日本三景のひとつ「天橋立」、そのビューポイントは数あれど
この成相寺(なりあいじ)の上には「日本一の成相山パノラマ展望所」と
「弁天山展望台」と言う2つのビューポイントがあります。
この日はお天気も良く、絶好のビュー日和♪
で、まずはお寺の駐車場から「パノラマ展望所」へ、車で移動です。
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道は狭いものの離合も可、しっかり舗装した新しい道がくねくねと展望所まで
続いています。
ただ~し!途中、減速用にと凸突起が何ヶ所も・・・・
オフロードバイクやジープなら何てことない凸ですが、
ロードバイクは気をつけないと命取り? 車高の低い我が愛車も。(;´д`;)
這うように、よっこらしょ、よっこらしょと越えて行きます。
辿り着いたら、駐車場即、パノラマビュー♪
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もう1歩前へッ! あまり悦び過ぎて前に突っ込むと奈落の底へダイブ?
ここは控え目に・・・それでも愛車と天橋立のツーショットはきっちり撮れます♪
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「天橋立」外洋に面さない湾内の砂州としては我が国唯一のものであり、
日本を代表する砂州。海を区切る細い砂州にもかかわらず、地下には真水が流れ
それ故、砂州の上は約8,000本の見事な松林を形成している。
海を隔てる全長3.6km、幅20~170mの長大な砂州に奇跡的にも松が茂るから、
その奇観は日本三景※のひとつとされています。
※江戸時代の初め、全国を行脚した儒学者、林春斎が『日本国事跡考』で「丹後の天橋立(あまのはしだて)、陸奥(むつ)の松島、安芸(あき)の宮島を日本三処奇観」と定めたのが日本三景の始まり。
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「記念写真を撮るならこの岩の上からが最高」みたいな看板があり、岩には
ご丁寧に足型も・・・で、そこから撮った写真です。↑
景色を撮るならもっと前の方が良いようで・・・股覗きの足型もあったようですし。
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「神の代に 神の通いし 道なれや 雲井に続く 天橋立」
その奇観ゆえ、古代より様々な言い伝えが残っています。
古風土記によると、伊射奈芸命(イザナギノミコト)が、天上から通うために
梯子をかけました。そしてこの梯子を天浮橋と名づけ、天上と地上を往来して
いましたが、ある時、地上におりたイザナギノミコトがうっかり寝てしまった
うちに、天浮橋は地上に倒れてしまい天橋立となり、天上の神々と地上の人間を
結ぶ梯子はなくなってしまったのです。
しかしその後、神と人の絆はかえって強くなり、神仏を求めて白砂青松の
不思議の道を訪ねる人があとを絶たなくなりました。・・・とさ。(^_^ゞ
楽しみにしていた「土器盃(かわらけ)投げ」
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ここには、的も設置されています。
円の中に投げた盃が通れば願いが叶うという、開運のかわらけ投げ(3枚100円)
残念ながら売り切れなのか、1枚もありませんでした。
標高500mからの眺望には満足しましたが、愛車と天橋立ツーショット、他にも
撮れないかと考え、家内に少し下まで降りてもらいました。
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そこ、そこ!途中で停められる場所があるので、そこで停めてもらい・・・
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o[◎]_- )パチリ ・・・う~ん、一応ツーショット♪
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さて、「日本一の成相山パノラマ展望所」を降りて、お寺の第二駐車場にクルマを
停めなおし、五重の塔・底なしの池の横から登って行ける「弁天山展望台」に
向かいます。こちらへは徒歩で・・・
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「パノラマ展望所」へは車で5分、こちらは徒歩5分・・・結構厳しい山道を。
こちらの方が標高が低いせいか「日本一の」とは言わず、控え目に?それでも
「傘松公園以上の展望台です」という刺激的なフレーズが!
