獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

Juice=Juice段原瑠々17歳バースデーイベント@名古屋ミッドランドスクエアシネマ2 に行った。

2018-05-22 22:27:16 | コンサート舞台
ピアノアカペラ渡良瀬橋

 毎週火曜日は、名古屋の名古屋駅前近くのシンフォニートヨタビル2階の映画館、ミッドランドシネマツー。まちがっちゃだめなのが、ミッドランドシネマはミッドタウンスクエアのビルにある。これはまったく別のビル。

 そのミッドランドシネマ2で、毎週火曜日の夜、ハロプロメンバー本人がこの映画館にやってきてイベント。最近はほとんどが東京でやったバースデーイベントの名古屋版。今日は5月7日に17歳になった段原瑠々、Juice=Juice2期メンバーの名古屋でのバースデーイベント。

 東京の段原バースデーイベントの評判がよくて、2回公演が3回公演になってそれでも客は満席。ハローのファンのおもしろいところは、アイドル性でなく、ビジュアルでもなく、そのメンバーの歌が好きでファンになるという人が少なくない。ここが不思議なところだね。宮本佳林ファンの私があえていうと、現在のハロプロメンバーで歌がうまい、ソロでライブをやっても客をあきさせないのは、高木紗友希、小田さくら。そして今日の段原バースデーに参加して段原もハロプロ歌姫の一人であることにまちがいないと確信した。

 ということで、平日の火曜日19時半からの名古屋での段原瑠々バースえでーイベント。今日はラジオ大阪で20時から私がが出演するラジオ番組「話の目薬ミュージックソン」が大阪で放送されるのに、それを聞かずに、大阪から名古屋へ。

 会社を丸一日休むのはもったいないので、半日休み。家にいったんもどって支度をしようとしたら、ちょうどNHKのテレビで日大アメフト部のクォーターバックがが会見をするところ、まだ二十歳になったばかりの若者が、実にどうどうと、実に誠実に自分のおかしたあやまち、そして事実をのべていた。かっこいいね。判官びいきだけど、こういう素直さ正直さがいいね。

 それは広島の田舎娘。段原にもいえることで、素直さ、純朴さ、いやみのない性格、段原を嫌いになる人はいないだろうね。
 日大の記者会見を見ていて、家をでるのがそくなり、そこから電車を乗り継いで近鉄大阪難波駅へ。乗ったのが17時ちょうどのアーバンライナー。3080円。障碍者割引がありがたいね。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者の私。特急券は半額にならないけど、乗車券が半額になる。

 17時出発で、名古屋につくのが19時10分。段原イベが19時30分開演。はたしてまにあうか、地震がなかったので、何度も新幹線でいこうと迷い迷ったが、まてよ、私の好きなのは宮本佳林であって、段原瑠々ではない。段原のために新幹線を使うのはどうかとおもって、近鉄。

 近鉄名古屋についたのが19時11分。そこで近鉄の駅員さんがまっていてくれて、名駅のタクシーのりばまでつれていってくれた。この時点で19時15分。

 いざタクシーにのると、なんかたよりなさそうな運転手さん。丁寧に、自分の名前をなのってくれて、いまからメーターさげますね。とタクシーのりばから、ひとつ交差点をすぎたあたりで、メーターをおろしてくれた。やさしくて丁寧なんだけど、いまはもっと急いでほしいの。映画館のあるシンフォニー豊田ビルを知ってると聞いても、

 あのー新しい、ホテルがはいってるビルですよね?と頼りない。ミッドランドスクエアのビルはここなんですけどねと運転手さん。

 以前、地上からこの映画館に来た時に、知り合いの人に、ミッドランドスクエアシネマ2の看板がビルのところにでているということを思い出し。なんとか運転手さんも見つけてくれた。ここはシンフォニートヨタビルの裏で、正面はどうやらホテルらしい。今度タクシーでくるときは、このホテルの入口の裏で入り口っていったらいいかもね。

