聖なる鈴が響く夜
今日は12月10日木曜日。東京では過去最高の600人超のコロナ新規患者数、大阪でも500人近い。
そんな中、東京九段下の日本武道館ではハロプロの至宝、Juice=Juiceのエース宮本佳林の卒業コンサート。ハロプロエッグとしてハロプロに加入して12念、Juice=Juiceとして7念10か月。22歳になったばかりで宮本佳林はハロプロおよびJuice=Juiceを卒業する。
本来なら今年6月に卒業コンサートをする予定だったけども、コロナのため延期。半年延期してようやくの卒業コンサート。卒業がのびたことで、本来入れ違いになるはずだった井上玲音とのJuice=Juiceでの共演もでき、夏ハロコン、秋ハロコンにも参加できて、ほかのグループの後輩ともたくさんからめたようでよいかった。それに武道館も使えるようになったのですこし改装された武道館で卒業できてよかった。
私は佳林がハロプロエッグとしてステージデビューした2008念11月の新人公演に言っている、そのころ私の目はまだみえていて、モーニング娘。の先輩の衣装かなにかを仕立て直ししているような衣装でステージにあがり、自己紹介していた小学4念、わずか9歳の佳林のちっちゃい姿と、独特なカリンですのイントネーション。当時の私のブログをよみかえすと、佳林のことにはまったく触れていない。
でもその後ハロコンのバックダンサーととして帯同した佳林、その躍動感あふれるダンスに未了された。スーパーボールピンポンだまを床から1メートルのところから落としても、床をはねあがり2メートルあたりまでぴょーんとはねる。まるで佳林はそんなダンスをしていた。生命力のかたまりというか、ダイナモのようでありまるで宇宙の期限のちっちゃいまめつぶみたいなそんな躍動感と存在感。スッペルジェネレーションの十文字ダンス、それから片手を大きくふりまわすダンス、実に大きなダンス。場所移動で、自分のおへそのたかさより高い、ひなだんの段をよいしょとあがっていく姿もかわいらしかった。そしてダンスしおわったあと、体の動きをとめてポーズをきめる。でも胸は上下している、息があがっている。自分が一番目立ってやる。私が目立って何が悪いの。私もそうだが、おそらく佳林ファンの多くは、このころのダンスに魅了されてファンになったのだと思う。
その後エッグの新人公演でも頭角をあらわした佳林。こどもこどもしたかわいい声、そして顔の表情がずば抜けていた。エッグ新人公演で、1つ上の竹内朱莉、と℃-uteの愛してる愛してるをうたった小学5念の佳林。この時の佳林がすごかった。ポップバラードなゆったり目の曲。さびちょっとセリフっぽい歌詞がある、めちゃめちゃめちゃという歌詞。このめちゃめちゃめちゃを佳林は、目をつぶって、まるで小さな子供がうんちトレーニングをしているちっちゃいこどもがうんちをりきむような顔。目をつむり、ぎゅっとする顔。まだこども顔で鼻もぺちゃんこで鼻頭もないような佳林が、うんちをりきむような子供のような表情で、めちゃめちゃめちゃとうたう。
その表情がステージの大画面にぬかれる。客席からはため域、よくまんがではかわすごくかわいいものに接したときはぁーーんという溜息が使われるが、あまさにハーンという溜息。そこからのフーーの声援。すごいアイドル性を発揮した佳林。ここでぐっとまたファンが増えたね。その時の私のブログでは佳林を絶賛している。ただ、一緒にうたっていた竹内のことはあまり記憶に内容で、譜久村聖だと勘違いしている。まぁそれだけ佳林がずば抜けていた。ちなみに、エッグ時代の譜久村聖は今のようなリーダーになるとはおもってもみなかった私。ただ娘に昇格する前に、佐保明梨と2人うたったGAMの今夜ありがとうはすばらしかった。
愛してる愛してるのあと、佳林はハロコンでも新ユニット新ミニモニにえらばれる。ぺんぺん兄弟とかはあまり佳林のすごさはでていないが、その同じ時期にハロコンでうたったがためきら。佳林はこどもこどもしたかわいらしい歌声だけかと思っていたら、すごいどすのきいた低音で出だしを歌い上げる佳林。もしかしたら今の22歳の佳林よりも小学6念の時の佳林のほうが、低音でてたかも。佳林の歌のはばひろいな、すごいなと思った瞬間。が為吉良はハロ藻場の佳林卒業スペシャルサイトの佳林が選んだ思い出のセットリストの中にも、が為吉良が入っている。佳林いわく、このが為吉良はすごく歌をほめてもらったとのこと。
その後、たしか中1になって、後輩にどんどんデビューを咲きこされていった時期、佳林をすくってくれたのが、こピンクという静岡朝日放送テレビのミニ情報番組のキャラクター。そのコピンクの声優をし、それが評判で、なんとこピンク名義の楽曲がリリース。うたうのはまだエッグ研修生だった宮本佳林。まだデビューもしていない研修生が、楽曲を提供してもらい、そしてアルバムまでだす。これはハロプロ史上はじめてで、そのあともない最初で最後の出来事。かりー名乗って、最高視感度、リバースはどれもすばらしい。そのデビューできない佳林の現在をうまくうたっている、カリーナノッテのタイトルもほんとは、かりん名乗ってという曲タイトルだったとか。私が一番すきなのは兎tocomeうさぎとかめという、だみ声のさわやか五郎とのデュエット、このダミ声が佳林のクリスタルボイスをひきたてるんだな。
そして、やっと、エッグ研修生として4年3か月の下積みを経て、ようやくデビュー決定。2013念3月2日のひひなふぇすでJuice=Juiceとしてのはじめてのパフォーマンス。この3月2日は佳林にとっての分岐点の一日。
実はその3月2日の午前中、静岡の駿府公園の屋外ステージで、宮本佳林がコピンクとしてのソロコンサート。前日はどしゃぶりで、開催があやぶまれたけども、朝になり、雨がやみ、太陽がくもにかくれながrまお顔をだした。この時から佳林はくもり女だといわれるようになった。紫とピンクのお姫様の衣装。頭にはティアラ、お姫様のあかし。その衣装で、一人でミニライブ。最初で最後のこピンクライブとして、そして史上初のハロプロデビュー前にもかかわらずソロライブ。客は400人も集まる。全国からあつまる。
ここだけでも伝説なのだが、さらに物語は続く。午前中にコピンクライブをおえて、いそいで横浜へ、そこでは、春のハロコン、ひなフェスがおこなわれている。そのひふぁなふぇすのステージでJuice=Juiceとしての初パフォーマンスがまっている。だけど、その前に、佳林はティアラもドレスもぬぎすてて、研修生の衣装に着替えて、野菜を売る。屋台で野菜の天売。野菜売りの少女佳林。数時間前までお姫様だった佳林が、数時間後野菜売り。そしてその数時間後、5000人の客の前でJuice=Juiceとして初パフォーマンス、私がいう前に抱きしめなきゃねをセンターで歌う。こんなめまぐるしい1日をすべて完璧にこなす宮本佳林。佳林はほかの、今までのハロプロメンバーとは一味もふた味もちがう存在。
