カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

あかあかと・・・

2014-05-21 16:55:10 | 京都徘徊記
神社の中で一番多いのは、やはり「お稲荷さん」だそうです。
伏見稲荷大社は、その総本社。
白い狐と朱塗りの鳥居、稲荷神社のシンボルも桁違い?かも・・・

お稲荷さんの境内は、京都「東山36峯」の一番南に位置する稲荷山が
大部分を占め、その西麓を含め約26万坪(約87万平方メートル)です。
甲子園球場約22個分(ピンとこない?)

本殿を過ぎると奥宮に突き当たり、左に行くとお産場稲荷を経て三ツ辻に
右に行くと、いよいよ「千本鳥居」。奥社奉拝所(奥の院)に出ます。

それでは、異空間・朱のトンネルを楽しみます♪








見上げれば新緑の空



途中、分かれ道。どちらに入っても出てくるところは同じ





奥社奉拝所に出てきます。ここまでがいわゆる「千本鳥居」と呼ばれますが、
この先、お山めぐりの参道すべてこの調子で朱塗りの鳥居が並びその数、
1万基以上、数万基に及ぶとも・・・

商売繁盛・五穀豊穣の神様として、厚い信仰を集める伏見稲荷大社。
京都で商売をする方、会社経営者も「おついたち参り」として毎月、月初の
1日に伏見のお稲荷さんに参るのが風習になっています。
鳥居はご利益を得た方が感謝の気持ちで奉納されたもの?それとも願いを込めて?



奥社奉拝所にはこんな絵馬もあります。白狐をかたちどった絵馬なんですが・・・
いつの間にか思い思いの顔を描くようになってしまってます。



これも有名かな?「おもかる石」



(HPより)奉拝所の右側後に、一対の石灯篭があります。この灯篭の前で
願い事の成就可否を念じて石灯篭の空輪(頭)を持ち上げ、そのときに
感じる重さが、自分が予想していたよりも軽ければ願い事が叶い、
重ければ叶い難いとする試し石です。

ちょっと並んで、私もやってみました。もう軽くて軽くて・・・
風船のように感じましたよ。これで私も億万長者になれるはず???(^_^ゞ

コンッ!





ま、願いが叶えば10号でも・・・



奥社遙拝所の後方、山を模した?石が置かれています。



鳥居、真新しいものが多かったように思います。もうほとんどが平成もの。
期限があるのかな・・・?




千本鳥居を過ぎても延々と続く朱の道。何か常ならぬ時空を彷徨っている感覚に。













この光景、体感してみるとやはり感動もの。だんだん言葉を失います。
・・・単に疲れてきただけかも。(^_^ゞ
















みなさん、何を思って通るのか・・・
「鳥居」って「通り入る」の意味だとか、神の聖地・聖域へのエントランス?







ありゃりゃ、ニャンコさん♪

尻尾がちょっとおキツネさんっぽい?

そうそう、稲荷とキツネの関係は・・・HPの説明によると、
「稲荷大神様」のお使い(眷族:けんぞく)はきつねとされています。
但し野山に居る狐ではなく、眷属様も大神様同様に我々の目には見えません。
そのため白(透明)狐=“びゃっこさん”といってあがめます。
勿論「稲荷大神様」はきつねではありません。・・・と、あります。

空海の弟子・真雅僧正の著といわれている「稲荷流記」には、平安初期
船岡山の麓に棲む年老いた白狐の夫婦の話が記述されています。
この狐夫婦は、心根が善良で、常々世のため人のために尽くしたいと願って
いたが、畜生の身であっては、所詮その願いを果たすことはできない。
そこで、狐夫婦はある日、五匹の子狐をともなって、稲荷山に参拝し、
「お稲荷大神様の眷属となって、この願いを果たしたいと思います」と、
お祈りしたところ、すぐさま稲荷神のおごそかな託宣がくだった。
「そなたたちの願いを聞き許す。されば、今より長く当社の仕者となりて、
参詣の人、信仰の輩を扶け憐むべし」
こうして、狐夫婦は稲荷山に移り棲み稲荷神の慈悲と付託にこたえるべく
日夜精進に努めることとなりました。
以来、お稲荷さんと白狐は切っても切れない関係となった。
と言うものですが、稲荷と白狐の関係は諸説紛々あります。










2014.5/11、伏見稲荷大社にて。