この春から、1年をかけて
四国の八十八か所を
逆の順番で回るという
「逆うち巡礼」に参加している。
この詣でも、8月でいよいよ三回目を迎えた。
これまでは日帰りで四国へと通いつつ、
八十八番札所から八十三番札所までの
6寺を回ってきたが、
今回から四国詣でも1泊2日で
出かけることになるのだ。
しかも今回はまだ大阪の近くだし、
お寺同士も近接している
ということもあって、
豪勢にも11寺も回る計画になっている。
なので初めての泊り、
豪勢なお寺回りということで
準備がいろいろとあった。
まず最初は、巡礼初めに、
旅行者がくれたろうそく、
線香がぼちぼちと品切れになってきているので、
これを準備しないといけない。
ろうそくは心に灯す智恵で、
線香は仏様を香でもてなすものとして、
必ず各寺で本堂用とお大師用の
2セット必要となるのである。
で、ちょっと考えてみると、
我が家には、両親計4人の葬儀が
この2年間にあったため、
いただいたものやら
こちらで購入したものやらで、
かなりの量のろうそくや線香がある。
これを利用して供養につなげよう
ということを考えたのだが、
まてまて、もしかしたら
四国詣でに使うろうそくや
選考にはサイズ、香りなど
指定のものがあるかもしれないので
確認しておく必要があるだろう。
で、ネットを見てみると、
参拝者の記述やお寺の写真なんかからも
どうもそういうものはない様である。
ろうそくはあのろうそく立てに
入れば問題なさそうだし、
線香も普通に香れば問題ないようである。
それだったら、ろうそくは
超大量に仏壇の中に眠っているので
それを使うことにした。
線香も、いろんな色の線香が
上がっているようで、
これもまああるものでいいだろう。
仏・法・僧のための3本さえ
挙げていればよさそうである。
まあ、香を焚けば燃えカスに
仏さんが浮かび上がってくる
というような効果な物は
ここではよくないかもしれないね。
普通の線香もかなり我が家にあるので、
それを使うことにすれば
わざわざ今の時点で
買いに行くほどのことはなさそうである。
賽銭はもちろんこの前解体した
ばあちゃんの5円玉兜があるので、
これもわざわざ両替する必要はない。
もしこういう5円玉がなかったら、
銀行へ両替しに行く必要があるだろうな。
単純に考えれば、11寺だと、
doironの賽銭あげ方だと5円玉が
44枚必要となるもんね。
なかなかそこまでひと月で
ためてられないだろう。
お参り時に必要なのは、
あと「納め札」である。
11寺ということで22枚を用意し、
2枚ほど接待お返し用に
名前、住所、祈願を描いて
用意しておくのだ。
あ、そうそう、ほかにも
忘れちゃいけないのが
「同行二人」と書かれたバッグと
白衣と輪袈裟も入れないといけないね。
あと、お参りに必応なものは・・・
あ、念珠とお経の本もね。
ああ、これでいいだろう、
と思っていたら危うくライターを
忘れるところでした。
一覧表を用意しておかないと
いけないかなあ。
もちろん、納経用の掛け軸と
納経帳も絶対必要だしね。
あ、そうそう今回から友達が
納経帳を収める袋を作ったくれました。
これ。
なかなか便利ですし、
納経帳を大切に保管できて
中のページもしっかり保たれていいですねえ。
ありがとうございました。
掛け軸もいただいた袋があるのですが
雨のため、今回はきっちりビニール袋に
収納して持ち運びます。
で、あとは一泊の用意なんですが、
今回はこれがまた大変。
台風が近づいているので
それなりの準備が必要です。
お参り時の靴は「長靴」にしました。
濡れた靴でバスに乗るのも大変だしね。
履き替えようの草履も
入れておきましょう。
傘はもちろん折り畳みじゃあきませんね。
頑丈そうな1本傘を
持っていくことにしました。
準備だけで1話使ってすみません。
続く。