歌やダンスだけでなく、佳林はエッグ時代からお芝居も高評価。竹内朱莉、工藤遥とトリプル主役の今がいつかになる前にでは、いじわるな女の子でも、はぶられる女の子を熱延、1974という中島早貴と岡井千聖主演の部隊では、おしゃまな女の子、須藤茉麻、夏焼雅主演のBBでは、まーさにけとばされるか弱い女の子、ベリーズ工房主演の三億円少女ではカリンという役名でおきゃんんな女の子を演じ分けた。Juice=Juiceになってからも、はろーきてぃ、タイムリピートで主演で、涙なしではみられない部隊をつくりあげた佳林。
佳林はダンス、歌だけでなく、お芝居、そしてその高いアイドル性でハロプロのエース、ハロプロの申し子といわれるようになった。アイドルサイボーグ佳林。
そんなアイドルサイボーグとよばれていた佳林も、その殻からやぶる時がきた。Juice=Juiceとして活動して5年目。なんと絶対いやだと5人メンバー全員が声をあわせていっていた、新メンバーがJuice=Juiceに入ることがいきなり発表。ファンもJuice=Juiceはメンバーの入れ替えなしで℃-uteのように解散するグループにちがいないとおもっていたところで、新メンバーの加入。あれ?私、足りなかった?新メンバーいれないといけないのは私のがんばりが足りなかったせいなの?それで佳林は思い悩んで、声がでなくなる。歌を歌うことが何より好きな佳林が歌をうたえなくなる。長期休養。
もしかして佳林はもうもどってこないのでは、歌をずっと歌えないのでは?不安がたちこめる。
でも佳林は数か月後、滝に打たれて、風に吹かれて、見事大復活。このころから、佳林のキャラがどんどん変わっていった。このころにはもうアイドルサイボーグとはいわれなくなった。自分らしく、素の自分でいるのが楽で楽しいと佳林。どんどん素をだしていく。今ではかわいい後輩メンバーを前にすると、グヘヘヘヘなみに、まるで鬼滅の刃のゼンイツみたいに、デレデレ佳林。いやいやあなたはそう思われるほうの存在で、だれかをグヘヘヘ、フンガフンガーとあらい鼻息で興奮する立場じゃないでしょ。
このちょっと奇妙な、アイドルからははずれた佳林の言動、インスタ動画をみて、佳林ママはおいかり。松田聖子さんファンで、佳林をアイドルとして育て上げた佳林ママもお怒り。でももう今の佳林は佳林ママの影響力から時は慣れて、佳林は無視。
たぶん、エッグから一番キャラがかわったのは佳林だろうな。もうすこし、神秘的イ、つかみどころがないキャラでいっていればもっと女子人気もでただろうに。もったいない。
でも、今の佳林を今の佳林は一番好きなんだからしょうがない。これが私の生きる道だもん。ついてこれる人だけついてきてねという感じ。
さて、今日の武道館での卒業コンサートでは、どの佳林がみられるか、佳林はどの佳林でハロプロとJuice=Juiceを卒業していくのか。興味津々な私。
18字27分、最後の開演前アナウンス、まもなく開演ですのアナウンス。普通なら、このまもなくアナウンスがおわると、客席から雄たけびがあがる。かりーーんかりーーんと雄たけびがあがる。そしてジュースッジュースコール。アンコールdめおないのに開演前からこのジュースコールがおこる。
でも、今日はコロナのためマスク、そして声援は一切禁止。シーンとしずまりかえって、開演をまつ客席。6500人の半分満員の客席。すると一人の客が手拍子。パンパンパン、パンパンパンのするとそのパンパンパンに同調する客gあちらほら。そしてしだいにそのパンパンパンがおおきくなっていく。
なんだこのパンパンパンは、変なリズム。そうか、遅れて気づくそして私もパンパンパンと手拍子。
そうこれは、カリン手拍子コール。カ・リ・ん・、カ・リ・ンコールをなんと手拍子で表している。考えるね。この手があったね。
心の中では大声でかりんかりんと叫びながら、手拍子パンパンパン。そのパンパンパンが会場全体にひろまったところで、宮本佳林卒業コンサートスタート。
デスペア的宮本佳林卒業コンサートの見るポイント
1、手拍子コール
開演前のカリン手拍子コールは佳林ファンの発明だね。すばらしい。
そのカリン手拍子コールから、客席が暗転して、どこからともなく鈴の音が聞こえる。チャリン、チャリーン、ちゃりーんとチャリーンの間は5秒ぐらいたっぷり感覚があいている、ジングルベルの鈴ならシャンシャンシャンと連続してならすけど、この鈴はそうではない。まるで、修行僧がゆっくりゆっくり歩いてこっちちにきているよう、あるいは鬼滅の刃のなんとか柱がこちらにゆっくりちかづいてきているよう、すこしおどおどろしい雰囲気。
私の白杖にも鈴をつけている。人除けの鈴。私の鈴はチリン、チリン。この鈴の音がよく響く。その鈴の音よりもさらに重厚な音。私の鈴よりも何倍も清らかな音、世の中を清めてまわっているかのような鈴の音。
この演出意図は不明だが。そのあとの、佳林のハイテンション、雄たけび、Juice=Juiceいくぜーー。クリスタルボイスではなく、ロックをとおりこしてメタルボーカルのようなしゃがれた甲高い声で叫ぶ佳林。清からの濁、静から動、の大転換。このはじまりにはびっくりの私。
そこから、2時間30分のコンサート。久しぶりのJuice=Juiceのコンサート、ライブハウスの最後が2月、アリーナコンサートの最後は去年の12月で1念ぶり。
昨日のアンジュルムのコンサートをテレビでみていて、ちょとメンバーのピッチがぶれていて、歌声がはいった桶に生歌をかぶせるような曲がいくつもあって、あれ?アンジュルムって歌が下手になった?と思っていた私。
1念ぶりのJuice=Juiceのコンサート。Juice=Juiceはどうだろうとおもっていたら、やはりJuice=Juiceはすごかた。音量音域ピッチ申し分なかった。1曲目のアカペラの佳林独唱ではじまるひとりで生きられそうってそれってねえほめているの。佳林の声量ももんくなし。さらに高音もでるようになったみたいな歌声。
そこから立て続けに、Juice=Juiceの今の曲が披露。中盤は、佳林ぷらすひとりのメンバーの二人での歌唱。8人メンバー全員とデュオで歌ったよう。佳林の歌声をころさず、ひきたてつつ、ちゃんと自分たちのカラーもだしていてよかった。
曲中、本来なら客がオイオイとコールをいれるところ、どうなるのかなとおもっていたら、ここでもでてきたの手拍子コール。いいね。さすがJuice=Juiceファミリーだね。
昔、Juice=Juiceがデビューしたてのころは、他のグループとちがって、オイオイを入れられる楽曲がJuice=Juiceは少ない、そこがものたりないとよくいわれていた。昔の娘曲なんかはなっちがソロで歌っている間中、ずっとファンはなっちコールをしたりしてた。なっちの歌声が聞こえないぐらいのなっちコール。
