障害者手帳の等級が1級になった。

　３週間前に眼科にいって、光覚弁ですと言われた私デスペア。網膜色素変性症な私。徐々に視野がせばまり、視力もおちてきた。とうとう左目は光を感じない程度（ただ強い光だと感じる）、右目は光がわかる程度の光覚弁という状態。

　この状態なら、視野障害２級、視力障害２級であわせて障害医者手帳１級になるんじゃないかとおもって、診断書をかいてもらって、今日できあがったのを見てみると、案の定１級相当とのこと。

　さっそく役所にいって手帳の等級変更を申請する。手帳が２級が１級になっても、税金控除とか、障害者医療とか、日常生活用具とかかわらない。特に２級から１級にするメリットはないと思っていた私。

　ただ会社の福利厚生で障害見舞金というのがあって、等級があがれば10万円もらえると知った私。それじゃということで障害者手帳を１級にしよう。

　この臨時収入で、宮本佳林のJuice=Juiceの初海外ライブ＠台北の旅行代金のたしにしようと思う。ガイドヘルパーさんの旅行代、それとガイドヘルパーさんの利用料で、１人でいけば5万円で台湾にいってかえってこれるところ、余分に10万円かかるからね。

　障害に起因する出費なので、それは障害見舞金をつかわせてもらおう。

　とうとう私も１級になったか。2004年にはじめて障害者手帳をとってそのころは4級、2008年に2級になって、そして2015年に1級。はやいのかおそいのか、まぁ音声パソコンとか、点字とか視覚障害者当事者団体とか、いろいろ準備できるほどの時間の余裕はあったのでよかったかな。いきなり目が覚めて目が見えなくなってっしまっているとその状況をうけいれるのに時間がかかるし、精神的にもSHOCK!がおおきいとおもう。

　昔は網膜色素変性症の人がテレビにでていたら、こわくてすぐにテレビを消していたけど、いまはそんなきもちにはならない。人間ってかわるっていうか適応力があるんだね。