獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

近所のガストに配膳ロボットが導入されることを知った。

2022-10-23 18:18:01 | 網膜色素変性症と私
ロボット戦争はじまる

今日は日曜日。最近は、土日は、朝8時からガストがあくので、近所のガスでモーニング494円を食べることが多い。セットドリンクバーがついてこの値段は安いね。

まず私は、エスプレッソコーヒーを飲む。ドリンクバーは自分で注がないといけないけど、最近のドリンクバーの機械は、ボタンではなく、タッチパネル。こうなるともう私は操作ができない。目の見えない私。網膜色素変性症な私デスペア。なので、店員さんにお願いして、もってきてもらう。週に2日以上はこのガストにきているので、店員さんも、私を覚えてくれているようで、最近は、ドリンクバー、何をもってきましょうか?と言ってくれるうれしいね。

エスプレッソと同時に、野菜ジュースももってきてもらう。sれを飲みながらトーストを食べる。とーすとも、半分に切って、片方にはいちごジャム、もう片方にはマーガリンをぬってくれる。これも店員さんのサービス。あと、私は半熟卵はたべないので、目玉焼きは両面焼きにしてもらう。その目玉焼きの上にはケチャップをかけてもらう。ありがたい。

2時間ほど、まったり、この朝の時間は、こどもづれの家族はいない。だいたい、ひとり客か、おばちゃん堂氏の客のよう。あほなこども、語弊があるといけないのでいうと、大阪では、あほというのは、かわいい、いとおしい、無邪気という意味もある。あほな子供の声がガストで聞けないのは、さみしいけど、静かな時間はいいね。

食べ終わって、レジへ。ガストの株主優待カードで支払う。いまは、この株主優待は、1年前と比べて、半分の金額のカードしか送ってこなくなった。コロナがおわって、また、ガストの売り上げがのびたら、株主優待もとにもどしてほしいね。休みの日の夜とか、平日の昼間とかは、結構お客さんたくさんはいっているので、売り上げも徐々にのびているだろうね。
レジで精算をして、ふと、思いついて聞いてみる。
配膳ロボットは、この店には導入しないんですか?

導入の予定はないですという答えを想定して聞いてみる。だって、配膳ロボットが導入されたら、ドリンクバーで店員さんはもってきてくれないだろうし、目の見えない私は、配膳ロボットからお皿を受け取ることはできないと思う。
店員の答えは、11月中旬に、導入予定です。

えっ!!

これは、ショッキングだね。ガストにおいて、盲人とロボットの大戦争はじまるかも?
ちょっと不安な気持ちで、家に帰る。

すると、私のうしろから、こども2人とパパ、ママの4人の家族。こどもは男の子のようで6歳と3歳ぐらいかな?
お兄ちゃんが、ママと一緒に横並びになって、自分の歩数を数えながらあるく。ママも一緒に数字をかぞえる。1、2、3、4、と歩数を数える。

おとうとも、マネをして数える。1,2,3、

でも弟は、途中でぐずる。

僕、10までしか、数えられない。10までしか数えられない。

その弟の言葉など聞かず、お兄ちゃんとママは50ぐらいまで数をかぞえて、足踏み。

ガストではみなかったけど、ガストの帰りに、あほな子ども、みれたね。うれしいね。

10までしか数えられないと、半べそのこども、私は、そのこどもにむかって、心の中で、

それでいいんだよ、10まで数えられることがすばらしいんだよ。そして、すぐに、10よりももっと数えられるよ。とつぶやく。
世の中で偉大な業績をあげたのは、兄ではなく、弟ということがよくある弟は、常に兄においてけぼりにされて、追いつこう追いつこうとしているのね。私にはそういうところがないのよね。




コメント
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