おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

漏水

2010年07月10日 23時02分00秒 | 家づくり
あってはならないことが、また起こってしまいました。

『漏水』 です。

それは、長年リフォーム工事でお世話になっているM様邸でのこと。

昨年8月に浴室のリフォーム工事でお世話になりました。これまでのタイルのお風呂からシステムバスにリフォームしたことで、キレイ、お手入れカンタン、あったかい・・・・と、とても喜んでいただいたリフォーム工事でした。

が、が、が、しかし、今日、その当時の工事が不良で、漏水していたことが発覚したのです。ここのところ、湿気が多い、カビ臭い・・・とのことからご主人が発見してくださったのです。

現場に着き、恐る恐る床下点検口を開けると・・・・・・・・!!!!!な、な、なんと、床下全面ががプール状態になっているではないですか!!!!10cmくらいは冠水している・・・・そりゃお客様がお怒りになるのも当然です。ほんとうに申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。どのようにしたらこの状態を解決できるものか・・・。

設備やさんを呼んで、まずはポンプアップすることにしました。



ポンプは勢いよく水を排出してくれますが、それでも1cmくらいは吸い取れません。それからはちりとりでバケツに汲み出し、その後は雑巾で吸い取ってバケツにしぼる・・・・という作業になりました。

相当な月日がたっていたのだと思います。相当な水の量でした。夜9時半過ぎまでその作業は続きましたが、それでもまだまだ、という感じです。明日朝からまた作業を再開します。そして大型の送風機を2台設置して乾かしていこうと思います。それと平行して床下換気装置を設置させていただき、床下を以前のようにカラカラにしたいと思います。

こんな状態でありながらも、M様は寛容にぼくたちの作業風景を見守ってくださっていました。ほんとうに頭が下がります。申し訳なさで胸がいっぱいになります。

原因は、旧配管と新配管の接合部分でした。もちろん設置時には漏水検査は実施したのですが、工事そのものが不良であったことがわかりました。

問題はないほうがいいです。が、より大切なのは問題が起きた時の対応だと思います。設備やさんはいい訳一つせず、平身低頭して床下にもぐりこみ、それこそびしょびしょ泥だらけになって、一所懸命雑巾がけをしてくれました。当然!と言ってしまえばそれまでですが、ぼくにはその職人さんの、それ以上の気持ちが伝わってきます。『問題が起きた時にこそ、真価が問われる』、その言葉を改めて実感したのでした。

M様、ほんとに申し訳ございませんでした。

ではまた。

おさむ
コメント
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