全盲視覚障害者が、同行援護従業者養成研修を受講しに行った。

修了証

今日は、平日火曜日、有給休暇をとって、同行援護従業者養成研修へ。講師としてではなく、もちろん、受講生としての参加。目の見えない人は、研修の講師にもいるけども、受講生に目の見えない人というのはめずらしい。目の見えない私。網膜色素変性症の私デスペア。

知り合いの人が、私、きっかけで同行援護ガイドヘルパーの資格をとるということで、それならば、目が見えない私だけど、一緒に受講しよう。この資格をとれば、同行援護ガイドヘルパーとして、目の見えない人をガイドすることは難しいけども、この講座を修了すれば、ゆくゆくは、研修講師になれたり、さらに資格をとると、ガイドヘルパー事業所も開設できるかもね。

そんな期待を胸に。大阪梅田の泉の広場近くの福祉の専門学校へ。

専門学校というと、ビル1棟すべてが専門学校のフロアというイメージだけど、私が今日いったところは、ワンフロアの4文の1ぐらいつかっている小さな学校。教室が3つぐらいと、あとは講師控室、事務室ぐらいのこじんまりとした学校。このぐらいのスペースがあれば、福祉の専門学校ひらけるのね。

胸たかならせて、教室に入っていこうとする、その前に、受付、私の白杖と盲人レインジャケットに驚いてか、スタッフが、マネージャーをよび、マネージャーが私を別の部屋へとつれていく。

今日は、同行援護の講座を受講されるんですか？

もちろんです。

受講してもらうのはもちろんかまわないんですが、3日目は、実地で演習があるんです。それはちょっとむずかしいかもしれません。実地の講師が、修了認定をださないかもしれません、それに、大阪府もだめというかもしれません。

わかりましたと私。でも今日はしっかり講義をうけます。

講義は朝9時30分から18時まで、昼休みの1時間と、あいまあいまの10分休憩以外は、ずと座学の講義。

今日は、テキストにそって、勉強。なんと講師は、視覚障害者の女性。その講師いわく、目の見えない人が受講生でいるとやりにくいわとのこと。たしかにそうだろうね。講義を受講して、ほとんど私の知っている知識の講義だった。

これなら、私も、ゆくゆくは、講師できそう。ただ、ずーっと一日しゃべりつづけないといけないのは、結構大変。講師も午前中は、生越で、午後からは、マイクをつかってしゃべっていた。あと、講師は、あきさせないように、声色が実に多彩、声に表情があって、聞いていて聞き心地がいいね。ボソボソとしゃべる、大学教員ではなく、民間の講師っていうのんは
しゃべり方がうまいね。

目の見えない講師は、まず、受講生の点呼をとる。受講生20名ぐらいの、名前をきいて、それを、持参した点字器と点筆で、点字をうっていく。そのうった点字を、受講生にくれるのかとおもったら。

その点字の紙をなぞりながら、講師が、ときどき、受講生を名指しするのね。これはいいね。

受講生の中には、昼休みに、興味をもって、その点時期をさわったりしていた。こういう興味のある受講生がいてくれると、講師もやりやすいね。

昼休みは、ビルの外に出て、ココイチのカレー、チキンカレー801円。一言、ごはんの上にカレーのルーをまんべんなくかけてくださいと事前に注文の時に言うのをわすれて、すこしたべにくかった。


今日は、長い一日だった。帰り、つかれて、家でごごはんを用意しる気力がなかたので、帰り道、いつものガストで、からよしのからあげ定食。おいしいね。ついでに、ソフトクリームもたべてセットドリンクバーもつけて。10％わりびきで1100円。満足。満腹。
さて、来週も同行援護研修うけにいかなきゃ。あわせて、大阪府権利擁護グループにもお願いしなきゃ。

ＰＳ
明日発表される、宮本佳林の１ＳＴアルバム、ヒトリトイロのオリコンウィークリー順位。今日は、佳林はふて寝をしているよう。順位の発表なし。うーん。心配。