獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

最高裁判所から私の携帯に電話があった。

2020-06-22 17:04:06 | 同行援護支給決定 不服申し立てプロジェク
決定がでました。

会社の終業時間がちかづいてきた、夕方。私の携帯らくらくホンがなる。だれだろうと出てみると。男性の声。

最高裁判所のなにがしです。

やっときたか。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者の私。2016年から、不服審査請求からだと2015年から約5年ようやく結論がでたか。

月50時間では、視覚障害者は旅行にもいけない。せめて月50時間のくりこし利用をみとめてくれ。同行援護という視覚障害者がガイドヘルパーさんの手引きをうける障害福祉サービスの利用時間を増やしてくれという裁判。

人間の外出は月によってかなりの変動がある。空き家春の行楽シーズンには外出はふえるだろうし。今のような梅雨の季節は外出はすくない。そして当然、旅行となると外出時間がどんと増える。
なのに、一律あなたは月50時間しか外出してはいけませんよというのが、私の住んでいる市のきまり。
これはおかしいということでの裁判。
その裁判、大阪地裁、大阪高等裁判所では私の完敗、今年の1月に最高裁判所に上告して、3度目の正直。

きっと最高裁判所の裁判官は私の言うことにうなづいてくれるはず。
最高裁判所の諸機関からの電話の内容は、決定がでましたので、本日、その文書とそのテキストデータのCD-Rを送付します。それと残りの郵便切手をおかえしします。

ここで、私が勝ったのか負けたのか、聞きたかったけど、それはお答えできませんといわれそうだったのでやめておいた。
ということで、明後日ぐらいには、私の手元に判決文?がとどく。

どうだろう?

聞くところによると、判例変更や、高裁の判断をくつがえす場合は、最高裁判所は当事者をよんで口頭弁論をひらくよう。残念ながら、私にはそのよびだしがない。最高裁判所は、口頭弁論はまったく開かず、今までの第1審、第2審の裁判資料からの判断。

だめだろうな。
それに、最高裁判所の諸機関は、d電話口で決定がでましたといっていた。
判決がでましたではなく、決定がでました。

それもなんかやな感じ。

ということで、あさって、このブログで発表をします。Juice=Juiceの宮本佳林の卒業発表みたいに、いきなりYOUTUBEで動画をあげてもよかたけど、敗訴濃厚なので、そこまでの勇気はないね。

さて、こうなったらもう私のライフワークだね。佳林のライフワークが歌を歌うこと、伝えること。私のライフワークは同行援護の支給量のくりこし利用をみとめさせること。よーしがんばるぞ。
コメント
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