それが、Juice=Juiceにはない。Juice=Juiceはイントロや乾燥などにオイオイをいれる今日がおおおい。チョイスアンドチャンスなどもイントロおいおい有名だね。そのイントロオイオイコールが、イントロ手拍子コールになっていた。まるで、オイオイがきこえるかのような手拍子コール。おもしろいし、おかしいし、実にいとおしい。
しまいには、アレコレしたいのエルオーブイイーラブリーかりんのコールも手拍子でやってみせた。そうかこの手があったかと脱帽の私。その後も、かりんコールのときに、手拍子コールがちらほらおこっていた。ただ、単なる佳林歌い終わりのあとのかりん!コールは、ぱんぱんなのか、パパパンなのか、2拍子なのか3拍子なのかで分かれていた。ここは積み残しの課題だね。
この手拍子コールは、実によかった。JJファミリーが特許申請すべきだね。
ダブルアンコールの手拍子コールも、カリンカリンのパンパンパン手拍子こオールかとおもったら、8ビートの連続手拍子だった。おしゃれなスタイリッシュな8ビート連続手拍子、これはこれでいいね。でも私はひとり、カリン3拍子手拍子をしていた。これも8ビートとよくあうのよね。
2、宮本佳林の卒業のことば
卒業コンサートのお決まりといえば、アンコール開けの、卒業する念バーの別れのことば。昔は、何も見ずにいままでの思い出とか感謝の気持ちをのべていうのが通例だったけども、おそらく石川梨華の卒業の時ぐらいから、なぜか自分で書いてきた手紙を読み上げるスタイルが主流になった。
さて、宮本佳林の卒業のあいさつはどんなスタイルかな?長嶋茂雄みたいに、最後は絶叫してJuice=Juiceは永久に不滅ですというのか、はたまた、ちょっとおちゃらけて、いまはやりの全集中、市野国の剣とかいうのかなと思っていた私。
今までにない佳林の別れのあいさつだった。
ソロで、続いていくストーリーを歌い上げる。しんみると歌い上げる。涙がでる私。そして、間奏、長い間奏。
その間奏の間に、佳林は別れの言葉を入れてきた。かっこいいね。中身的にはそれほどでもなくて、和田彩花のような語彙力のある言葉ではなかったけど、まっすぐな、ふざけない佳林がそこにはいた。
手紙を見ずに、今まで、感謝は言葉じゃなくて、パフォーマンスで伝えたいとずっといってきました。私は言葉にするのがへただから伝わらないのと、それとはずかしいじゃないですか。でも今日はいいます。
今まで応援してくれてありがとうございます。
その言葉でしめくくり、また続いていくストーリーの2番を歌う佳林。長めの間奏にぴったりあw彼の言葉をおさめてきた佳林。
そのあとのちょっとくだけたトークで、何度も何十回も何百回もこのセリフ練習してきたと佳林。それは言わなくてもいいけども、それを言っちゃうののが今の佳林のよさなのね。
この佳林の別れのことばのあと、メンバーが登場して、リーダーの金澤朋子がメンバーを代表して佳林におくる言葉をしゃべる。
佳林の別れのことばはまったく涙はないあいさつだったけど、こちらかなとものあいさつは涙で途中声がふるえる場面があった。
佳林のその性格のおかげで、入ってきた新メンバーもなじめた、佳林のおかげみたいなことを言っていた。そうなんだね。佳林はふざけ役をかってでて、新メンバーとオリジナルメンバーとの垣根をひくくしてくれたのね。あいうヘンテコなキャラの佳林もグループにとってはいい効果をもたらしていたののね。新発見の私。
そして、金沢は最後に、宮本佳林ちゃんは卒業していきますけども、これからもJuice=Juice!そして宮本佳林をよろしくお願いしますと大声で叫んでいた。
普通ここはソロになっていく宮本佳林をよろしくお願いしますというところ、Juice=Juiceもよろしくお願いしますと付け加えてきたかなとも。いかにリーダーかなともが佳林が抜けた後のJuice=Juiceのファン離れが心配なのかわかる。佳林の存在の大きさがわかるね。
このかなともの佳林への言葉はちゃんと佳林はステージの上で聞いているとかとおもった私。目が見えない私。
でもそうじゃなかった。かなともがあいさつを終えて、では、佳林の準備もできたみたいなので、佳林に登場してもらいますとかなとも。
えっ!!佳林はその場にいなかったの?いないのにあんな感動的な別れの言葉をかなともは言えたのね。すごいなかなとも。
そして登場してきた佳林は、いつもの佳林、思いついたことは口にださないと気が済まない、落ち着きのない佳林。
いやー、イエーイっていう感じで登場しようとおもったんですけども、そんんな雰囲気じゃないですねといいながら出てくる佳林。
しんみりとした空気を吹き飛ばす佳林。これが今の佳林だね。
そしてみんなでマジックオブラブ。歌割は佳林が多めで、昔のオリジナルの歌割にもどったようだった。あなたが好きよおのところは、メンバーがカリンが好きよと歌い。ここだよ智子は客のかわりに佳林が絶叫していた。
最後は、Juice=Juiceのオリコン1位曲のワンダフルワールド。笑顔いっぱいのラストソング。この世界はほんとすばらしいよねというのが歌と表情からにじみでている佳林。
歌い終わって、はけていくメンバー。なりやまない拍手。再度佳林が登場して、生越で、ありがとうございましたーか何かを大声でさけぶ。
最後まで佳林の目には涙はなかった。実に佳林らしい、佳林が宣言していたどとおりの涙なしの卒業コンサートだった。
3、歌の力
目が見えない私は、ソロパートで誰が歌っているか聞き分けるのはその歌声のみ。佳林の歌声はもちろん容易に判別できる。あと、オリジナルメンバーの金澤朋子、高木紗友希、植村あかりの歌声、それと段原瑠々と稲場愛香の歌声はすぐにわかる。
こぶしファクトリー解散後、加入してきた井上玲音は、今日は本格的なJuice=Juiceコンサートふる参加。1曲目のひとそれでは、佳林ちパートをひきついでいた。私のききまちがいかもしれないけど、ひとそれは出だしのソロパートを佳林がアカペラで歌い上げて、そのあと佳林にソロパートはなかった気がする。井上玲音の歌声はこぶしの時代とはまたちがって、さらに大人びたセクシーな低音ボイスだった。佳林のハイトーンボイスとはまたちがった声。もし佳林のソロパートを全部井上が引き継ぐとなると、かなりJuice=Juiceの歌のイメージかわるね。というかそれほど佳林の歌声は唯一無二だったね。
井上といえば、すごかったのが、チョイス&チャンス。ソロパートがすごかったんjなくて、間奏のボイスパーカーしょんがすごかった。ビートがきいて、低音で迫力があった。チョイチャンのあのロックに全然負けてない井上のボイパすばらしかった。鳥肌がたった。井上の歌声とこのボイパで、もしかしたらJuice=Juiceは佳林時代のJuice=Juiceとはまったく違ったグループになるかも。そうなれば、私も、あーここは佳林のソロパートだったのになーといちいち嘆く必要がなくなる。まったく別のグループとして井上が私にJJを認知させてくれるかもしれない。