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標高が傘松公園より高いってことなんだろうな・・・何て考えているうちに
展望台に到着! すぐと言えばすぐなんですが、勾配きついし足元も荒れている。
だから、ほとんど人の姿も見ません。ガラガラ、独占状態♪
なのに90歳近いような爺様が杖を手に登ってこられた、どうやらお孫さんに
連れられて? 孝行なのか、どうなのか・・・へたって居られたけど。(^_^ゞ
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ここもまた良いビュースポットです。しっかりした展望台もあります。
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看板通り、白山連峰まで見えていました。
ここでも「かわらけ投げ」をやっていたようですが・・・壊されています。
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登る途中にあったベンチ、ここから何を見よと言うのでしょうか・・・
[天橋立ビューポイント・ガイド]
宮津湾内にあり周囲を山に囲まれているので、南・北・西から俯瞰できます。
代表的なのが南(内陸側)、天橋立ビューランド(文珠山)から観る『飛龍観』。
龍が降臨してくる姿に見えます。股覗きをすれば天に昇る姿に?
龍に見えると言う点では、ベストポイントだと思います。
西(湾奥・阿蘇海側)からは、『横一文字』が、一字観展望台(大内峠)より
観られます。一帯は一字観(いちじかん)公園として整備されており、
股覗き発祥の地らしいですが、股覗きをしても横一文字のはずだけど・・・
北(丹後半島側)は、傘松公園が有名で『昇龍観』のビューポイント。
こちらは龍神に関する伝説が多く残っているのですが、眺め的には斜め一文字?
ほとんど松林しか見えないし・・・
今回行った「日本一の成相山パノラマ展望所」と「弁天山展望台」は
傘松公園のさらに上から望むので、天橋立の奥に能登半島、快晴なら能登半島の
上に北アルプス・立山連峰や加賀の白山まで見渡すことができる。
絶景という点ではナンバーワンかもね。
俯瞰と言う事では番外的なのですが、東(栗田半島・獅子崎)からは『雪舟観』が
観られます。これは国宝でもある、雪舟が描いた「天橋立図」と同じ方向から
観られるビューポイント。
獅子崎稲荷神社を登ってくと天橋立雪舟観展望休憩所が設けられています。
雪舟は俯瞰的に描いていますが、ここからの眺めは絵とは随分違うようです。
[おまけ]成相寺の入山料を払うと、案内パンフと同時に無料珈琲券なるものを
もらえます。これは途中の土産物屋さんとのタイアップサービスのようですが・・・
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とりあえず寄って、珈琲をよばれて手ぶらで出てきました・・・(^_^ゞ
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2013.5/26、弁天山展望台途中から見た成相寺五重の塔。背景には日本海が見えます。
この成相寺(なりあいじ)の上には「日本一の成相山パノラマ展望所」と
「弁天山展望台」と言う2つのビューポイントがあります。
この日はお天気も良く、絶好のビュー日和♪
で、まずはお寺の駐車場から「パノラマ展望所」へ、車で移動です。
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道は狭いものの離合も可、しっかり舗装した新しい道がくねくねと展望所まで
続いています。
ただ~し!途中、減速用にと凸突起が何ヶ所も・・・・
オフロードバイクやジープなら何てことない凸ですが、
ロードバイクは気をつけないと命取り? 車高の低い我が愛車も。(;´д`;)
這うように、よっこらしょ、よっこらしょと越えて行きます。
辿り着いたら、駐車場即、パノラマビュー♪
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もう1歩前へッ! あまり悦び過ぎて前に突っ込むと奈落の底へダイブ?
