おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

事務所前のキジタロウ

2012年04月15日 08時00分53秒 | 世間ばなし
北澤工務店の事務所前は広大な空き地が広がっています。毎年この季節になるとキジが『ギーギー』と元気な鳴き声を楽しませてくれる。中にたくさんいるようなのだけれど、ある一羽だけはいつも朝の少しの時間だけ、必ずと言っていいほど道路側に出てきて人の流れを見ている。このキジ、勝手に『キジタロウ』と命名。



実はこの広大な空き地。2年後に大きなホームセンターが開店することが決まった。

キジタロウ、どうするんだろ。

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さてさて、今日は明後日に予定しているS様邸の『上棟・もちまき』のためのもちつきです。お客様やお客様のご近所の方も手伝いに来て下さることになっている。なんともなんとも、楽しい時間になりそうです。

ではまた。

おさむ






S様邸土台敷き

2012年04月14日 06時05分39秒 | 世間ばなし
来週火曜日に『上棟・もちまき』を予定している、市内S様邸の土台敷きの風景。



平屋で30坪のお家は、かなり大きいです。普通一般的に、基礎を見ている段階では『えっ!?こんなに小さいんだ・・・』そんな言葉をお客様からよく耳にします。単純に考えて総2階建ての40坪のお家だと、基礎は20坪ということになる。平屋建て30坪ということは、総2階建てにしたら・・・・60坪!!!なるほど大きく見えるわけです。

S様邸には、設計の松葉君が『経験のため』ガッツリ関わっています。プランニングから調整地域のための許可申請・確認申請。詳細図や展開図・電気図面などの各種図面。そして現場管理。

ある意味、打ち合わせもすべて一人でできるということは、お客様の気持ちを存分に現場に反映できるわけで、プロセス・仕上がり共にとても楽しみです。ま、先輩である監督・長澤君の存在は欠かせませんが。

棟梁の谷さんも親身になって!?!?指導してくださっていました。



北澤工務店では、シロアリ対策として一般的な薬品は用いず、『スーパーカーボンコート』という塗炭を用いています。もちろんこの塗炭も薬害がゼロというわけではないのですが、古来から建築と炭は関係が深く、効果も高い。URLはこちら↓↓

http://tohoku-carbon.jp/goods.s.html



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明日はいよいよ『もちつき』です。ぼくのお父さんお母さんもその準備に忙しい。ほんとに大変だと思うのだけれど、『動けるうちはやってやるから・・・』と言ってくれています。うれしく、ありがたく、、、、できることは肩もみくらいかなぁ。。。

ではまた。

おさむ




職人魂

2012年04月13日 04時07分05秒 | 家づくり
意識がものごとのすべての始まり。意識が変わるとすべてが変わるといっても過言でない・・・。そんなことをこれまでに何度も学んできました。2年前だったか、松山でダライ・ラマ法王のお話を伺ったときにも同じようなことを言っていた。

北澤工務店には数々の問題がありますが、特に現場で感じている最大の問題は『工期が長い』ということです。木づくりであること。既製品を使わないこと。造作が細かいこと。ひとりまたは一組の大工棟梁が木工事をすべてやること等々、要因は様々です。多くの工務店はこの工期短縮のために1階と2階に別々の大工を入れ、競争させて完成させる。でもそのやり方にぼくは否定的だ。そのお家に対する思い入れは皆無。棟梁としての気概を持ちえない。悪く言えば『やっつけ仕事』になる。検査に受かれば『オッケー!』の家になる。

でまずぼくが考えたことは『上棟して屋根・防水検査まで4人の大工を入れて工期を短縮する。そのために発生する費用増加分は会社が補てんする。』というものです。これはまだ調整しなければならないことがあるのですが、まずは来週上棟するS様邸からやってみよう、と棟梁に相談を持ちかけました。また後々の記事でご紹介したいと思うのですがS様にはとっておきの理由があって9月末までに完成させたい、というご要望もあるから。

棟梁にとっても楽なはずです。上棟後しばらくの工事が大変なんです。長い材料や重い材料をひとりで屋根まで上げたり振り回したりしなければならない。工期が短くなれば次の現場に進める。実質的に費用の負担はない。技術のばらつきが出にくい外回り部分は4人で、見せどころの内部造作は自分がやる・・・。