松永と工藤の歌声はいまだに私は聞き取れない。佳林がデュオコーナーで、松永とも工藤とも佳林はそれぞれと歌ったはずだけど、そう聞こえなかった。私が、このメドレーコーナーは佳林プラスワンのデュオコーナーだときづいたのは、稲場愛香からの5人。
このデュオコーナーで涙がでたのが、佳林と植村が歌う、スクランブル最後のフェイク、まずは佳林がフェイクで歌い、その後続けて植村がフェイク。この植村のフェイクがすごかった。瞬間最大風力でいえば、一瞬、声量おばけの高木紗友希のフェイクを超えていた。すばらしかった。歌う前に、次は同い年コンビでーすとあまったるい声でしゃべりながら登場してきた植村、それが最後にあのフェイク。植村のデビュー当時のあののどだけしか使っていないうすっぺらい歌声とは比べ物にならない、すごい声量だった。植村が歌の面では一番成長したね。涙がでた。
最後のデュオは佳林と金沢の香水。ドルtぇアンドがっぱーなのずいぶん前からハロプロには香水という名曲がある。メロン記念日の曲。それを二人で途中ラップいれたり、めずらしかった。そして、最後のロングトーンで歌声をふるわせながらの金沢の大人っぽい色っぽい歌声。すばらしいね。
高木は今日もフェイクがすごかった。生まれたてのベイビーラブでは久しぶりに出だしのやいやいも聞けたし、フェイクもいままでに一度も聞いたことのない音階のフェイクだった。すばらしかった。
このオリメンの歌唱力これがあれば佳林が抜けても大丈夫。きっとその歌声を聞きたくてJuice=Juiceのコンサートに来る人は多いと思う。
ただ、このオリメンも卒業が近いのが心配。金沢はあと7か月ほどで26歳、25歳アイドル定年説をどこまでのばせるか。
その前に、植村あかりが卒業していくだろうな。トリマーになりたい夢はいまでもあきらめてないようだし、何か今資格の勉強をしているよう。あと1念この2人にはJuice=Juiceにいてほしいな。そうすると松永、工藤ももうすこし目立ってくるね。
4、その他
MCで佳林は、告知が下手、SNSをうまくつかえない。実は、さっきうたった未来へのフィラメントは昨日日付変わって配信がスタートしてるんです。
そして、なんと、その曲のMVが今日の21時から開設される、私のYOUTUBEチャンネル、宮本佳林チャンネルでアップされますとのこと。
佳林チャンネルで佳林が変な動画あげないか心配な私。
途中のVTRは佳林がJJに選抜された日の動画、研修生なのにこんな私を応援してくれた人に恩返しがしたい、革命をおこしたいという有名な佳林の発言。涙がでるね。最後は、今年の2月10日にニットの日に佳林が卒業を発表した動画。私が見たかったのは、新人公演のデビューのあのシーンがみたかったな。
結局、かなとも以外のメンバーから佳林への別れのあいさつなし。でもそれはそれでよかった。実にスタイリッシュ、Juice=Juiceらしい、テンポ感のある卒業コンサートだった。でも実際のところは、曲をおおめにしたかったため、そうなるとメンバーひとりひとりかにあいさつさせていたら21時をまわってしまうからかな。
最後はみんなワンダフルワールドで笑顔のコンサート。佳林のいっていたとおり、笑顔の卒業コンサートだった。
佳林には紅白になんとかして出てほしかったな。あとモーニング娘。に入ってほしかったな。その2つの私の願いだけはかなわなかったけども、そのほかはすべて私の予想以上の活躍。エッグ時代から応援してきてほんとよかった。
佳林に対する私の思いは、つねに不安がつきまとう、やるせなさ、もどかしさがつきまとう。それが私の宮本佳林を応援する原動力といってもいい。なぜ、佳林が娘に選ばれないのか、なぜ佳林だけが声がでなくなるのか、なぜ佳林がハロプロで一番人気になれないのか、そういった昇華されない気持ちがあるから、行かなきゃ。応援しなくちゃと思う。佳林はもっと評価されるべきなのになぜ?この気持ちがずっとある。
考えてみれば、このもどかしい気持ちは、私の私への気持ち。目が見えてていたらもっとちがったのにな、もっと前から網膜変性症を受け入れていたらよかったのにな、そのもやもや。佳林は私にとって、もうひとりのあるべき私なんだろうな。だから応援せざるを得ないんだろうな。
これからソロ活動をしていく佳林、ソロの道は険しいのは間違いない。その険しさはは私のもやもやの原因。このもやもやがなくならない限り、私は宮本佳林おをこれからもずっと応援していくんだろうな。
そんなことを考えながら、今日も明日も、ひとりチリンチリンとなる白杖で歩いていく。それが私の続いていくストーリー。
Juice=Juiceコンサート2020 ~続いていくSTORY~ 宮本佳林卒業スペシャル セットリスト 一人すれより転載
01.「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの? 佳林アカペラからスタート
02.好きって言ってよ
03.プラトニック・プラネット 新曲かとおもったけど違った。代々木で初披露だったかな?
MC
04.風に吹かれて 佳林のソロパートが多くて、佳林節が堪能できる曲。
05.禁断少女
06.愛・愛・傘
07.銀色のテレパシー
08.如雨露
MC 金澤 高木 植村 稲場 段原
09.伊達じゃないよ うちの人生は/宮本佳林 × 井上玲音
10.アレコレしたい!/宮本佳林 × 工藤由愛
11.背伸び/宮本佳林 × 松永里愛
12.Vivid Midnight/宮本佳林 × 稲場愛香
13.SEXY SEXY/宮本佳林 × 段原瑠々
14.スクランブル/宮本佳林 × 植村あかり
15. ラストキッス/宮本佳林 × 高木紗友希
16.香水/宮本佳林 × 金澤朋子
17.大人の事情/宮本佳林 × 金澤朋子・高木紗友希・植村あかり
MC 宮本 金澤 高木 植村
18.CHOICE & CHANCE
19.ポップミュージック
20.この世界は捨てたもんじゃない
21.未来のフィラメント/宮本佳林
22.がんばれないよ/金澤・高木・植村・稲場・井上・段原・工藤・松永
MC
23.微炭酸
24.私が言う前に抱きしめなきゃね
25.ロマンスの途中
26.生まれたてのBaby Love
27.泣いていいよ
VTR
28.続いていくSTORY(Symphonic Version feat. Karin)/宮本佳林→全員
曲間に宮本佳林のスピーチ
MC 金沢が代表して佳林へのはなむけの言葉 佳林はステージにいない
29.Magic of Love(J=J 2015Ver.)