 タクシーをおりると、25分。ここは1000円札をだして、おつりはいりませんとかっこよくいきたかったけど、しっかりおつり470円をもらって、タクシーの運転手さんに車の外まで手引きしてもらって、エレベーターにつながる点字ブロックのところろまで手引きしてもらった。本来なら、こんなときこそ、ありがとうカードとJuice=JuiceのCDをラッピングしたものをプレゼントしたかったのだけども、その時間がない。もしかしたらこのおじさん運転手は橋迫倫や米村吉良らのおじいさんだったかもしれないのにな。

 エレベータにのって、27分。そこから映画館のロビーにはいって、入場口へ。スタッフにチケットをだしてすぐに入場。

 シアター8はこのフロア。スタッフに手引きされる私。スタッフが首をかしげる。このチケットはどこかちがう。そう来週の江坂MUSEでのチャオベラのtourラストライブのチケット。見事に版権を着られたチャオベラチケット。
 それはおいといて、早く自分の席に着席しなくちゃ。劇場内は女性スタッフに手引き。うしろのほうの席の通路階段で、たちどまって、ここでしょうしょうおまちください。なんだろうとおもいきや、座席を確認しにいっている。

 その間に、アナウンス開始、段原の呼び込み。このアナウンスはなつかしい、昔℃-uteのマネージャーとかしていた人の声だった。まだ現場にいるのね。

 段原が登場して、1曲目ギブミーラブをうたう。私はというと、通路階段に腰をおろして、聞く体制。
 するとスタッフがもどってきて、席わかりましたのでいきましょう。

 いやいや、いま動くとほかのお客さんに迷惑なので、曲をきいて、トークの時に移動しますと伝える。

 ということで1曲目は通路階段で聞いた私。去年の5月にまだ研修生だった段原が研修生公開実力診断テストでうたった曲。その当時も他の研修生をよせつけない圧倒的な歌唱だったけど、今日もそのとおりだった。

 1曲おわって、段原のかんたんなMC。今日はよくおこしくださいました。ちなみに今日は段原一人の出演。ほかのお笑い芸人などの司会者はいなかった。これがいいね。

 あと、席は満席。ファンクラブ先行販売では売り切れなかったけども、一般発売になってすぐにうりきれた。私も最後の最後に一般発売で買って、最後列P列12番。どセンターだった。そこに移動して、すわって段原の歌を聞く。ほんとこの子は歌がうまいね。もっうまれたエモーションなうたい方ができるのね。

デスペア的段原瑠々バースデーイベント名古屋のポイント

1、段原の生まれたてのベイビーラブ

 今回の瀬戸リストはほぼ東京と同じのようで、段原のターニングポイントとなった曲をきれいにセットリストに組んでいる。研修生テストでうたったGIVE ME 愛。はじめて研修生発表会で同期の研修生7人でうたったロックエロティック。あのときるーはまだ小学校6年で菅谷さんのパート、そして小5のふなっきは夏焼さんのパートをうたってたんですよ。信じられない。あのころとくらべて、ようやくこの曲が歌える都市になったかな?と段原。

 あとは、同郷の先輩鞘師里保の代表曲、冷たい風と片思いも歌う。先輩沙耶氏のちょっとはりあげるようなうたい方ではなく、のびのびとさらにエモーションにうたっていた。

 JJの持ち歌からは、生まれたてのベイビーラブを披露。本当はこの曲は5人か7人でうたう曲だけど、それを段原は今日は1人で歌い上げた。最後のほうはちょっと、声が息がつづかないのかゆれていたところもあったけど、

 出だしの高木紗友希の生まれたてベイビーラブいくよ!!おいおい!!もしかりいれて、曲後半の高木のフェイクもオリジナルのフェイクをいれていた。最近の高木はこのフェイクをアレンジするので、久しぶりにオリジナルを聞いたな。

 生まれたてを7人バージョンで聞くと、段原の歌唱が鼻につく。なんていうか、ほかのみんなはポップに℃-uteにうたっているのに、段原だけはなぜか段原スタイルのはりあげるうたい方。抑揚をつけて低い歌声でうたう段原。これをエモい歌というのかな。

