２０２０／１１／２８ ９６時間 ザ・シリーズ「アブサロム」

９６時間　ザ・シリーズ「アブサロム」駐米トルコ武官ドーハンが殺される。

ブライアン・ミルズ　元軍人
ハート　元組織のリーダー（ジェニファー・ビールス）
サンタナ　メンバー
キルロイ　メンバー。技術担当

ドーハン　行方不明の少佐
ハサン　トルコ人指導者
エヴァ　行方不明の娘
メグ　施設職員
ライオンズ　巡査部長

起：駐米トルコ武官ドーハンが殺される。
承：ドーハンは未成年の娘エヴァを買春していた。
転：トルコ側は、政府に不利な情報だとエヴァを始末しようとする。
結：売春組織に通じていた巡査部長が逮捕される。

　駐米トルコ武官であるドーハン少佐が行方不明になる。
誘拐の疑いもあり、ブライアンらが捜索する事に。
　トルコ人内部には対立があり、指導者ハサンはドーハンを批判していた。
ハサンは対立していた事をを認めるが、誘拐については否定する。
一方で、ドーハンは若い娘を買って、暴力をふるっていたと指摘。
どんな報いを受けても、当然だと言う。
　携帯を追跡し、殺されていたドーハンを発見する。
続いて現れたライオンズ巡査部長は、警察への密告があったと話す。
金品は奪われておらず、恨みによる犯行かも知れない。
ブライアンらの仕事は終わりかに思えたが、
政治的摩擦に発展する恐れがあると、ハートは犯人を捕まえろと命ずる。
　ドーハンは、携帯でＣＴ６９と言う相手とやり取りしていた。
それは売春組織を意味しており、紹介する娘は未成年ばかりだ。
そこでキルロイが客に扮し、ドーハンの相手をしたエヴァを指名する。
　現れたのはルシアと言う娘で、
エヴァがいない為に元締めシーザーが代役にしたと言う。
娘たちは全員がタトゥーをしていたが、タトゥー店員は殺され、ルシアも姿を消す。
サンタナは、エヴァやルシアは被害者だとかばう。
サンタナには、エヴァの行き先に心当たりがあると言う。
　サンタナは、暴力から逃れた女性たちを保護する施設へ。
施設関係者メグは、エヴァは何週間も来ていないと言う。
エヴァのアパートは不在だだったが、隠れてる男たちをと格闘に。
逃げられるが、ブライアンは大使館職員だったと言う。
　トルコ政府はハサンの勢力を押し切っていたが、
ドーハンの性癖が明るみになれば、反撃される。
大使館としては、エヴァが現れてはまずいのだ。
　サンタナは、単身メグの所へ。メグがエヴァをかくまっていると見抜いていたのだ。
ドーハンが殺されたと知ったエヴァは、姿を消したのだと話す。
警察もシーザーに通じており、信用できないと言う。
通じていた警官とは、ライオンズだった。
　ハートはブライアンに、サンタナの過去について話す。
サンタナはイラクでのＣＩＡの作戦に参加。
反乱軍は村の女性たちを奴隷としており、
サンタナはこれを阻止する為に独断で武器を渡したのだ。
その為に、サンタナは軍法会議にかけられたと言う。
　エヴァは、ドーハンを殺した犯人は知らないと言う。
サンタナは、５年前にも売春組織による監禁事件があった事を思い出す。
メグはその時の被害者で、暴走してライオンズを襲う気だ。
エヴァが捕らわれていたアジトを思い出し、ブライアンらは倉庫へ急行。
　メグを捕らえていたライオンズは、シーザーとドーハンを殺したと話す。
ブライアンらが襲撃し、メグを救出する。
　サンタナはライオンズに銃を向ける。
イラクでサンタナが助けた娘たちは、警察によって再び売春組織に売られた。
何も出来なかったと感じたサンタナは、ライオンズを許せないのだ。
ブライアンが何とかサンタナを説得。
キルロイは、ライオンズが得た報酬の証拠をつかむ。
この証拠とエヴァらの証言があれば、ライオンズは一生刑務所送りになるだろう。
ブライアンは、正義がいつも勝つとは限らないが、今日は勝ったとサンタナを慰める。
　トルコ大使館は、ドーハンを強盗殺人として処理しようとする。
ハートは、ドーハンの違法行為や、大使館がそれを黙認していた事を公表すると警告。
結局、米国側の思惑もあり、ドーハンは強盗殺人とされる。
メグは精神科に送られ、ライオンズは有罪となるのだった。

　と言う訳で、シーズン第５話。
駐米トルコ武官ドーハンが殺される。
今回もトルコ内部の対立の話が、売春組織の話にそれていく展開。
最終的に逮捕されるのが売春組織に通じていた警官と言うのは、何か尻すぼみな感じ。
本シーズンで仲間になったサンタナを掘り下げるけど、そんなに膨らむ気はしない。