万夜一夜@ロンドン(PART 1)
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デンマンさん。。。 どういうわけで万夜一夜@ロンドンというタイトルにしたのですか?
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いけませんか?
かまいませんけれど、その理由を訊いているのですわァ~。。。
それを説明するには、まず次のリストを見て欲しいのですよう。。。
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■『拡大する』
■『万夜一夜物語』
これはライブドアの僕の「徒然ブログ」の日本時間で8月16日の午前4時27分から午前11時18分までの約7時間の「生ログ」の一部です。。。 赤枠で囲んだ箇所に注目してください。。。
あらっ。。。 8月16日の午前5時50分に 『万夜一夜物語』を読んだネット市民がいたのですわねぇ~。。。
そうなのです。。。 実は、ロンドンに住んでいる楠木 真里亜(くすのき まりあ)さんが読んだのですよ。。。
デンマンさんは、またIPアドレスを調べて真里亜さんが読んだ事を突き止めたのですか?
そうです。。。
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この写真の女性が楠木 真里亜(くすのき まりあ)さんなのですか?
そうです。。。
デンマンさんの『徒然ブログ』にアクセスする女性は、どういうわけで美人が集まるのですか?
ジューンさんをはじめ、ジュンコさん、めれんげさん、小百合さん、シルヴィーさん。。。 美人が僕の記事に出てくるので、日本語が分かる世界の美人が安心して『徒然ブログ』にアクセスするのですよう。。。 うへへへへへへ。。。
ところで、真里亜さんはロンドンで何をしているのですか?
ロンドン芸術大学のセントラル・セント・マーチンズ・カレッジでファションとデザインの勉強をしているのです。。。
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ロンドン芸術大学
ロンドン芸術大学は、アート、デザイン、ファッション、コミュニケーション、パフォーミング・アーツなど芸術分野を中心とした、英国国立の6 カレッジからなる大学(連合体)。
大学・大学院には、英国に限らず世界100カ国以上の国々から24,000名に上る学生が在籍しており、ヨーロッパ最大規模の芸術系大学・大学院(連合体)のひとつである。
卒業生からは、ロンドン芸術大学名誉教授でもあるジミー・チュー、ジョン・ガリアーノ、アレキサンダー・マックイーン、ステラ・マッカートニー、ジェームズ・ダイソン、テレンス・コンラン、ジャーヴィス・コッカーら、著名アーティストやデザイナー、クリエイターを多く輩出している。
各カレッジ
1) セントラル・セント・マーチンズ (Central Saint Martins)
ロンドン芸術大学の中で、一番規模が大きく、ファッション、アート、デザイン分野で世界を代表する大学のひとつ。
ファイン・アート、セラミック、ファッション、グラフィック、ジュエリーデザイン、プロダクト・デザイン、テキスタイル、シアター等のコースを擁する。
2) ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション (London College of Fashion)
イギリスで唯一のファッション系専門大学。
ファッションの制作のほか、ファッション・ビジネス、マーケティング販売、メディア、プロモーション、ヘアーとメイクアップ、ビューティー・セラピーなど、広くファッション領域のコースを抱えている。
3) チェルシー・カレッジ・オブ・アーツ (Chelsea College of Arts )
芸術大学として世界のなかでも長い歴史を持つ大学で、絵画、彫刻、印刷、メディア、テキスタイル、室内装飾、 インテリア建築、ステンドグラス等を自由な組み合わせで履修することができる。2年間で修了できるデザイン( Textile Design、Interior Design、Public Art & Design)の大学課程を持つ。
4) キャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツ (Camberwell College of Arts)
芸術やデザインの基礎を理論と実践の両面から身に付ける幅広い専門的なコースを持つ。
銀細工、彫刻、陶器、グラフィック、美術史、修復等の学部、大学院コースおよびファンデーションコースを擁する。
5) ロンドン・カレッジ・オブ・コミュニケーション (London College of Communication)
英国のなかでもトップレベルのコミュニケーションや放送、メディアのための設備を整える実践的なメディア・コミュニケーション系の大学。
コースは基礎レベルから大学院レベルまで幅広く、映画、写真、印刷、出版、ジャーナリズム、グラフィック、広告、販売など多彩。
現在まで世界の第一線で活躍する多くのプロを送り出している。
6) ウィンブルドン・カレッジ・オブ・アーツ (Wimbledon College of Arts)
2006年からロンドン芸術大学のカレッジとなる。
ファインアートとシアターの専門家たちの協力を得て世界中から入学する学生達が独自の芸術を育んできたカレッジである。
ファインアート学科は質の高い制作実技や芸術理論などを専門とするプログラムを提供し、シアター学科は舞台芸術に関する学部から大学院課程まである。
出典: 「ロンドン芸術大学」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
でも。。。、でも。。。、どうやって『万夜一夜物語』を探し当てたのですか?
簡単なことですよ。。。 次のようにしてイギリスのGOOGLEを使って検索したのです。。。
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■『現時点での検索結果』
。。。で、ファションとデザインの勉強をしている真里亜さんが、どういうわけで『万夜一夜物語』を読んだのですか?
真里亜さんは学期末レポート(term paper)のために「アラビアンナイトの美学(Aesthetics of Arabian Nights)」というテーマを選んだのですよ。。。
その学期末レポートに参考になるようなことが『万夜一夜物語』に書いてあるのですか?
書いてあるのです。。。 読んでみてください。。。
美容と入浴と
アラビアン・ナイト
(千夜一夜物語)
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知ってますか?