相談して5日後の昨日、棟梁から電話がありました。

『社長、お願いがあるんですが。。。。今回のS様邸、やっぱりひとりでやらせてもらいたいんです。今回ばっかりはぶっ倒れる覚悟でやらせていただきます・・・・云々』

休みも寝る間も惜しんでやる覚悟。ぼくの気持ちを十分に理解してくれている棟梁のその声の濃さ深さに、ぼくは胸が震えた。

『よろしくおねがいします。ムリな時はいつでもSOSください。一緒にやっていきましょう!!』そう言うのが精一杯でした。

職人魂ここにあり、を感じさせてくれた言葉がほんとうにうれしい。すごいお家がまた、生まれそうです。

ということで、工期短縮の合理的方法は、ひとまずお預けです。

ではまた。

おさむ



産休から復帰。

2012年04月12日 17時04分47秒 | 家づくり
昨年4月から出産のためお休みをいただいていた石原さんが来週木曜日から復帰してくれることになりました。彼女は2級建築士でCADによる設計をやっていただいていたのですが、今回から現場管理業務です。

女性が現場管理をするとなると・・・・・男所帯の現場がはてさてどうなるか!?!?楽しみです(笑)

ぼくの頭の中はいま、『現場、現場、ゲンバ!!』なんです。より良い現場にしていくためにはどうしていったらいいか、いろんなアイデアがアタマの中をぐるぐるまわっています。工期を短縮するには、現場をよりきれいにするには、現場の流れがよりお客様にわかりやすくするには、現場のムダ・ムリ・ムラを少なくするには・・・・・・。営業を強化して受注を伸ばすという考えは毛頭なく、『一棟一棟よりいい家を造りたい!!』そんな気持ちでいっぱいです。

お客様の笑顔が、職人や社員の笑顔があふれる『現場』をつくるぞ!!!

ではまた。

おさむ






つくば市O様邸

2012年04月11日 05時29分18秒 | 家づくり
つくば市で新築工事中のO様邸、いい感じで仕上がってきました。

外壁は100%自然素材の『シラスそとん壁』をご採用いただいています。25年間メンテナンスフリーと言われるほど外壁材として優れた外壁材です。シラスそとん壁のURLはこちら↓↓

http://www.takachiho-shirasu.co.jp/products/soton/

その下地が完了している状態のO様邸外観。



玄関ポーチは大きく庇がかかり、雨の時などでもとても使い勝手がよさそうです。



玄関ホール。右手にO様の『宝物』が埋め込まれていました。このストーリーはまた改めて詳しくご紹介させていただくことに!!



キッチンからダイニング・リビング・和室方向を臨む。開放的な間取りは在来工法ならでは!真壁づくりもすっごくいい感じです。



世間一般的な家づくりは、『乾式工法』が主流です。工業生産された『建材』を現場で取り付けるのです。お天気にも左右されないし、工期も短い。早くて簡単便利。この流れは建築に限らない。大きな視点からすれば、食品も医療も教育も『乾式工法』的流れがある。例えば食品でいうなら、『食品添加物』をふんだんに使ったレトルト食品やファーストフード的家づくりなんだ。

北澤工務店は『湿式工法』を採用している。中も外も左官職人が手技で『塗る』。大工造作も『切る・削る』。建具も一本一本『折る』。工期はかかるけれど、簡単じゃないけれど、自然素材は技術を要するけれど、早くて簡単便利な乾式工法はやらない。

久しぶりにO様のお父様お母様と現場でお話をすることができました。大工棟梁の千尋さんをことのほかお褒めいただいて、ものすごくうれしかった。ご期待以上の家づくりをやっていくぞ!!!帰り道運転をしながら沸々と湧き上がってくる私でした。

ではまた。

おさむ




春・春・・・・

2012年04月10日 19時47分50秒 | どうでもいいお話し?
またまた家づくりには関係のないお話し・・・。

今日は長女みきの高校入学式でした。校内で写真を撮ることができなかったので、帰り道の桜のきれいな場所で妻と共にパチリ!!あとでクレームがきそうなので(笑)写真は小さめです(笑・笑)



いやいや、つい先日『女の子が生まれた!!』とかいって喜んでいたのに、あっという間にこんなにおっきくなってしまった。ほんとにあっという間!!使い古された言葉だけれども、ほんとうに時間が経つのは早いものですね。

長男坊が一人暮らしを始め、長女が高校入学。中学2年となった次男坊も勝手にお昼ご飯作って食べてどっかに遊びに行ってしまう。だんだんみんなひとり立ちしていく。なんともなんとも、感慨深いものです。