30.Wonderful World
宮本佳林挨拶
公演時間2時間20分 その後規制退場
今日は12月10日木曜日。東京では過去最高の600人超のコロナ新規患者数、大阪でも500人近い。
そんな中、東京九段下の日本武道館ではハロプロの至宝、Juice=Juiceのエース宮本佳林の卒業コンサート。ハロプロエッグとしてハロプロに加入して12念、Juice=Juiceとして7念10か月。22歳になったばかりで宮本佳林はハロプロおよびJuice=Juiceを卒業する。
本来なら今年6月に卒業コンサートをする予定だったけども、コロナのため延期。半年延期してようやくの卒業コンサート。卒業がのびたことで、本来入れ違いになるはずだった井上玲音とのJuice=Juiceでの共演もでき、夏ハロコン、秋ハロコンにも参加できて、ほかのグループの後輩ともたくさんからめたようでよいかった。それに武道館も使えるようになったのですこし改装された武道館で卒業できてよかった。
私は佳林がハロプロエッグとしてステージデビューした2008念11月の新人公演に言っている、そのころ私の目はまだみえていて、モーニング娘。の先輩の衣装かなにかを仕立て直ししているような衣装でステージにあがり、自己紹介していた小学4念、わずか9歳の佳林のちっちゃい姿と、独特なカリンですのイントネーション。当時の私のブログをよみかえすと、佳林のことにはまったく触れていない。
でもその後ハロコンのバックダンサーととして帯同した佳林、その躍動感あふれるダンスに未了された。スーパーボールピンポンだまを床から1メートルのところから落としても、床をはねあがり2メートルあたりまでぴょーんとはねる。まるで佳林はそんなダンスをしていた。生命力のかたまりというか、ダイナモのようでありまるで宇宙の期限のちっちゃいまめつぶみたいなそんな躍動感と存在感。スッペルジェネレーションの十文字ダンス、それから片手を大きくふりまわすダンス、実に大きなダンス。場所移動で、自分のおへそのたかさより高い、ひなだんの段をよいしょとあがっていく姿もかわいらしかった。そしてダンスしおわったあと、体の動きをとめてポーズをきめる。でも胸は上下している、息があがっている。自分が一番目立ってやる。私が目立って何が悪いの。私もそうだが、おそらく佳林ファンの多くは、このころのダンスに魅了されてファンになったのだと思う。
その後エッグの新人公演でも頭角をあらわした佳林。こどもこどもしたかわいい声、そして顔の表情がずば抜けていた。エッグ新人公演で、1つ上の竹内朱莉、と℃-uteの愛してる愛してるをうたった小学5念の佳林。この時の佳林がすごかった。ポップバラードなゆったり目の曲。さびちょっとセリフっぽい歌詞がある、めちゃめちゃめちゃという歌詞。このめちゃめちゃめちゃを佳林は、目をつぶって、まるで小さな子供がうんちトレーニングをしているちっちゃいこどもがうんちをりきむような顔。目をつむり、ぎゅっとする顔。まだこども顔で鼻もぺちゃんこで鼻頭もないような佳林が、うんちをりきむような子供のような表情で、めちゃめちゃめちゃとうたう。
その表情がステージの大画面にぬかれる。客席からはため域、よくまんがではかわすごくかわいいものに接したときはぁーーんという溜息が使われるが、あまさにハーンという溜息。そこからのフーーの声援。すごいアイドル性を発揮した佳林。ここでぐっとまたファンが増えたね。その時の私のブログでは佳林を絶賛している。ただ、一緒にうたっていた竹内のことはあまり記憶に内容で、譜久村聖だと勘違いしている。まぁそれだけ佳林がずば抜けていた。ちなみに、エッグ時代の譜久村聖は今のようなリーダーになるとはおもってもみなかった私。ただ娘に昇格する前に、佐保明梨と2人うたったGAMの今夜ありがとうはすばらしかった。
愛してる愛してるのあと、佳林はハロコンでも新ユニット新ミニモニにえらばれる。ぺんぺん兄弟とかはあまり佳林のすごさはでていないが、その同じ時期にハロコンでうたったがためきら。佳林はこどもこどもしたかわいらしい歌声だけかと思っていたら、すごいどすのきいた低音で出だしを歌い上げる佳林。もしかしたら今の22歳の佳林よりも小学6念の時の佳林のほうが、低音でてたかも。佳林の歌のはばひろいな、すごいなと思った瞬間。が為吉良はハロ藻場の佳林卒業スペシャルサイトの佳林が選んだ思い出のセットリストの中にも、が為吉良が入っている。佳林いわく、このが為吉良はすごく歌をほめてもらったとのこと。
その後、たしか中1になって、後輩にどんどんデビューを咲きこされていった時期、佳林をすくってくれたのが、こピンクという静岡朝日放送テレビのミニ情報番組のキャラクター。そのコピンクの声優をし、それが評判で、なんとこピンク名義の楽曲がリリース。うたうのはまだエッグ研修生だった宮本佳林。まだデビューもしていない研修生が、楽曲を提供してもらい、そしてアルバムまでだす。これはハロプロ史上はじめてで、そのあともない最初で最後の出来事。かりー名乗って、最高視感度、リバースはどれもすばらしい。そのデビューできない佳林の現在をうまくうたっている、カリーナノッテのタイトルもほんとは、かりん名乗ってという曲タイトルだったとか。私が一番すきなのは兎tocomeうさぎとかめという、だみ声のさわやか五郎とのデュエット、このダミ声が佳林のクリスタルボイスをひきたてるんだな。
そして、やっと、エッグ研修生として4年3か月の下積みを経て、ようやくデビュー決定。2013念3月2日のひひなふぇすでJuice=Juiceとしてのはじめてのパフォーマンス。この3月2日は佳林にとっての分岐点の一日。
実はその3月2日の午前中、静岡の駿府公園の屋外ステージで、宮本佳林がコピンクとしてのソロコンサート。前日はどしゃぶりで、開催があやぶまれたけども、朝になり、雨がやみ、太陽がくもにかくれながrまお顔をだした。この時から佳林はくもり女だといわれるようになった。紫とピンクのお姫様の衣装。頭にはティアラ、お姫様のあかし。その衣装で、一人でミニライブ。最初で最後のこピンクライブとして、そして史上初のハロプロデビュー前にもかかわらずソロライブ。客は400人も集まる。全国からあつまる。
ここだけでも伝説なのだが、さらに物語は続く。午前中にコピンクライブをおえて、いそいで横浜へ、そこでは、春のハロコン、ひなフェスがおこなわれている。そのひふぁなふぇすのステージでJuice=Juiceとしての初パフォーマンスがまっている。だけど、その前に、佳林はティアラもドレスもぬぎすてて、研修生の衣装に着替えて、野菜を売る。屋台で野菜の天売。野菜売りの少女佳林。数時間前までお姫様だった佳林が、数時間後野菜売り。そしてその数時間後、5000人の客の前でJuice=Juiceとして初パフォーマンス、私がいう前に抱きしめなきゃねをセンターで歌う。こんなめまぐるしい1日をすべて完璧にこなす宮本佳林。佳林はほかの、今までのハロプロメンバーとは一味もふた味もちがう存在。