古来より人は脱毛、入浴、化粧を非常に大切なものと考えていました。
アラビアン・ナイトには、人々が浴場に入って身体を洗い、
体毛を剃り、精神を安定させる話があります。
彼らは温められた大理石の上にクッションを置いて横になり、
毛抜師が石灰状のもので体を擦って、ムダ毛を取りました。
そしてその後ハーブ入りのオリーブオイルで、体を磨き上げたのです。
これは現在でいう垢すりのようなものです。
実際、彼らは麻を叩いて柔らかくした布で、
指先や足先から体の中心に向かって、擦りあげていきました。
そもそもコーランの教えに「体毛は不潔なものであり、体から取り除くこと」というのがあります。
そういうわけで男も女も体中のムダ毛を取っていたのです。
そのあとで薔薇水を飲み、体の内側から臭いを消したのです。
また女性の場合は小袋に入れたじゃこう(麝香)を陰部に差し入れ、
体臭を消していたそうです。
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アラビアン・ナイトに出てくる第五代教王ハルン・アル・ラシッドは400人の寵姫を囲い繁栄を極めました。
その頃の教王は三大陸にまたがる広大な土地を持ち、今のバグダットからナイル河に至るまでがその領土でした。
彼は入浴をこよなく愛し、常に香料を神聖なものとしてインドから輸入していました。
他にもアラビアン・ナイトは、「アリババと40人の盗賊」や「シンドバッドの冒険」、「ヤムリカ姫」、「海のザクロ姫」などの興味深い話に満ちています。
しかし、生活の基本は一般の人から教王に至るまで、浴場で体を磨き上げることだったことが、どの物語にも書かれています。
ところで、当時ヨーロッパ人はほとんど体を洗わない生活をしていました。
フランスで香水がはやったのも、風呂にほとんど入らなかったので、香水で匂いを消すためだったというのもうなづける話です。
つまり、当時中近東に住んでいた人たちは世界でも類まれな清潔を好む人たちだったのです。
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日本人もけっこう風呂好きですよね。
では、日本人の入浴の習慣はいつ頃から始まったのでしょうか?
多雨多湿な日本の気候風土が入浴と大きく関係しているのでしょうか。
それとも「湯水のごとく」という言葉があるように、
豊かな水に恵まれていたことと関係があるのでしょうか?
寒い冬、たっぷりと湯を張った風呂に肩までつかれば、冷え切った体は芯から温まります。
日本人の約8割は、毎日風呂に入るといわれていますが、こうした習慣ができたのは、
実は一般家庭に風呂が普及し始めた40~50年くらい前からです。
ちょっと、驚きでしょう?
また、風呂といえば湯を張った浴槽を連想しますが、風呂とはもともと蒸し風呂のことでした。
古事記や日本書紀には、水の中へ入り体を清める「みそぎ」の場面がしばしば登場します。
体の汚れとともに、心の穢も洗い清めるという意味がありました。
もちろん、それ以前から水の中で体を洗うという行為は、縄文人や弥生人も行っていたことでしょう。
こうした行為が入浴の起源といえるのかもしれません。
しかし、入浴とはたんに水で体を清潔にすることではありません。
入浴は湯を使うことが前提です。
当然、火と湯を沸かす道具が必要となってきます。
都市部において井戸がかなり自由に使えるようになったのは、江戸時代になってからのことです。
でも、庶民が毎日入浴できるほどには水が豊富にはなかったのです。
例えば、埼玉県で江戸時代になってから新田開発された地域では「芝行水」という風習がありました。
水が乏しいため、干した芝で体を拭いて垢や汗をぬぐいとったというのです。
風呂を沸かす燃料についても同じです。
農村ならば里山などから柴を刈ってくることもできるでしょうが、
毎日、風呂を沸かすほど大量の柴を取ってくることはできません。
さらに、浴槽を作るのにもかなりの技術と費用がかかり、
江戸の庶民が自宅に浴槽をもつことはとても無理な話でした。
実際には、日本人は風呂好きどころか、現代人ほどには入浴の習慣はなかったのです。
つまり、風呂好きだと思われている日本人も、
風呂に毎日入るようになったのは歴史的に見れば、ごく最近の事だったんですね。
そういうわけで、アラビアン・ナイトの時代に遡(さかのぼ)れば、
日本人もアラブ人の清潔好きには及ばなかったという事です。
日本人の平均寿命が世界一になった理由として、医学の進歩がまず言われますが、
中には、日本人の入浴の習慣もそのひとつではないかと考えている人もいるほどです。
考えてみれば納得がゆきますよ。
なぜなら、風呂に入る事で清潔が保てるし、
風呂に入る事でリラックスできてストレスが発散できます。
最近の研究では、ストレスが原因で発病する病気がかなりあるということが分かってきました。
例えば、胃がんなどはその良い例ですよね。
そういうことを考えながら、今夜もゆっくりと入浴して疲れとストレスをとってくださいね。
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『万夜一夜物語』より
(2015年4月21日)
つまり、真里亜さんは上の記事で参考になる部分を選んで英語でレポートを書くことにしたのですか?
そういうことです。。。
デンマンさんは、どういうわけで そこまでの事を知っているのですか?
だってぇ、真里亜さんがメールをくれたのですよう。。。
つまり、「参考になりました。 ありがとうございます」というメールをデンマンさんに出したのですか?
そうです。。。
その程度のことで、わざわざメールを出しませんわァ~。。。
あのねぇ~、真里亜さんには、いくつか他にも疑問の点があったのです。。。 だから、その疑問も含めてメールを書く気になったわけです。。。 ジューンさんは信じられないのですか?
信じられません。。。
信じられないなら、真里亜さんにジューンさんのメールアドレスを伝えますから、直接メールをだして確かめてください。。。
デンマンさん! それだけは止めてください。。。 わたしはメールのストーカー行為を受けて困っているのですから。。。 これ以上、私のメールアドレスを他人にあげないでください。。。 お願いします。。。
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(すぐ下のページへ続く)