 そんな、違和感のある段原の生まれたてだったけど、今日一人で段原が歌う生まれたてを聞いて、まったく違和感がなかった。おそらく段原は、7人でうたうときと同じようにうたっているんだろうけど、ぜんぜん鼻につかなかった。不思議。

 段原は、こういう歌い方で生まれたてはうたうべきという強い信念でももっているのかな。JJの曲をたとえば佳林が一人でうたうとどこかものたりなさがある、佳林の歌声はクリスタルボイスなので、重量感がない。その点段原にはクリスタルボイスはないが声が重層的で重量感がある。

 1曲を歌い上げて、その世界観を伝えることができるか、聞いている客に伝えることができるか。ハローではどうしてもパート割りの歌唱であって、それにファンもなれているので、佳林の歌声も、ほかのメンバーとの対比で、ほかのメンバーを下地としてはじめて歌声が映えるところがある。その対比関係で、佳林の声にうっとりする私。あぁやっぱり佳林の歌声はいいな。切ないな。はかないなと。
 その点、段原の歌は、ほかのメンバーのパートにまぎれると、悪目立ちをする。一人ういてしまう。でも一人でうたうと段原の歌はしっくりくる。こう考えると、段原はソロ向きだね。

 本編50分のイベントおわって、携帯メールを確認してみると、7月9日月曜日の鈴木愛理日本武道館初ソロコンサートのサイドスタンド2階席のチケットの当落メールがきていた。なんと落選。スタンド2階席でも落選なのね。愛理きてるね。

 さて、Juice=Juiceのその後を考えるべき時期がちかづいてきた宮本佳林、高木紗友希。鈴木愛理の次に単独で武道館ライブをやれるのはだれかな?

 私は宮本佳林と信じて疑わないけど、もしかしたら段原瑠々ってこともあるな。なんかちょっと複雑な私。

 佳林は西域ん、ブログでも、こんんあこといったらうさんくさいからやだとか、昔の佳林ならはずかしげもなくまっすぐな目でファンに伝えていたことばをはずかしがるようになってきた。その点、段原は、佳林にいつもついてまわる、悲壮感、切なさ、憂いというものがまったくない。ほんと田舎の純朴娘。そのもの。ぶれないという点では、段原はこのままきっとぶれないだろうな。ぶれないということは、安定感があるということで、ファンも安心する。

 今日映画館で会って、帰り道を手引きしてくれた名古屋のかなともファンの人も、るーちゃんに推し変するかもしれんと言っていた。私のまわりでも段原ファンが増えてきた。なんかきてるね段原。
2、トーク
 イベントはじまって30分はほぼうたいパなし。そこから10分ぐらいのトーク。先週名古屋の同じ映画館でイベントをした高木と宮崎さんからの指令。Juice=Juiceメンバーのいいところをどんどんあげていってとの指令。

 段原は、年齢順にしっかり答える。
 宮崎さんは、お母さん、るーちゃんどうしたの?とあまったるいお母さんみたいな声で声をかけてくれる。自販機の前で宮崎さんがdeuceをかっていると、必ず、るーちゃん何飲むと聞いてくれて、おごってくれる。お母さんみたい。

 金澤朋子は、正直、お互い人見知りなので、一番親しくなるのに時間がかかった。

 高木は、メンバーの中で一人だけるーちゃんじゃなくて、るると呼んでくれてうれしい。るるが抱き着きにいっても高木さんは絶対にいやそうな顔はしない。お姉さんみたいな存在。そしてなにより歌がうまい。

 宮本さんは、かわいい。ステージdめおそうだけど、楽屋でも、るるの前にたちはだかって、あれ?通れない通れない?とるるを透明壁にみたててて、そんなことを言うんですよ。あの時どう反応すればいいかいまだにわかりません。だけど宮本さんはやっぱりかわいいです。

