愛する犬と暮らす

この子たちに出逢えてよかった。

猛暑に思う

2021-08-26 21:14:12 | ルイとの日々

暑い!
他所がどうかは知らないが、当地はきのうから尋常でない暑さに見舞われている。蒸し暑さというやつだ。
この夏、午後は4時半を待って夕方の散歩に出かけていたが、昨日からは5時を過ぎて出ている。それでも暑さは相変わらずである。暗くなってからも皮膚に粘りつくような暑さは変わらない。

こんな炎熱地獄の夏の記憶が、はるか昔に何度となくある。まだエアコンなど持っていなかったころだった。
ワンコたちだって、毎日、日陰ではあっても炎暑の外に繋がれてあえいでいた時代である。
昼間、冷房のきいた部屋の中で熟睡しているルイに、「あのなぁ、昔はよぉ……」と教えてやりたくなるほどだ。

夕方の散歩で出逢うワンコたちも、まだ若くともやっぱりヘタっている姿をよく見かける。
彼らの姿勢を好意的に解釈すると、地面にお腹をくっつけて身体を冷やしているのではないかと思うのだが、あまり自信がない。

以前、10年以上いっしょに暮らしたシェラやむぎは、死ぬほど暑くても決してヘタりこんだりしなかった。
ただただあえいでいただけだ。

ルイは、さほど暑くないはずなのにすぐにヘタリこんでしまう。
これはあきらかに散歩を拒絶するサインであろう。去年まではなかった態度である。
10歳だから、年齢的に暑さに弱くなっているのかもしれない。

それだけにルイの夏バテを心配している。
ただ、まったく食欲が落ちていないから、いまのところはぜんぜんだいじょうぶだろう。

寝坊して得をした

2021-08-20 23:22:32 | ルイとの日々

近所のココちゃんのママから聞いたのだが、19日の朝は大きな虹が西の空に見えたという。5時半には消えてしまったそうだ。

ぼくはその5時半に起きたからその虹が拝めない。
スマホで撮った見事な写真を見せてもらった。たしかに大きさも色もすごい。
朝が早いリンちゃんのママもスマホにしっかり撮っていた。

今朝は昨日以上に寝坊してしまった。
6時だとわかり、あわてて居間にいってみると外は陽光があふれている。急いでしたくをして外へ出たのは15分後だった。

風はさわやかながら、ほとんど雲がなく、陽射しはさすがに強い。
日向道は急足で、あとは日陰を選んで歩くが、ルイはいうことを聞いてくれない。

だいたい、散歩にいきたくないのである。
毎朝のことながら、4,000歩コースの三分の一は歩きたがらないルイとの闘いとなる。
頑固者なので一筋縄ではいかない。

いつもよりかなり時間が遅いため、出逢うワンコたちも新顔が多い。
だが、遅いのが幸いした。久しぶりにコーギーのハナちゃんに逢えたからだ。
たぶん、去年の秋以来だろう。ひとしきり遊んぶことができた。

やっぱり女の子は愛らしい。
先代コーギーのむぎを思い出す。
ふとしたしぐさにルイにはない、むぎの面影がある。

それにしても、やっぱり真夏の太陽は強烈だ。
明日の朝はちゃんと5時半には散歩に出かけることができるように起きたい。
自信はいまひとつないけれど。

夕方の散歩は4時半に出かけた。
ガンマルくん、リンちゃん、カンタくん、ココちゃんほか、沢山の友達にも会えた。
雲があって、やや涼しい風が吹いている。
それでもルイは友達に会うたびにへたりこんでしまう。

人間と違って、風の涼しさなんか関係ないのだろう。
原チャリと呼ばれるオートバイを見つけると急に元気になるし、食欲は変わらず旺盛なので心配はしていない。
ぼくのほうが暑気あたり気味なくらいだ。

なおさら残暑が辛いよな

2021-08-18 20:31:37 | ルイとの日々

たしか1週間ぶりの晴れ間である。
西日本では、まだ、長雨が残っているらしいが、東京はひと足早く夏が戻ってきた。
昼前、にわか雨が二度ばかりやってきたが、明らかに夏だ。

1週間の空白があると、朝の同じ時間帯であっても太陽の位置がだいぶ動いている。
ルイの朝の散歩コースで、夏場、晴れていると日陰がないから外さざるをえなかったいつもの道なのに、今朝は南側の木立がかっこうの日陰を作っている。

