カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

三室戸寺でウッシッシ

2009-04-23 23:16:12 | 京都徘徊記
西国十番の観音霊場 明星山三室戸寺は、観音応現の霊地として1200年の歴史があるそうです。









山門をくぐって右手にツツジ、アジサイで知られる庭園の入口になってます。
真っすぐ坂を登って行くと「ようおまいり」の石段が・・・
登りきった所が境内になってます。



奥に見えているのが鐘楼と三重塔。



源氏物語・浮舟の古蹟や重文指定の十八神社殿もみられます。


そして、本殿の前には・・・



こんな牛さんが、どっかりと鎮座。「宝勝牛」←謂れが漫画で説明されてます。



牛さんの口の中にあるタマ「牛玉」に付いている観音様を触り撫でると
勝ち運、金運がつくのだとか・・・

『昔、富右衛門というお百姓が飼っていた痩せっぽちの牛を元気にしてやろうと
観音詣でをすると、牛は牛玉を吐き出し立派な牛になったとさ。
するとその評判を聞きつけた地域一番といわれた牛を飼っている権兵衛が挑戦、
闘牛の結果、見事富右衛門の牛が勝ったそうな。その時の賞金を元手に
牛の仲買人として大成功、お寺に体内に牛玉を納めた牛の木像を奉納した』
という故事が残ってるそうで。

この石の牛、お腹の中にはその時の木像が入ってるとのこと
覗き窓から覗いて見ると・・・



・・・確かに。
この牛さんのことは前に京男さんも記事にされてます。

牛の像の横には、若乃花、貴乃花の手形が置かれている。
絵馬も奉納されていて、「若乃花関は平成10年の春場所直前に絵馬を奉納し、
見事優勝を成し遂げました」とご利益の程を説明されてるのですが・・・
貴乃花のことには触れていない・・・(-_-メ;)

他にも、“なでるとお金(鐘)のかえる龍頭”やら“源氏物語 恋おみくじ”、



願いの叶うお地蔵さん、回せば極楽浄土などなど・・・オモロイ
私はご利益モノには興味があまり無いので、なぁ~んもしないのだが。
オミクジも買った事が無いし・・・

まぁ、ここに限らず社寺はそう言う所が多いですがw



石燈篭の中の小坊主ちゃんも小銭に囲まれてニコニコ顔、
坊主○儲け・・・ってか?



さて、気分を変えて(ちょっと言い過ぎた?)









ツツジも一部で咲き始めてました。




山吹もね・・・


2009.4/19、三室戸寺 境内にて。