「安間家史料館」で売ってた
気になるお土産がこれ。
どうもカエルの鳴き声を
再現するおもちゃのようです。
これは買ってみなくてはなりませんね。
帰ってから早速作ってみました。
用意するのは、木工用ボンドです。
これをこの安間家の庭に
生えていた竹で作ったものに塗り、
付属の和紙を張り付けていきます。
それが乾いたら和紙の真ん中に穴をあけ、
そこにひもを張り
竹につるしたら出来上がりです。
これをくるくる回しますと、
夜の田んぼで泣いている
カエルにそっくりな音が出ます。
ふむふむよくできていますねえ。
くるくる回しながら、
篠山マラソンではなく
萩のマラソンを思い出しますねえ。
とまあそんなお土産を
買ったりしつつそこを出ます。
そして、さらに城の集会道路を
進んでいき、武家屋敷群の先を
右折すると元の城北部の道に出ていきます。
まあこれで城の周りを一周する
道に出てきたことになります。
この道沿いにあるのが、
最後の名所である
「青山歴史村」です。
ここの入り口には駐車場が並んでいて、
よくある共同駐車場では
「イ・ロ・ハ・ニ・・・」とか
「1・2・3・5・・・」といった風に
番号が付けられていて
区別していますが、
ここはちょっと変わっていて
「昭和」「大正」「明治」「慶応」・・・
と元号順に区別されていたりします。
平成はありませんでした。
わしは「寛永」がいい
とわがまま言っても
そんな古いところまでは
ありませんでしたがね~
ここは、もともと旧藩主の青山家が
「桂園舎」と名付けて
青山の財産や藩政史料を
管理していたところですが、
篠山市が全館寄付を受けて
市が管理する資料館として
今は公開しているところです。
庭には「金櫃」が置かれています。
花崗岩で作られたもので、
6枚のふたが作られ、
この中で黄金をためていたもののようです。
ふむ、巨大金庫ですねえ。
また庭には、
篠山惜別の碑や家紋入り瓦、
数学者「万尾時春」の碑があったりします。
どれも、いろんな歴史を
秘めているもので、
興味のある方はしっかりと
学んでいくことができます。
あ、こんなのもありました。
また、建物の中にはこういう
デカンショ踊りの踊り場があったり、
この歴代領主名の日は、
この地方を学ぶための良い勉強になりました。
また、版木や鼠草子の説明、
花押の在り方、武家の服装など
まあこれらは真剣に学べば
いろんな場所での昔グッズの展示
なんかでも役に立ちそうです。
え~それなりに学んでおきました。
面白かったのは
「香合わせ」
という遊びがあったこと。
例えば5種類の香を用意して、
この香りは5種類のうち
どの香とどの香を合わせたものか
充てるというもの。
なかなか微妙な遊びですね。
でも昔は今と違って
いろんな香が充満しているわけでも
ありませんね。
こういう遊びができるほど
当時の空気はきれいだったんでしょうねえ。
こうして遊び、
帰り際にはロビーのところで買える
「ささやまサイダー」
をいただきました。
これがねえ、とっても炭酸が濃かったよ。
ペットボトルに詰める
炭酸の量は決められているって、
強炭酸コーラの便には書いてあったけど、
ガラスの瓶だから
もっと炭酸を濃くできるのかなあ。
このとき飲んだのはほんとに強炭酸。
こみ上げるげっぷで酸欠になりそうでした。
さあ、これで駐車場に戻り、
歩いたのはささっと6キロ強でした。
まだまだ王地山公園、篠山駅、
イノシシ橋、四季の森公園と
ささっとではなくしっかり
歩けるところもたくさんあるようです。
また季節を変えて
やってくることにしましょう。
最後に、車に乗りながら
丹波黒豆の畑らしいところを
撮影しながら、
ささっと篠山終わりです。