ここは控え目に・・・それでも愛車と天橋立のツーショットはきっちり撮れます♪
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「天橋立」外洋に面さない湾内の砂州としては我が国唯一のものであり、
日本を代表する砂州。海を区切る細い砂州にもかかわらず、地下には真水が流れ
それ故、砂州の上は約8,000本の見事な松林を形成している。
海を隔てる全長3.6km、幅20~170mの長大な砂州に奇跡的にも松が茂るから、
その奇観は日本三景※のひとつとされています。
※江戸時代の初め、全国を行脚した儒学者、林春斎が『日本国事跡考』で「丹後の天橋立(あまのはしだて)、陸奥(むつ)の松島、安芸(あき)の宮島を日本三処奇観」と定めたのが日本三景の始まり。
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「記念写真を撮るならこの岩の上からが最高」みたいな看板があり、岩には
ご丁寧に足型も・・・で、そこから撮った写真です。↑
景色を撮るならもっと前の方が良いようで・・・股覗きの足型もあったようですし。
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「神の代に 神の通いし 道なれや 雲井に続く 天橋立」
その奇観ゆえ、古代より様々な言い伝えが残っています。
古風土記によると、伊射奈芸命(イザナギノミコト)が、天上から通うために
梯子をかけました。そしてこの梯子を天浮橋と名づけ、天上と地上を往来して
いましたが、ある時、地上におりたイザナギノミコトがうっかり寝てしまった
うちに、天浮橋は地上に倒れてしまい天橋立となり、天上の神々と地上の人間を
結ぶ梯子はなくなってしまったのです。
しかしその後、神と人の絆はかえって強くなり、神仏を求めて白砂青松の
不思議の道を訪ねる人があとを絶たなくなりました。・・・とさ。(^_^ゞ
楽しみにしていた「土器盃(かわらけ)投げ」
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ここには、的も設置されています。
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円の中に投げた盃が通れば願いが叶うという、開運のかわらけ投げ(3枚100円)
残念ながら売り切れなのか、1枚もありませんでした。
標高500mからの眺望には満足しましたが、愛車と天橋立ツーショット、他にも
撮れないかと考え、家内に少し下まで降りてもらいました。
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そこ、そこ!途中で停められる場所があるので、そこで停めてもらい・・・
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o[◎]_- )パチリ ・・・う~ん、一応ツーショット♪
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さて、「日本一の成相山パノラマ展望所」を降りて、お寺の第二駐車場にクルマを
停めなおし、五重の塔・底なしの池の横から登って行ける「弁天山展望台」に
向かいます。こちらへは徒歩で・・・
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「パノラマ展望所」へは車で5分、こちらは徒歩5分・・・結構厳しい山道を。
こちらの方が標高が低いせいか「日本一の」とは言わず、控え目に?それでも
「傘松公園以上の展望台です」という刺激的なフレーズが!
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標高が傘松公園より高いってことなんだろうな・・・何て考えているうちに
展望台に到着! すぐと言えばすぐなんですが、勾配きついし足元も荒れている。
だから、ほとんど人の姿も見ません。ガラガラ、独占状態♪
なのに90歳近いような爺様が杖を手に登ってこられた、どうやらお孫さんに
連れられて? 孝行なのか、どうなのか・・・へたって居られたけど。(^_^ゞ
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ここもまた良いビュースポットです。しっかりした展望台もあります。
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看板通り、白山連峰まで見えていました。
ここでも「かわらけ投げ」をやっていたようですが・・・壊されています。
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登る途中にあったベンチ、ここから何を見よと言うのでしょうか・・・
[天橋立ビューポイント・ガイド]
宮津湾内にあり周囲を山に囲まれているので、南・北・西から俯瞰できます。
代表的なのが南(内陸側)、天橋立ビューランド(文珠山)から観る『飛龍観』。
龍が降臨してくる姿に見えます。股覗きをすれば天に昇る姿に?
龍に見えると言う点では、ベストポイントだと思います。
西(湾奥・阿蘇海側)からは、『横一文字』が、一字観展望台(大内峠)より
観られます。一帯は一字観(いちじかん)公園として整備されており、
股覗き発祥の地らしいですが、股覗きをしても横一文字のはずだけど・・・
北(丹後半島側)は、傘松公園が有名で『昇龍観』のビューポイント。
こちらは龍神に関する伝説が多く残っているのですが、眺め的には斜め一文字?
ほとんど松林しか見えないし・・・
今回行った「日本一の成相山パノラマ展望所」と「弁天山展望台」は
傘松公園のさらに上から望むので、天橋立の奥に能登半島、快晴なら能登半島の
上に北アルプス・立山連峰や加賀の白山まで見渡すことができる。
絶景という点ではナンバーワンかもね。
俯瞰と言う事では番外的なのですが、東(栗田半島・獅子崎)からは『雪舟観』が
観られます。これは国宝でもある、雪舟が描いた「天橋立図」と同じ方向から
観られるビューポイント。
獅子崎稲荷神社を登ってくと天橋立雪舟観展望休憩所が設けられています。
雪舟は俯瞰的に描いていますが、ここからの眺めは絵とは随分違うようです。
[おまけ]成相寺の入山料を払うと、案内パンフと同時に無料珈琲券なるものを
もらえます。これは途中の土産物屋さんとのタイアップサービスのようですが・・・
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とりあえず寄って、珈琲をよばれて手ぶらで出てきました・・・(^_^ゞ
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2013.5/26、弁天山展望台途中から見た成相寺五重の塔。背景には日本海が見えます。