そんな、どーでもよろしいお話しでした(笑)。

ではまた。

おさむ





職業人を囲む会で・・・

2012年04月09日 07時09分14秒 | 家づくり
先日、地元中学校のキャリア教育の一環で『職業人を囲む会』というのが企画されました。消防士さんや看護師さん、科学研究者から警察官や図書館秘書・・・・などなど、12の専門家が招かれ、ぼくは『建築士』ということで行ってまいりました。これだけの企画をするにあたっては、先生方のご苦労は相当なものですね。

で、こんな感じ・・・・。



ぼくは目立ちたがり屋ですから、こういうの、けっこう好き(笑)たぶん子供たちにもウケたのでは(笑・笑)

がしかし!!!何度か参加させていただいているこの企画ですが、今回ばかりは例年と違ってました。なんと目の前に次男坊しゅうへいがいるではないか!!!まわりの子供たちもぼくがしゅうへいの父親であることを知っているので、何かにつけしゅうへいの方を向いてはニタニタしている。なんともなんともやりずらい。

昨日、その子供たちからの感想文が届きました。

うむうむ、なるほど・・・・感心しながら読み進めると・・・・・・・・。



『しょうらい 北澤工務店を つぎたいとおもった』

だれだこりゃ?と思ったら、『あ、それ、おれ』とフツーに語るしゅうへい。

いやいやこりゃ参りました。

なんともなんとも、うれしい限りです。

北澤工務店、この家づくりという仕事、がんばります!!!!

ではまた。

おさむ





事務所前の桜

2012年04月08日 19時08分13秒 | 世間ばなし
関東では桜シーズン真っ盛り!!という感じですね。週末の昨日・今日あたりはお花見という方も多いのでは。

北澤工務店の事務所のある通りの街路樹にも桜が植えられています。現在6分咲き、といった感じでしょうか。



ピンク色のこのかわいらしい桜は、『陽光』という品種らしいです。



青空に映える『桜』ってなんともなんとも、すばらしいなぁ。きれいだなぁ。ひとそれぞれ、いろんなことを感じているんでしょうね。



ではまた。

おさむ



震災以来初めての着工式、そして・・・

2012年04月07日 04時23分56秒 | 家づくり
昨年の震災以来、新築工事をさせていただいているお客様には大変申し訳なかったのですが、諸事情により着工式ができませんでした。個人の方が一生に一度あるかないかの一大事業で、これまで続けてきた着工式ができなかった。これはお客様にとっても、北澤工務店としてもほんとうに残念であり、悔やまれるところです。つくば市で新築工事中のK様、O様、I様。龍ヶ崎で新築工事をされたF様、ほんとうに申し訳ございませんでした。

北澤工務店で承った震災復旧工事はこのブログでもご紹介してきたとおり、一段落しました。やっと平常の業務ができる、といった感じです。

そんな中、今週の火曜日に龍ヶ崎市内で新築工事をされているS様邸の着工式を開催しました。台風並みのものすごいお天気でしたが、久しぶりということもありとってもとってもいい雰囲気の中で開催することができました。ぼく自身、着工式の再開がものすごくうれしい。

着工式は、『顔合わせ式』です。家づくりは営業マンが作るわけでも設計マンが作るわけでもない。職人が作る。だからお客様に見ていただきたいんですね。『このチームでS様のお家を造ります。よろしくお願いします!』と。

もうひとつ、大切なことがある。それは、職人にとって『いつもの仕事』であり、『100棟のうちの1棟』くらいに思ってもらっては困る。たった一つの、S様のお家を造る。だから、どんなお客様が、どんな思いでこのお家を造るに至ったか、このお家に対する思いをしみじみ伝えたい。そんな場なんです。

ひと通り式が終わった後の記念写真。『はいチーズ!!!』



で、昨日S様からお申し出をいただきまして、『上棟・もちまき』を開催することになりました!!!!!!ぜひぜひ多くの方にご参加いただきたい!!!場所は常磐線佐貫駅近くです。

日時は4月17日 (火曜日) 16時30分ごろからの予定です。

S様のお住まいになる地域はご近所関係がものすごくよく、行き来も頻繁にされている。地域の子供たちに、いまはほとんどなくなってしまった『もちまき』の体験をさせてあげたい。そんな思いからのものです。


(Y様邸での様子)

ただ、宴会や棟梁送りや矢降ろしといった昔式のコテコテの上棟式・もちまきではなく、あくまで『もちまき』をメインとしてやりましょう!!北澤工務店としても格好の宣伝の場となるわけですから費用も折半でいきましょう!といった具合です。これならもしかしたらどなたでも実現できるかもしれませんね。

その『もち』は、毎度ぼくのお父さん、お母さんの出番です。早速その旨を伝えると、ふたつ返事で『そか、わかった!』と。前日にはポリープとか内臓の精密診断があるにも関わらず・・・・、あたまが上がりませんです。

ではまた。

おさむ







地震?強風???