歌やダンスだけでなく、佳林はエッグ時代からお芝居も高評価。竹内朱莉、工藤遥とトリプル主役の今がいつかになる前にでは、いじわるな女の子でも、はぶられる女の子を熱延、1974という中島早貴と岡井千聖主演の部隊では、おしゃまな女の子、須藤茉麻、夏焼雅主演のBBでは、まーさにけとばされるか弱い女の子、ベリーズ工房主演の三億円少女ではカリンという役名でおきゃんんな女の子を演じ分けた。Juice=Juiceになってからも、はろーきてぃ、タイムリピートで主演で、涙なしではみられない部隊をつくりあげた佳林。
佳林はダンス、歌だけでなく、お芝居、そしてその高いアイドル性でハロプロのエース、ハロプロの申し子といわれるようになった。アイドルサイボーグ佳林。
そんなアイドルサイボーグとよばれていた佳林も、その殻からやぶる時がきた。Juice=Juiceとして活動して5年目。なんと絶対いやだと5人メンバー全員が声をあわせていっていた、新メンバーがJuice=Juiceに入ることがいきなり発表。ファンもJuice=Juiceはメンバーの入れ替えなしで℃-uteのように解散するグループにちがいないとおもっていたところで、新メンバーの加入。あれ?私、足りなかった?新メンバーいれないといけないのは私のがんばりが足りなかったせいなの?それで佳林は思い悩んで、声がでなくなる。歌を歌うことが何より好きな佳林が歌をうたえなくなる。長期休養。
もしかして佳林はもうもどってこないのでは、歌をずっと歌えないのでは?不安がたちこめる。
でも佳林は数か月後、滝に打たれて、風に吹かれて、見事大復活。このころから、佳林のキャラがどんどん変わっていった。このころにはもうアイドルサイボーグとはいわれなくなった。自分らしく、素の自分でいるのが楽で楽しいと佳林。どんどん素をだしていく。今ではかわいい後輩メンバーを前にすると、グヘヘヘヘなみに、まるで鬼滅の刃のゼンイツみたいに、デレデレ佳林。いやいやあなたはそう思われるほうの存在で、だれかをグヘヘヘ、フンガフンガーとあらい鼻息で興奮する立場じゃないでしょ。
このちょっと奇妙な、アイドルからははずれた佳林の言動、インスタ動画をみて、佳林ママはおいかり。松田聖子さんファンで、佳林をアイドルとして育て上げた佳林ママもお怒り。でももう今の佳林は佳林ママの影響力から時は慣れて、佳林は無視。
たぶん、エッグから一番キャラがかわったのは佳林だろうな。もうすこし、神秘的イ、つかみどころがないキャラでいっていればもっと女子人気もでただろうに。もったいない。
でも、今の佳林を今の佳林は一番好きなんだからしょうがない。これが私の生きる道だもん。ついてこれる人だけついてきてねという感じ。
さて、今日の武道館での卒業コンサートでは、どの佳林がみられるか、佳林はどの佳林でハロプロとJuice=Juiceを卒業していくのか。興味津々な私。
18字27分、最後の開演前アナウンス、まもなく開演ですのアナウンス。普通なら、このまもなくアナウンスがおわると、客席から雄たけびがあがる。かりーーんかりーーんと雄たけびがあがる。そしてジュースッジュースコール。アンコールdめおないのに開演前からこのジュースコールがおこる。
でも、今日はコロナのためマスク、そして声援は一切禁止。シーンとしずまりかえって、開演をまつ客席。6500人の半分満員の客席。すると一人の客が手拍子。パンパンパン、パンパンパンのするとそのパンパンパンに同調する客gあちらほら。そしてしだいにそのパンパンパンがおおきくなっていく。
なんだこのパンパンパンは、変なリズム。そうか、遅れて気づくそして私もパンパンパンと手拍子。
そうこれは、カリン手拍子コール。カ・リ・ん・、カ・リ・ンコールをなんと手拍子で表している。考えるね。この手があったね。
心の中では大声でかりんかりんと叫びながら、手拍子パンパンパン。そのパンパンパンが会場全体にひろまったところで、宮本佳林卒業コンサートスタート。
デスペア的宮本佳林卒業コンサートの見るポイント
1、手拍子コール
開演前のカリン手拍子コールは佳林ファンの発明だね。すばらしい。
そのカリン手拍子コールから、客席が暗転して、どこからともなく鈴の音が聞こえる。チャリン、チャリーン、ちゃりーんとチャリーンの間は5秒ぐらいたっぷり感覚があいている、ジングルベルの鈴ならシャンシャンシャンと連続してならすけど、この鈴はそうではない。まるで、修行僧がゆっくりゆっくり歩いてこっちちにきているよう、あるいは鬼滅の刃のなんとか柱がこちらにゆっくりちかづいてきているよう、すこしおどおどろしい雰囲気。
私の白杖にも鈴をつけている。人除けの鈴。私の鈴はチリン、チリン。この鈴の音がよく響く。その鈴の音よりもさらに重厚な音。私の鈴よりも何倍も清らかな音、世の中を清めてまわっているかのような鈴の音。
この演出意図は不明だが。そのあとの、佳林のハイテンション、雄たけび、Juice=Juiceいくぜーー。クリスタルボイスではなく、ロックをとおりこしてメタルボーカルのようなしゃがれた甲高い声で叫ぶ佳林。清からの濁、静から動、の大転換。このはじまりにはびっくりの私。
そこから、2時間30分のコンサート。久しぶりのJuice=Juiceのコンサート、ライブハウスの最後が2月、アリーナコンサートの最後は去年の12月で1念ぶり。
昨日のアンジュルムのコンサートをテレビでみていて、ちょとメンバーのピッチがぶれていて、歌声がはいった桶に生歌をかぶせるような曲がいくつもあって、あれ?アンジュルムって歌が下手になった?と思っていた私。
1念ぶりのJuice=Juiceのコンサート。Juice=Juiceはどうだろうとおもっていたら、やはりJuice=Juiceはすごかた。音量音域ピッチ申し分なかった。1曲目のアカペラの佳林独唱ではじまるひとりで生きられそうってそれってねえほめているの。佳林の声量ももんくなし。さらに高音もでるようになったみたいな歌声。
そこから立て続けに、Juice=Juiceの今の曲が披露。中盤は、佳林ぷらすひとりのメンバーの二人での歌唱。8人メンバー全員とデュオで歌ったよう。佳林の歌声をころさず、ひきたてつつ、ちゃんと自分たちのカラーもだしていてよかった。
曲中、本来なら客がオイオイとコールをいれるところ、どうなるのかなとおもっていたら、ここでもでてきたの手拍子コール。いいね。さすがJuice=Juiceファミリーだね。
昔、Juice=Juiceがデビューしたてのころは、他のグループとちがって、オイオイを入れられる楽曲がJuice=Juiceは少ない、そこがものたりないとよくいわれていた。昔の娘曲なんかはなっちがソロで歌っている間中、ずっとファンはなっちコールをしたりしてた。なっちの歌声が聞こえないぐらいのなっちコール。
