年齢のせいだろう、ぼくは「もっと水分をとってくださいね」と医者からいわれている。
新型コロナウイルスの二度めのワクチン接種のときと、さらにかかりつけの医師から血圧の定期検診のときである。
ルイも、いまだぼくの年齢にはちょっと追いつていないだろうが、それでも老犬である。
やっぱり水分は若いワンコよりは必要ではないだろうか。
今年は、ルイの水にぼくもけっこうナーバスになっている。
ふだん、家での水用の容器は念のためにふたつそなえている。
まれにひとつがカラになっていることがある。それでも片方にはまだ水があるからホッとする。
問題は散歩のときだ。
たかが1時間程度だからと、散歩のとき、これまでは飲むための水は用意していかなかった。だが、医者の言葉に背中を押されて、この夏は飲むための冷水を、折りたたみのカップといっしょに430mlのペットボトルに入れて持参している。
ルイのためだけではない。半分はぼくが飲む。
朝の散歩のときの給水ポイントはぼくが腰を下ろせる場所である。ルイはすっかり暑さにまいってへたりこむ。
夕方のコースだとぼくが腰を下ろせる適度な場所がない。いつもの日陰で、ルイは朝と同じでへたりこむ。ぼくは立ったままだ。
どちらも5分以上はその場にとどまらない。長く休んでいると歩き出すのがつらくなるからだ。
たいてい3分くらいでまた歩きはじめる。
ワンコ散歩で、途中、休憩しているのひととワンコを見たことがない。
休んでいるのはぼくとルイだけだけだ。年寄り同士の散歩だからしかたない。
途中での給水は、たぶん、身体にはいいはずだ。
このよい習慣は冬になってもずっとつづけていきたい。
年寄り同士だからね。
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