情けない、恥ずかしい。

こういう失敗談は、会社を代表する工務店社長のブログとしてはふさわしくないと思うのですが、やっぱりぼくは書きたい。

誰がやったか、という真犯人を追及することも大切だけれど、何より現場は『北澤工務店』そのもの。末端の職人の誰がやっても北澤工務店の仕事であり、その代表者のぼくの責任。当然のことですね。

リフォーム工事中のお客様が、新しく洗濯機を購入された。購入されるにあたってきっと様々な新商品から様々な暮らしを想像して、それはそれは楽しみにしていたに違いない。そしてそれが設置され、試運転をすると・・・・、排水が逆流して、真新しいメイプルの無垢床材にあふれ出た。

これまでにも幾度もご迷惑をおかけしてきたお客様宅で、また起こってしまった。



排水を覗き込むと、



それを取り出すと、



浴室のコンクリートを解体した時のものだ。解体時にはきちんと養生してあった。いつどんな状態でこうなってしまったのか、わからない。信じ難いほどの現実。

お客様にはほんとうに申し訳ないことをしてしまった。この事実を公開することで自分自身の戒めとし、関わった社員・職人が一層真剣に仕事に取り組むことを切に願う。

家づくりという仕事を、もっともっと深めていきます。

ではまた。

おさむ