獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

ガストの注文が、テーブルにおいてあるタブレットからすることになっていた。

2020-06-05 17:17:23 | 網膜色素変性症と私
呼び出しベルはどこ?
コロナの新しい生活様式。私にとっては、休みの日がちょっとバラバラになっている。でも平日が休みでうれしいこともある。それはファミレスの500円ランチが食べられること。サイゼリヤだと500円ランチ、ガストだと499円ランチ。どどちらも日替わりスープがついていてサラダもあってごはんもあってハンバーグ定食。いいね。これにドリンクバーをつけると長居ができるね。
昨日も、お昼過ぎガストへ。客の多さはもうコロナ前にもどったよう。もしかしたら客席をへらしているせいもあるのかもしれないけど。ほぼ満席。昔のようにみんなしゃべりながらたのしいランチ。

13時をすぎると、だんだん客が減っていきて、のこるはおばちゃんたちと、しゃべらないおひとりさま。ひとりでも、iPhoneとワイヤレスイヤホン、それとトイレがあればいくらでも長居できるね。はじめは椅子席だったけど、すいてきたので、4人掛けのソファー席に席移動。トイレもそこからだと近いしいいね。

結局4時間ぐらいいて、トイレにも4k回ほどいった私。いい昼下がり。

ただ、レレイアウトがかわっているのか、客がおおかったせいか、私はおくまったスペースの席に案内された。ここからだと一人でトイレにいけるかちょっと心配。食事し終わって、ソフトクリームを注文したついでに、トイレにもつれていってもらおうと思う私。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者。いりくんだところのテーブルからほかの客がすわっているテーブルをさけてトイレにたどりつくのはなかなか難しい。そこで店員さんに手引きを依頼。ただ、トイレに行きたいので手引きしてくださいというだけだと、なんか申し訳ないので、ソフトクリームを追加注文するときにお願いしよう。

よし、そうしよう。
テーブルの上においてある。呼び出しベル。ハンドクリームの入れ物みたいな、円形のベル。ベルというかそれを押すと、無線で、スタッフのところのベルがなるしくみ。

その呼び出しベルを探すもみつからない。テーブルの上をゆっくりゆっくり、コップとかをたおさないように腕をすべらせてさがすもみつからない。

そこで思い出す。ランチを注文したときに、いつもよりも店員さんがてまどっていた。今までは店員さんがもっている端末で注文とりをしていたけど、ななんと今は、各テーブルにおいてあるタブレットを操作して注文するよう。

いつからですか?と聞いたら、先週ぐらいからだですとのこと。そうかだから、テーブルの上にはメニューもなくなっていあtのね。

もしかしたら、呼び出しベルもこのタブレットの中のボタンンをタッチするのかな?ためしにさわってみた、視覚障害者の私。なんの反応もしない。しゃべらない。

しかたなく、勇気を出して、一人で白杖をついてトイレへ。

案ずるより産むがやすしで、すんなりトイレに到着できた。というのも、ガストの客席と客席の間の通路は仕切られている、高さ5ミリぐらいの、ぼこっとしたレールみたいなのが、客席と通路を区切っている。そのぼこっとした鉄製のレールみたいなもののにそっていけば、途中そのレールは途切れるものの、なんとかトイレに到着きた。やればできるね。

トイレからもどってくるときに、店員さんが私に気づいてくれて、帰りは手引きしてくれた。

テーブルにもどって、ソフトクリームを注文。ついでに呼び出しベルはなくなったのですか?と聞くと。ありますよ。テーブルの紙ナプキンのおくぐらいにおいてあったよう。

よかったよかった、まだ呼び出しベルは健在なのね。これからもガストに通い続けねば。
ps注文タブレットが音声読み上げ対応だったらなんていいんだろう。アイパッドならiPhoneと同様に、はじめから画面読み上げ機能ボイスオーバーがついているんだけどね。

コメント (2)
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