2012年04月06日 08時47分00秒 | 家づくり
『グシの瓦が飛んで下の瓦まで割れた!』とお電話をいただきました。

さっそくうかがって屋根に上ってみると・・・

っつうか、むちゃくちゃ風が強くて・・・・ひえ~って感じです。でも昨年からの経験でずいぶんと段取りよくなりました(笑)



確かに飛ばされています。近寄ってみると・・・



『強力棟』と呼ばれる工法なのですが、施工そのものはしっかりなされているのですが、どうやら冠を留め付けている釘穴から浸水していた模様。垂木が腐食しているのがわかります。他の棟瓦もステンレス釘の浮いているところが多数ありました。

ひとまず応急措置なのですが、同色同サイズの瓦の在庫がありません。なんとか合わせて取り付けた様子。



下屋の瓦はこんな感じでした。



お客様のもとにあった瓦で修復。軒先は役ものですのでこれも後に交換が必要です。これでしばらく雨漏りは大丈夫。



今後の対策について何通りか考えられるので、お客様と相談です。

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こちらの現場は北澤工務店のOB施主様なのですが、今回の写真をブログに使用してよいか確認したところ、『どーぞどーぞ。全面的に使ってやってください!』とのご回答。お客様との関係性が、なんともなんとも、うれしいです。

ではまた。

おさむ




三丁目の夕日64

2012年04月05日 08時52分03秒 | 世間ばなし
昨日は久しぶりに妻と二人で映画『三丁目の夕日64』を鑑賞してきました。

そのオフィシャルサイトはこちら↓↓

http://www.always3.jp/

いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーすばらしい!!

家族のきずな、地域のつながり、ひとと人の阿吽の呼吸、頑固おやじ、父性や母性、ほんとうにしたいことを選択していく・・・・どれもがいま忘れかけ、薄れかけてきていることばかりなのではないだろうか。

感動の涙って、もしかしたら違いがあるんですね。『シンドラーのリスト』や『俺は君のためにこそ 死にに行く』のように激しく心を揺さぶられるようにしてあふれ出る涙を体験することが多かった私。今回の『三丁目の夕日64』はそれと全く違った。

中盤からもう泣きっぱなし(時に大笑い!)あふれてあふれて止まらない。でも終わると胸の内側が透き通ってくるような感覚なんです。

映画館を出ると、妻も私も無言。何か話そうとするとすぐ涙が出てくる・・・・。

とにかくとにかく、おすすめです。ぜひぜひご覧いただきたいなぁ。

ではまた。

おさむ



吉報・花梨が芽吹いた!!!

2012年04月04日 04時45分28秒 | 家づくり
東日本大震災により、母屋が『大規模半壊』となってしまい、新築工事を余儀なくされた龍ヶ崎市内のY様邸。その工事の象徴ともいうべき老木・花梨の記事はこちら↓↓

http://blog.goo.ne.jp/e-kitazawa/e/cff5160a623e07d730eb520a0c44c642

そのY様からお電話を頂戴しました。

『花梨が芽吹いたようなんですよ!!!!』





うれしいです。ほんとうにうれしい。生きてくれている。言葉が見つからないほどうれしい。

老木・花梨のいのちの力に、ありがとう。

まだまだ予断は許さないと思う。しっかり見守っていきます。

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春ですね。『つくし』を見つけたのでパシャリ。かわいいっ!!