それが、Juice=Juiceにはない。Juice=Juiceはイントロや乾燥などにオイオイをいれる今日がおおおい。チョイスアンドチャンスなどもイントロおいおい有名だね。そのイントロオイオイコールが、イントロ手拍子コールになっていた。まるで、オイオイがきこえるかのような手拍子コール。おもしろいし、おかしいし、実にいとおしい。
しまいには、アレコレしたいのエルオーブイイーラブリーかりんのコールも手拍子でやってみせた。そうかこの手があったかと脱帽の私。その後も、かりんコールのときに、手拍子コールがちらほらおこっていた。ただ、単なる佳林歌い終わりのあとのかりん!コールは、ぱんぱんなのか、パパパンなのか、2拍子なのか3拍子なのかで分かれていた。ここは積み残しの課題だね。
この手拍子コールは、実によかった。JJファミリーが特許申請すべきだね。
ダブルアンコールの手拍子コールも、カリンカリンのパンパンパン手拍子こオールかとおもったら、8ビートの連続手拍子だった。おしゃれなスタイリッシュな8ビート連続手拍子、これはこれでいいね。でも私はひとり、カリン3拍子手拍子をしていた。これも8ビートとよくあうのよね。
2、宮本佳林の卒業のことば
卒業コンサートのお決まりといえば、アンコール開けの、卒業する念バーの別れのことば。昔は、何も見ずにいままでの思い出とか感謝の気持ちをのべていうのが通例だったけども、おそらく石川梨華の卒業の時ぐらいから、なぜか自分で書いてきた手紙を読み上げるスタイルが主流になった。
さて、宮本佳林の卒業のあいさつはどんなスタイルかな?長嶋茂雄みたいに、最後は絶叫してJuice=Juiceは永久に不滅ですというのか、はたまた、ちょっとおちゃらけて、いまはやりの全集中、市野国の剣とかいうのかなと思っていた私。
今までにない佳林の別れのあいさつだった。
ソロで、続いていくストーリーを歌い上げる。しんみると歌い上げる。涙がでる私。そして、間奏、長い間奏。
その間奏の間に、佳林は別れの言葉を入れてきた。かっこいいね。中身的にはそれほどでもなくて、和田彩花のような語彙力のある言葉ではなかったけど、まっすぐな、ふざけない佳林がそこにはいた。
手紙を見ずに、今まで、感謝は言葉じゃなくて、パフォーマンスで伝えたいとずっといってきました。私は言葉にするのがへただから伝わらないのと、それとはずかしいじゃないですか。でも今日はいいます。
今まで応援してくれてありがとうございます。
その言葉でしめくくり、また続いていくストーリーの2番を歌う佳林。長めの間奏にぴったりあw彼の言葉をおさめてきた佳林。
そのあとのちょっとくだけたトークで、何度も何十回も何百回もこのセリフ練習してきたと佳林。それは言わなくてもいいけども、それを言っちゃうののが今の佳林のよさなのね。
この佳林の別れのことばのあと、メンバーが登場して、リーダーの金澤朋子がメンバーを代表して佳林におくる言葉をしゃべる。
佳林の別れのことばはまったく涙はないあいさつだったけど、こちらかなとものあいさつは涙で途中声がふるえる場面があった。
佳林のその性格のおかげで、入ってきた新メンバーもなじめた、佳林のおかげみたいなことを言っていた。そうなんだね。佳林はふざけ役をかってでて、新メンバーとオリジナルメンバーとの垣根をひくくしてくれたのね。あいうヘンテコなキャラの佳林もグループにとってはいい効果をもたらしていたののね。新発見の私。
そして、金沢は最後に、宮本佳林ちゃんは卒業していきますけども、これからもJuice=Juice!そして宮本佳林をよろしくお願いしますと大声で叫んでいた。
普通ここはソロになっていく宮本佳林をよろしくお願いしますというところ、Juice=Juiceもよろしくお願いしますと付け加えてきたかなとも。いかにリーダーかなともが佳林が抜けた後のJuice=Juiceのファン離れが心配なのかわかる。佳林の存在の大きさがわかるね。
このかなともの佳林への言葉はちゃんと佳林はステージの上で聞いているとかとおもった私。目が見えない私。
でもそうじゃなかった。かなともがあいさつを終えて、では、佳林の準備もできたみたいなので、佳林に登場してもらいますとかなとも。
えっ!!佳林はその場にいなかったの?いないのにあんな感動的な別れの言葉をかなともは言えたのね。すごいなかなとも。
そして登場してきた佳林は、いつもの佳林、思いついたことは口にださないと気が済まない、落ち着きのない佳林。
いやー、イエーイっていう感じで登場しようとおもったんですけども、そんんな雰囲気じゃないですねといいながら出てくる佳林。
しんみりとした空気を吹き飛ばす佳林。これが今の佳林だね。
そしてみんなでマジックオブラブ。歌割は佳林が多めで、昔のオリジナルの歌割にもどったようだった。あなたが好きよおのところは、メンバーがカリンが好きよと歌い。ここだよ智子は客のかわりに佳林が絶叫していた。
最後は、Juice=Juiceのオリコン1位曲のワンダフルワールド。笑顔いっぱいのラストソング。この世界はほんとすばらしいよねというのが歌と表情からにじみでている佳林。
歌い終わって、はけていくメンバー。なりやまない拍手。再度佳林が登場して、生越で、ありがとうございましたーか何かを大声でさけぶ。
最後まで佳林の目には涙はなかった。実に佳林らしい、佳林が宣言していたどとおりの涙なしの卒業コンサートだった。
3、歌の力
目が見えない私は、ソロパートで誰が歌っているか聞き分けるのはその歌声のみ。佳林の歌声はもちろん容易に判別できる。あと、オリジナルメンバーの金澤朋子、高木紗友希、植村あかりの歌声、それと段原瑠々と稲場愛香の歌声はすぐにわかる。
こぶしファクトリー解散後、加入してきた井上玲音は、今日は本格的なJuice=Juiceコンサートふる参加。1曲目のひとそれでは、佳林ちパートをひきついでいた。私のききまちがいかもしれないけど、ひとそれは出だしのソロパートを佳林がアカペラで歌い上げて、そのあと佳林にソロパートはなかった気がする。井上玲音の歌声はこぶしの時代とはまたちがって、さらに大人びたセクシーな低音ボイスだった。佳林のハイトーンボイスとはまたちがった声。もし佳林のソロパートを全部井上が引き継ぐとなると、かなりJuice=Juiceの歌のイメージかわるね。というかそれほど佳林の歌声は唯一無二だったね。
井上といえば、すごかったのが、チョイス&チャンス。ソロパートがすごかったんjなくて、間奏のボイスパーカーしょんがすごかった。ビートがきいて、低音で迫力があった。チョイチャンのあのロックに全然負けてない井上のボイパすばらしかった。鳥肌がたった。井上の歌声とこのボイパで、もしかしたらJuice=Juiceは佳林時代のJuice=Juiceとはまったく違ったグループになるかも。そうなれば、私も、あーここは佳林のソロパートだったのになーといちいち嘆く必要がなくなる。まったく別のグループとして井上が私にJJを認知させてくれるかもしれない。
