白杖単独歩行で最近歩きにくくなった原因がわかった。

おでこ

コロナ以前は、視覚障害者の中にはマスクをしない人がいた。聞くと、マスクなんかすると、顔に風があたらなくて、まわりの様子がわからないからとのこと。たしかにそう。網膜色素変性症な私デスペア。ほ全盲な視覚障害者の私。マスクをしていると、すこし空間把握ができなくなる。

でも、マスクをしていないほかの部分、耳とかほっぺとかがまだ外気にふれているので、私はそれほど違和感はなく、普通に白杖一本ひとりであるける。

特に、風が顔にあたって空間を認識する場所は、商店街、アーケード商店街。歩行者天国のあアーケード商店街のどまんなかを「歩くときに、風というか空気が顔にあたるのが大事、空気が顔にあたるのと、あと耳からの反響音なのかな。空気と音で商店街の真ん中をあるける私。

ただ、最近、商店街の左右の店舗にぶつかることがおおくなった。どうもどまんなかをあるけていないよう。

耳が悪くなったのかとちょっと心配。でも耳は人間ドックでも異常なし。
どうしてだろうと考えて気づく。それは帽子。

私は寒がりなので、耳当てがついている、そして高等部もしっかりかくせるキャップをかぶっている。以前は好日山荘で買った防寒帽子をかぶっていた私。紺シーズンからはモンベルで買った防寒帽子をかぶる。

原因はこのモンベル帽子。

モンベル帽子は、高等部もしっかりかくせるだけでなく、深くかぶれば、おでこもかくれる。まゆげの上まで帽子をかぶれる。こうすることで肌が外気にふれる面積がすくなくなり防寒効果大。「
でも、このおでこをかくすことで、そこにあたっていた空気があたらなくなり、私の空間把握能力がおちていたのね。
そこで、このの帽子のつばをちょっとあげてみる。おでこをだしてみる。
するとおでこに風があたるね。パッと視界がひらけたような感覚。おでこか。

これからはおでこを見せてあるかなくちゃ。ハロプロエッグではつんくの命令かなにかで、ステージにあがるときにおでこを出さないといけないメンバーがいた。田辺奈菜美とかはいつもおでこを出すようにいわれていたのかな。それがとってもいやだったとのこと。

ハロメンはおでこを隠す、私はおでこを出す。これが本来の姿だね。