☆シェラ、楽になってよかったね
暑くもない陽気なのにまるで真夏のように呼吸が荒くなっていたシェラだったが、薬を変えてからすっかり息苦しさが影をひそめた。
とはいえ、一昨日あたりまでは寝ているときは大いびきをかいていた。ぼくのベッドのすぐわきへやってきて大いびきをかかれると、「うるさいぞ、あっちへ行け」といいたくなる。先週までのステロイドがそうさせているというより、新しい薬のせいではないだろうか。起きれば楽そうにしている。
オシッコが近くなるといわれていたが、それほどではなかったようだ。後半のほうは、夜中の散歩もなくなった。夜明け前に連れ出されるよりはというので深夜に引っ張り出していたのだが、ぐっすり寝ているのを起こしてまでは可哀相なので放っておいたらちゃんと朝の散歩まで騒がないでいてくれた。
それよりも、のべつ幕なし腹を空かせて食べ物を要求していた副作用のほうが深刻だった。ステロイドをやめると嘘のように、これもなくなった。責め立てられる家人も辛かったろうが、太ってしまい、また足を痛めるのが怖かった。「やれやれ」というところである。
☆ルイの様子がおかし!
昨日は、今年最初の忘年会だった。はじまって小一時間、ケータイに家人からメールがきた。ルイの様子がおかしいという。外へ出て電話をすると、まったく元気がなくなっていて、散歩のときも歩こうとしなかったという。忘年会を中座して帰宅した。
たしかにおかしい。ぼくが帰っても暗い目を向けるだけでうずくまったまま動こうとしない。明らかに怯えている。抱き上げようとすると鋭く吠(な)いた。どうも上半身に痛みがあるみたいだ。うずくまる姿を見ると下半身、とりわけ足のようでもある。
夜間動物病院へ連れてくのも方法だが、ぼくは酒を飲んでいて運転できないのでしばらく様子を見ることにした。
12時過ぎ、ケージの中で身体を動かそうとしてまた短く吠いた。家人を急かせて夜間動物病院へ向かった。やさしいお医者さんと看護師さんが対応してくれた。
この年齢のころは異物を呑んでしまい、それが胃や腸を通過するときに痛むことがある。それではないだろうかとのことだった。エコーでお腹をのぞいてくれた。便がたくさんたまっている。
安静にして、朝、かかりつけの病院へいくようにとのことだった。そちらへは電子メールで様子を送っておいてくれるという。なるほど、そういう時代になったのかと感心した。
夜間診療だからその分の費用だけで1万円近くかかるが、それでも安心できる夜間動物病院のシステムである。
朝、ようやくウンコが出た。オシッコはちゃんと出ている。大事をとって朝食を抜き、いつもお世話になっている病院へいく。レントゲンを撮ってもらって骨に異常はないものの、こちらの院長の見立ては上半身のどこかを、たとえば打撲などで痛めているらしいというものだった。
床へ下ろして観ていると、犬がよくやるプルプルが途中で止まってしまう。これは痛みがあるからだという。なるほど、そういえばと思い当たることもある。
痛み止めの注射をしてもらい、家に戻るとすっかり元気になっている。先生から指示されたとおり、1時間ばかりして餌を与える。もうすっかり元のルイに戻って暴れモノになっていた。しかし、さすがに疲れが出たのか、そのあとはぐっすり眠っている。
シェラもまたいびきをかかずに熟睡中である。ルイの検便の検査も異常なかったという。何はともあれ、よかった、よかった。
暑くもない陽気なのにまるで真夏のように呼吸が荒くなっていたシェラだったが、薬を変えてからすっかり息苦しさが影をひそめた。
とはいえ、一昨日あたりまでは寝ているときは大いびきをかいていた。ぼくのベッドのすぐわきへやってきて大いびきをかかれると、「うるさいぞ、あっちへ行け」といいたくなる。先週までのステロイドがそうさせているというより、新しい薬のせいではないだろうか。起きれば楽そうにしている。
オシッコが近くなるといわれていたが、それほどではなかったようだ。後半のほうは、夜中の散歩もなくなった。夜明け前に連れ出されるよりはというので深夜に引っ張り出していたのだが、ぐっすり寝ているのを起こしてまでは可哀相なので放っておいたらちゃんと朝の散歩まで騒がないでいてくれた。
それよりも、のべつ幕なし腹を空かせて食べ物を要求していた副作用のほうが深刻だった。ステロイドをやめると嘘のように、これもなくなった。責め立てられる家人も辛かったろうが、太ってしまい、また足を痛めるのが怖かった。「やれやれ」というところである。
☆ルイの様子がおかし!
昨日は、今年最初の忘年会だった。はじまって小一時間、ケータイに家人からメールがきた。ルイの様子がおかしいという。外へ出て電話をすると、まったく元気がなくなっていて、散歩のときも歩こうとしなかったという。忘年会を中座して帰宅した。
たしかにおかしい。ぼくが帰っても暗い目を向けるだけでうずくまったまま動こうとしない。明らかに怯えている。抱き上げようとすると鋭く吠(な)いた。どうも上半身に痛みがあるみたいだ。うずくまる姿を見ると下半身、とりわけ足のようでもある。
夜間動物病院へ連れてくのも方法だが、ぼくは酒を飲んでいて運転できないのでしばらく様子を見ることにした。
12時過ぎ、ケージの中で身体を動かそうとしてまた短く吠いた。家人を急かせて夜間動物病院へ向かった。やさしいお医者さんと看護師さんが対応してくれた。
この年齢のころは異物を呑んでしまい、それが胃や腸を通過するときに痛むことがある。それではないだろうかとのことだった。エコーでお腹をのぞいてくれた。便がたくさんたまっている。
安静にして、朝、かかりつけの病院へいくようにとのことだった。そちらへは電子メールで様子を送っておいてくれるという。なるほど、そういう時代になったのかと感心した。
夜間診療だからその分の費用だけで1万円近くかかるが、それでも安心できる夜間動物病院のシステムである。
朝、ようやくウンコが出た。オシッコはちゃんと出ている。大事をとって朝食を抜き、いつもお世話になっている病院へいく。レントゲンを撮ってもらって骨に異常はないものの、こちらの院長の見立ては上半身のどこかを、たとえば打撲などで痛めているらしいというものだった。
床へ下ろして観ていると、犬がよくやるプルプルが途中で止まってしまう。これは痛みがあるからだという。なるほど、そういえばと思い当たることもある。
痛み止めの注射をしてもらい、家に戻るとすっかり元気になっている。先生から指示されたとおり、1時間ばかりして餌を与える。もうすっかり元のルイに戻って暴れモノになっていた。しかし、さすがに疲れが出たのか、そのあとはぐっすり眠っている。
シェラもまたいびきをかかずに熟睡中である。ルイの検便の検査も異常なかったという。何はともあれ、よかった、よかった。