松永と工藤の歌声はいまだに私は聞き取れない。佳林がデュオコーナーで、松永とも工藤とも佳林はそれぞれと歌ったはずだけど、そう聞こえなかった。私が、このメドレーコーナーは佳林プラスワンのデュオコーナーだときづいたのは、稲場愛香からの5人。
このデュオコーナーで涙がでたのが、佳林と植村が歌う、スクランブル最後のフェイク、まずは佳林がフェイクで歌い、その後続けて植村がフェイク。この植村のフェイクがすごかった。瞬間最大風力でいえば、一瞬、声量おばけの高木紗友希のフェイクを超えていた。すばらしかった。歌う前に、次は同い年コンビでーすとあまったるい声でしゃべりながら登場してきた植村、それが最後にあのフェイク。植村のデビュー当時のあののどだけしか使っていないうすっぺらい歌声とは比べ物にならない、すごい声量だった。植村が歌の面では一番成長したね。涙がでた。
最後のデュオは佳林と金沢の香水。ドルtぇアンドがっぱーなのずいぶん前からハロプロには香水という名曲がある。メロン記念日の曲。それを二人で途中ラップいれたり、めずらしかった。そして、最後のロングトーンで歌声をふるわせながらの金沢の大人っぽい色っぽい歌声。すばらしいね。
高木は今日もフェイクがすごかった。生まれたてのベイビーラブでは久しぶりに出だしのやいやいも聞けたし、フェイクもいままでに一度も聞いたことのない音階のフェイクだった。すばらしかった。
このオリメンの歌唱力これがあれば佳林が抜けても大丈夫。きっとその歌声を聞きたくてJuice=Juiceのコンサートに来る人は多いと思う。
ただ、このオリメンも卒業が近いのが心配。金沢はあと7か月ほどで26歳、25歳アイドル定年説をどこまでのばせるか。
その前に、植村あかりが卒業していくだろうな。トリマーになりたい夢はいまでもあきらめてないようだし、何か今資格の勉強をしているよう。あと1念この2人にはJuice=Juiceにいてほしいな。そうすると松永、工藤ももうすこし目立ってくるね。
4、その他
MCで佳林は、告知が下手、SNSをうまくつかえない。実は、さっきうたった未来へのフィラメントは昨日日付変わって配信がスタートしてるんです。
そして、なんと、その曲のMVが今日の21時から開設される、私のYOUTUBEチャンネル、宮本佳林チャンネルでアップされますとのこと。
佳林チャンネルで佳林が変な動画あげないか心配な私。
途中のVTRは佳林がJJに選抜された日の動画、研修生なのにこんな私を応援してくれた人に恩返しがしたい、革命をおこしたいという有名な佳林の発言。涙がでるね。最後は、今年の2月10日にニットの日に佳林が卒業を発表した動画。私が見たかったのは、新人公演のデビューのあのシーンがみたかったな。
結局、かなとも以外のメンバーから佳林への別れのあいさつなし。でもそれはそれでよかった。実にスタイリッシュ、Juice=Juiceらしい、テンポ感のある卒業コンサートだった。でも実際のところは、曲をおおめにしたかったため、そうなるとメンバーひとりひとりかにあいさつさせていたら21時をまわってしまうからかな。
最後はみんなワンダフルワールドで笑顔のコンサート。佳林のいっていたとおり、笑顔の卒業コンサートだった。
佳林には紅白になんとかして出てほしかったな。あとモーニング娘。に入ってほしかったな。その2つの私の願いだけはかなわなかったけども、そのほかはすべて私の予想以上の活躍。エッグ時代から応援してきてほんとよかった。
佳林に対する私の思いは、つねに不安がつきまとう、やるせなさ、もどかしさがつきまとう。それが私の宮本佳林を応援する原動力といってもいい。なぜ、佳林が娘に選ばれないのか、なぜ佳林だけが声がでなくなるのか、なぜ佳林がハロプロで一番人気になれないのか、そういった昇華されない気持ちがあるから、行かなきゃ。応援しなくちゃと思う。佳林はもっと評価されるべきなのになぜ?この気持ちがずっとある。
考えてみれば、このもどかしい気持ちは、私の私への気持ち。目が見えてていたらもっとちがったのにな、もっと前から網膜変性症を受け入れていたらよかったのにな、そのもやもや。佳林は私にとって、もうひとりのあるべき私なんだろうな。だから応援せざるを得ないんだろうな。
これからソロ活動をしていく佳林、ソロの道は険しいのは間違いない。その険しさはは私のもやもやの原因。このもやもやがなくならない限り、私は宮本佳林おをこれからもずっと応援していくんだろうな。
そんなことを考えながら、今日も明日も、ひとりチリンチリンとなる白杖で歩いていく。それが私の続いていくストーリー。
Juice=Juiceコンサート2020 ~続いていくSTORY~ 宮本佳林卒業スペシャル セットリスト 一人すれより転載
01.「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの? 佳林アカペラからスタート
02.好きって言ってよ
03.プラトニック・プラネット 新曲かとおもったけど違った。代々木で初披露だったかな?
MC
04.風に吹かれて 佳林のソロパートが多くて、佳林節が堪能できる曲。
05.禁断少女
06.愛・愛・傘
07.銀色のテレパシー
08.如雨露
MC 金澤 高木 植村 稲場 段原
09.伊達じゃないよ うちの人生は/宮本佳林 × 井上玲音
10.アレコレしたい!/宮本佳林 × 工藤由愛
11.背伸び/宮本佳林 × 松永里愛
12.Vivid Midnight/宮本佳林 × 稲場愛香
13.SEXY SEXY/宮本佳林 × 段原瑠々
14.スクランブル/宮本佳林 × 植村あかり
15. ラストキッス/宮本佳林 × 高木紗友希
16.香水/宮本佳林 × 金澤朋子
17.大人の事情/宮本佳林 × 金澤朋子・高木紗友希・植村あかり
MC 宮本 金澤 高木 植村
18.CHOICE & CHANCE
19.ポップミュージック
20.この世界は捨てたもんじゃない
21.未来のフィラメント/宮本佳林
22.がんばれないよ/金澤・高木・植村・稲場・井上・段原・工藤・松永
MC
23.微炭酸
24.私が言う前に抱きしめなきゃね
25.ロマンスの途中
26.生まれたてのBaby Love
27.泣いていいよ
VTR
28.続いていくSTORY(Symphonic Version feat. Karin)/宮本佳林→全員
曲間に宮本佳林のスピーチ
MC 金沢が代表して佳林へのはなむけの言葉 佳林はステージにいない
29.Magic of Love(J=J 2015Ver.)
30.Wonderful World
宮本佳林挨拶
公演時間2時間20分 その後規制退場