それにしても暴風雨はすごかった。。。

ではまた。

おさむ




桜に想う

2012年04月03日 03時58分49秒 | 世間ばなし
東京の桜が開花したという。

北澤工務店の事務所の前の桜もつぼみがパンパンに膨れて、そのかわいさに、愛しさのような感覚まで湧いてくる。

『桜』というと、ぼくは直線的に特攻隊員の方々を想い出す。

特攻おばさんと呼ばれ親しまれた鳥浜トメさんの娘礼子さんから、なんどもなんどもお話を伺った。『特攻隊員のみなさんは桜の花がお好きでいらっしゃいました・・・』当時の写真を見ると、女学生が桜の枝を折って見送っている姿や出撃する隊員さんの胸に桜の枝が差されている姿を多く見る。

この時期、特攻作戦は最も激しく、そしてやがて、消耗尽くして終盤を迎えようとしていた。

『この国を、頼む』

桜を見ていると、その思いが時を超えてぼくに語り、問いかけてくる。



その問いかけに対する応え方はひとそれぞれだ。正解も間違いもないと思う。

ただ、ぼくは、その思いに応えていきたい。いのちがけの人生、いのちがけの仕事を目指して、応えていきたい。

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今日もお天気が荒れるようですね。台風並みの低気圧ということで、暴風雨や竜巻にも注意が必要だと。お家が家族を守る。もしそのお家が耐え切れなくて不具合発生したら、すぐにお声かけくださいね。すっ飛んで行きますから。

ではまた。

おさむ




耐震工事のお話し

2012年04月02日 19時39分19秒 | 家づくり
耐震工事に関する初歩的なお話しです。

ここのところの地震の影響で、耐震工事に関するお問い合わせが急増しています。今週金曜日にも新たな耐震工事の打ち合わせを2件させていただくことになっています。

耐震工事をする前に、『診断』をすることはよく知られています。市役所などで予算を組み、無料で診断をしていることもあります。その診断は通常『簡易診断』と呼ばれるもので、建物の耐震工事が必要かどうかが簡易的にわかるというものです。ただ現場的感覚からしますと、昭和56年以前に建てられた建物で耐震工事が必要でない建物はないというのが実状です。

さらに、簡易診断は施工レベルのものではないため、どこのどのような壁を作るか、金物を使うかなどはわからない。そこで『精密診断』が必要となります。

北澤工務店ではこの精密診断を13万円で承っています。筋交いなどの図面がない場合は図面作製費として別途5万円です。

でこの精密診断で何が一番ポイントかと言いますと、『重心』と『剛心』なんです。重心とは建物の重さの中心。剛心とは建物の力の中心です。この差を偏心(偏心率)といいます。いくら筋交い等の耐力壁がたくさんあっても、バランスが悪いとねじれて建物が壊れる、というわけです。重さの中心と力の中心をできるだけ近づけることにより、より地震に強いお家にすることができる、というわけです。耐震工事の目標のひとつはここにあるんですね。

ま、ほかにもいろいろいろいろいろいろな要素がございますので、気になる方はどうぞお気軽にお声掛けしてください。

北澤工務店 0297-60-1333

昨晩も大きな地震がありましたね。不安をあおるつもりは毛頭ないのですが、すでに不安をお持ちの方は、いまお住まいのお家の実態を知るだけでも、いざというとき何がしかの対応ができるかもしれません。お家は『家族の命を守る器』でもありますから。

ではまた。

おさむ




笑顔になりたい方必見!?

2012年04月01日 18時13分18秒 | 家づくり
つくば市で新築工事中のK様邸。ご覧いただいている方も多いかもしれませんが、その家づくりの奮戦記を毎日ブログに書いてくださっています。

無垢の木で心地良い家を作る

http://mukunoie4040.blog.fc2.com/

そのK様邸のおぼっちゃま、こうたくん。何度もご紹介させていただいておりますが、写真を撮らせていただくたびに成長の早さにびっくり。前回はひとりでしっかり歩いている姿に感動したのですが、今日はまた違った感動。

お父さんお母さんが建具の打ち合わせをしている間の少しの時間、ぼくと遊んでくれたのですが、なんていうんでしょう、以心伝心というか、ちゃんと伝わる。でもってお互い伝えたいことが伝わるのが面白くてケラケラケラケラ笑う。むっちゃくちゃかわいいぃ~!!!初めてぼくに抱っこさせてくれて、喜んで膝の上にも乗っかってきてくれて、いやーー楽しいったらありゃしない。

で、笑顔になりたい方必見ですよ。こうたくんの最高の笑顔。はい、どーぞ!!!



笑顔になっちゃったでしょう、笑顔になっちゃったでしょう!!!???子供の笑顔は最高です。

ありがとね、こうたくん!!

ではまた。

おさむ