが、失敗に終わりアリアはパンを売り続ける。
最終的に、司令部は巻き添え被害による少女の死亡率を50%以下に下げた地点を選んで攻撃することを選択するが、アリアは爆発に巻き込まれて怪我を負い、搬送先の病院で亡くなる。
作戦終了後、政務次官は「恥ずべき作戦だった」となじるが、これに対しベンソン中将は、「戦争の代償を知らないなど軍人に言うな」と言い込める。
出典: 「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この映画には、実際に小型の昆虫スパイロボットが登場するのですよ。。。
ケイトーは6月22日に映画を観てコメントを書き込んだようだけれど、なんて書いたのよ?
次のように書いたのです。。。
【My Comment】
Directed by Gavin Hood in 2015, this British war-against-terrorists drama delves into the ethical challenges of drone warfare.
Some of the advanced technologies depicted are not yet out in the field.
Many are, however, only a few years away from being a reality.
It is NOT fair at all from the viewpoint of the attacked.
After all, there is NO good war; every war is bad.
2015年にギャヴィン・フッド監督によって制作されたこの「テロに対する戦争映画」はドローンを使う戦争が倫理的に適当かどうかという問題を考えさせる映画になっている。
この映画の中で使われている最新鋭の幾つかのテクノロジーは現実にはまだ使われてない。
しかし、多くの技術は数年で実現されるといわれている。
攻撃された側から見れば、こういう戦争はまったく公平ではない。
結局、どんな戦いも聖戦なんてものはない、戦争というのは悪い事に決まっているのだ!
なんだか、昔の修身の教科書のようなことを書いたのねぇ~!?
シルヴィーは戦後生まれで、しかもインドネシアで生まれたのに、日本の戦前の「修身」というのを知ってるんだァ~。。。
これでも小学校の先生をしていたことがあるので、日本の歴史も多少知ってるのよ。。。 で、ケイトーは何が言いたいわけぇ~?。。。
あのねぇ~、戦争は個人的には誰もが嫌うのですよう。。 好(す)き好(この)んで命の危険を冒してまで戦争に行く人間は平和ボケした現在の日本の草食系の若者には一人としていないはずですよう。。。
確かにそうよねぇ~。。。
上の映画に出てくる、爆弾を自分の体に巻きつけて自爆テロを実行する人間だって、聖戦だと信じ込まされ、洗脳されているからこそできることなのですよう。。。
そうかもしれないわねぇ~。。。
でも、戦争したい人間はいるんだよね、自分さえ死ななければ。。。 自分では戦場に行かず、上の映画のようにネバダ州の米軍基地でドローンを操縦してケニアの首都ナイロビの隠れ家にピンポイントで小型ミサイルを打ち込んでテロリストを殺戮する。
こうなると、もう一方的な殺人ゲームよねぇ~。。。
そうなのですよう。。。 すでにアメリカの世紀は終わろうとしている。。。 アメリカのエスタブリッシュメントは、最後の悪あがきで世界の支配権を守ろうとしている。。。 それで、上の本にも書いてあるとおり、あなたがこの文章を読んでいる間にも、アメリカの国防総省は何百万ドルもの資金をナノテクノロジーと脳の研究に回して、先述のものをはじめとするさまざまなアイデアに取り組ませているわけですよ。。。
軍需産業と結びついているアメリカのエスタブリッシュメントの人たちは戦争こそが世界支配の王道だと信じているのねぇ~。。。
そういうことです。。。 だから、軍事力には、アメリカのエスタブリッシュメントは、ことさらに金と人をつぎ込んでいる!。。。
いったい、これからアメリカは どうなってゆくのォ~?
アメリカは必ず、局地的な戦争をどこかで起こすはずです。。。 そのためにCIAが活躍し、ペンタゴンが軍事研究開発を進める。。。 そうでない限り、軍需産業によるアメリカの経済も、多くの軍人を扶養することも、世界支配も破綻してしまう。。。 そのために、アメリカにはホワイトハウス以外に もう一つのシャドウ政府がしっかりと存在している!
そんな事聞いたことがないわァ。。。
アイゼンハワー大統領が1961年に すでに指摘していたことですよう!
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