愛する犬と暮らす

この子たちに出逢えてよかった。

包帯をしたシェラ

2009-09-15 20:31:47 | 日記
☆足の裏の異変
 日曜日の夕方だった。外出から帰り――当然、わんこたちも一緒の外出であるが――シェラの足を拭いているとき、左後足の裏にイボを発見した。

 かなり大きいが、肉球のすぐ隣という場所が場所だけに気づくのが遅れてしまった。かなりやわらかい。かろうじて歩くのに支障がない位置――つまり、地面には触れない角度にできているのが幸いだった。
 
 火曜日にぼくが休みをとる予定になっていたので、取り立てて何もせずに放っておいた。大きさから見て、昨日今日できたイボではない。シェラ自身が気にしていないのだし、歩く姿も正常なのだから問題ないだろうとの判断だった。
 
 数年前からシェラのお腹には脂肪の塊がある。老犬の宿命で、ひどい子になると背中にたくさんのイボを背負っている子もいると聞いたことがある。
 
 ムギも忘れたころにイボができて心配させられる。毎回、医者のすすめにしたがって病理検査をやってもらっている。むろん、毎回、異常なしで安堵する。
 だいぶ前だけど、そんな情報交換をネット上でやっていたとき、それを読んだ知人が、飼っているフラットのデキモノをあわてて病理検査に出したところ、ガンとわかって手術をした。そんな事件の記憶が生々しいので、念のために検査を頼んでいる。

☆包帯なんかなんのその
 今日、シェラをペット病院へ連れて行った。
 お医者さんは、患部を消毒したあと、注射針で突っつき、イボの中身を顕微鏡でのぞくためにプレパラートを作った。今日はこれでおしまい。一週間後に結果が出るという。
 
 診察台の上に乗せると、シェラはいつも緊張でかたくなる。決して先生に逆らったりしない。ぼくがシェラの首を抱え、顔を寄せて「大丈夫だからね」と囁きつづけてやるのは、シェラを少しでもリラックスさせてやるためである。
 
 診察台を降りるとき、シェラの足はきれいにテーピングされていた。
 「違和感があるから気にするかもしれません。2時間ほど経ったら外してもかまいませんよ」
 神経質な性格の犬だけにすぐに取ろうとするだろうと思って外へ出たが、シェラはまったく意に介さない。知らん顔で歩いている。公園に着いて芝生の上では走っていた。
 
 シェラの意外な一面を見た。



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