読む日々

テーマばらばらの読書日記

過去からの手紙

2011-06-17 | 
岸田るり子「過去からの手紙」

 ヤングアダルト小説。児童書の分類にしようかとも思ったけど、単純にミステリーっぽいので「本」にしておく。

高校1年生の純二が、合宿から帰ると母がいなくなっていた。すぐに部分的な記憶喪失となって病院で見つかるが、
なぜ失踪したのか、が謎。その謎を解く話。


謎解きメンバーが、純二と幼馴染の静海、お料理クラブ仲間の京子と貴之。そして10年前に水の事故で亡くなった、純二の兄、純一。(幽霊)

母の、純一に対する消せない愛情がこのストーリーの鍵?

ストーリーとしては、うーん、まあまあ、かな。でも安易な感じがするよなあ。詰めが甘いというか。
そして何より気になったのが、「高校1年生」が17歳という設定。わざとなの?
15歳か16歳だよ、高校1年って。もう最初からそこが気になって、今一つ集中できず。

謎もいまひとつ。ストーリー展開もエピソードも設定もいまひとつ。なんだかなあ。


表紙はよかったんだけどね。

満足度20

アヤカシ薬局閉店セール

2011-06-17 | 絵本


「アヤカシ薬局閉店セール」伊藤充子 作/いづのかじ 絵

産経児童出版文化賞の受賞作品のひとつ。昨日図書館で偶然発見。わーい。


これがまた、面白い。
はやらない「アカシヤ」薬局が閉店セールを決意。店主のサクラさんというおばあさんは、人づきあいが嫌いでケチ。
ところがセールを決めた途端、古道具屋で買った招き猫のフクノ介が話しだし、チラシを作ります。
「アカシヤ」を「アヤカシ」と書き換えて・・・。

登場人物(登場化け物?)が楽しすぎ
見栄っぱりな青鬼、可愛いテングガラスの子どもたち、山姥、山姥の孫のつむじ風とそよ風、河童、洗濯ぎつね、小豆洗い・・。
それぞれの伝承に見合った動きと、現代社会にマッチした生活が面白い。
そしてアヤカシ達と接する間にサクラさんは変わっていきます。


昨日借りたばっかりだから、しばらく手元に置ける
じつはアマゾンで買った『ゴハおじさんのゆかいなお話 : エジプトの民話』を気に入った息子、昨日から読み始めてます!
すごい、快挙です。嬉しすぎる。

なので、きっとこの本も読んでくれるはず。

昨夜

2011-06-17 | 雑感


愛車の走行距離がちょうど「88888km」になりました。
購入より5年半。月平均1347km。

「77777km」が昨年10月。8ケ月ですね。これだと月平均1388km。だいたい同じだ


会社の往復に普段20km/日。そう思うとその倍以上出かけてるって事か・・・
ガソリン高いからね、少し自重しないと。