久々の4,000歩コースを歩いた。
長雨の前にくらべていくぶん涼しくなっていた。
日陰もだいぶふえている。太陽の色、角度が秋に近づいているからだろう。
ルイの喘ぎ方も、さほど辛そうではない。

だが、このところの雨つづきで朝は3,000歩弱しか歩いていなかったせいだろう、そのくらい歩いただけですっかりバテてしまった。
給水休みを取って、冷たい水を飲ませたが、残りの1,000歩あまりは明らかにへばっていた。

夕方は4時半に出かけた。
やや強めに吹く風が涼しい。だが、皮膚呼吸できないワンコには風の恩恵はないらしい。
近所の若いシバが、散歩途中で座りこんでいる。

ルイも、早めにへたりこんでしまった。
1週間ぶりの暑気にまいってしまったのか。それとも、以前に戻った運動量がこたえたのか。
どちらにしても罪な長雨だった。

今年の秋は、きっと一気にやってくる。それも早々と。
そんなぼくの直感は単なる願望だろうか。
いや、きっと当たるはずだ。

涼しくなるまでもうちょっとの辛抱だ!
ルイよ、がんばろうぜ。

いかれなかった上高地

2021-08-16 17:48:03 | ルイとの日々

昨日、6年前に最初のオンエアの再放送ながら「上高地」をテレビで見た。NHK BSプレミアムの新日本風土記である。
さんざんとはいわないが、上高地は何度となく近くをかすめながら、ついに訪れることができなかった。いつかいってみたいと思っていた。

40代後半から70代の前半までのおよそ30年間、毎年、春から秋に長野や岐阜へいっている。
だが、同じような場所を往復するだけで、あちこちいったわけではない。
それというのも、50代以降はいつも例外なくワンコといっしょだったからである。

ペットと泊まれるホテルやペンションが各地にあるのでは承知していたが、それらを利用したことは一度もない。
旅先ではできるかぎり気を遣いたくないからだ。いつも気楽なテント泊のキャンプしか頭になかった。

とはいえ、キャンプ場も“ペット不可”はたくさんある。
“ペット可”ではあって、雰囲気も申し分ないキャンプ場しかいっていない。
それがわが家の旅行だった。だから、数あるキャンプ場の中でも限られたところしか利用していない。

たいてい、事前に下見をしてから本番のキャンプに出かけていた。行き当たりばったりのキャンプはいつも失敗していた。
犬連れでもいいかどうかは事前に確認するものの、キャンプ場そのものを気にいるかどうかは実際にいってみないとわからない。

キャンプ場のみならず、犬連れだといける観光地は限られてしまう。
いまはどうか知らないが、以前は上高地は犬禁止ではなかった。だが、それもいってみないとわからない。
あちこちの観光地の駐車場で「犬は入れない」といわれ、だまって引き返している。旅先でのトラブルは避けたかったからだ。

そんなわけでとうとう上高地は訪れる機会がないままで終わった。
犬がいるためにいかれない。そんな場所がほかにもある。だが、以前ならシェラやむぎ、いまならルイをペットホテルに預けてまで訪ねたいほど魅かれた場所はどこにもなかった。

上高地もそのひとつではあるが、テレビや写真で美しい風景を見ると、やっぱりいいなと思う。
だが、やっぱりルイを置いてまでいきたくはない。ルイといっしょにいる幸せのほうが勝っている。

それに、もし、上高地に犬が入れるとしても、ルイもぼくも齢をとってしまった。
正直、「もう、いいや」と思う。

なんという今年の夏だろう

2021-08-13 19:24:43 | ルイとの日々

雨が降りつづいている。
朝の散歩も夕方の散歩も雨具を着て出かけた。
梅雨のころだって朝夕とも雨具での散歩はあまりなかったはずだ。

真夏の容赦ない太陽が直接に差さないから過ごしやすいかというと、蒸し暑さは避けられない。
もしかすると、ワンコには人間以上にこたえているかもしれない。
この雨、関東地方の明日はもっと強くなるという。夕方までに120ミリの雨が降るだろうとの予報である。

活発な前線が日本列島をすっぽり包んでいる。九州や西日本を中心にどこでも災害の可能性かあるなんて、こんな夏は記憶にない。
多くの人がお盆休みだというのにこの空模様である。

この異常気象はアルジェリアをはじめ、世界各地で発生している。
そればかりか、新型コロナウイルスが新しいフェーズに入って、地球規模でますます感染が深刻化しているという。

テレビでさまざまな暗いニュースを見るたびに心が折れそうになる。