 上村さんは、ツンデレ。るるが抱き着きにいったら、やめてというときもある、だけどやっぱりお姉さんみたいでやさしい。

 やなちゃんは、はじめどう接したらいいかわからなかったけど、最近わかってきた。るーがあみこみのヘア廃りうをしていて、やなちゃんがそれかわいいねいいなーと、さも自分もやってほしい口ぶりだったので、先日の盛沢山会の時にやってあげたら、喜んで、そのヘアスタイルでメンバーさん全員と写真とってました。ほんとかわいい、妹みたいです。

 佳林はもっとるーちゃんにdeuceをおごってあげるべきだなとおもった私。なんかるちゃんの目には佳林は変なちょっと扱いにくい人にうつっているようだった。まぁ。天才はえてしてそういうもjのかな。
3、アカペラ

 東京ではピアノの弾き語りで森高千里の渡良瀬橋をうたったとのこと。私はそれがききたくて、今日のイベントに大阪から往復6000円かけていったいっても過言ではない。

名古屋ではピアノ弾き語りないかなとおもったら、ちゃんとキーボードがステージにおいてあって、渡良瀬橋をうたってくれた。

 ちょっと間があいて、椅子にすわって、ピアノの音をたしかめるべく、ポロ論とかるく引く段原。そしてうたいだす。

 どの程度のピアノレベルかなとおもった私。これでも私もヤマハ音楽教室に3年ぐらい通った私デスペア。黄色バイエルは修了。

 段原は片手でメロディーだけをひくのかとおもったら、ちゃんと左手でコードもひいていて、しっかりとした曲になっていた。そしてそのゆったりとした弾き語りのリズムにあわせて段原が渡良瀬橋をうたいだす。

 だれかを好きになった、だれかとわかれたとかいう経験ははるか遠くのことになってしまった私。私のそのような愚鈍な心には段原の歌い上げる渡良瀬橋は響かないかなとおもったら、
 曲終盤、ピアノの感想だけになり、うたうのはやめて、そして、間奏もやめる段原。そして大きくひと域すいこんで、アカペラで歌い上げる段原。

 暗闇からの段原の歌声。まるで暗闇をてらすまっすぐなサーチライトのような段原の歌声。とてもきれいだった。あやうく涙がでそうになった。これは近鉄とkkっ湯でなく、新幹線で行く価値あったね。前言撤回。

5、息が続かない。
 いくら歌姫段原とはいえ、フルコーラスを一人でうたうのは大変そうだった。特にメンバーがいれかわってソロパートフェイクをする生まれたての最後のところなど、佳林パートでは声があまりだせてなかった。あと最後のロマンティック受かれモードでも最後、ちょと声がでにくそうだった。

 そう考えると、藤本美貴の歌ってほんとすごかったのね。あれはああいう鼻声歌唱だからできたのかな。

 今日は、のどが痛くちょっと体がだるく。のど飴とマスクをしてのイベント参加の私。体調が万全ではなかったけど、いってよかった。最後のお見送りは、私は一番最後で、私の前の人のおみおくりから30秒ほどおくれて、通路にでたけど、段原はちゃんとそこにいてくれた。

 防止とサングラス、マスクとリュック、それに白い杖。あきらかに知らない人がみたら異様な変なおじさんだけど、純朴娘。は、鈍感なのか、警戒心がなく、ありがとねと広島弁でいってくれた。

 もし、これからJuice=Juiceのだれを応援しようか、いわゆるだれを推そうか迷っている人がいたなら、私は迷わず、段原をおすすめします。歌も、性格も、安定感があるので、きっと長くJuice=Juiceにいてくれるとおもうので、それを感じているのは私だけでなく、リーダーのみやざきさんもそれを感じているよう。将来るーちゃんにはJJのリーダーになってほしいといっていたからね。

 さて、今私は近鉄名古屋からおおさかなんばにむかう近鉄特急の社内でこのブログを書いている。はてさて、私の出演したラジオ番組では、ちゃんと私は宣言できているだろうか。Juice=Juiceの宮本佳林さんの歌がすきで、そのために点字ブロックのルートを調査していることを、ワンダフルワールドな世の中になることをいのっていることを。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする