「グアイウ 地下鉄の怪物」(2023年シンガポール)
シンガポール製の怪物もの。
シンガポール映画って観た事ないと思うけど、中国映画ぽいすね。
地下鉄運行に問題があり、どこでもいいから避難させると言う謎システムが働き
車両が昔々開発しかけて中止になった線路へ入ってしまう。
どんだけ広い路線なのか知らんけど、車両が行方不明になると言う異常事態に。
誰も車両も乗客も見付けられないでいたが
責任者である「部長」は、適当に地下に潜り、
乗っているとは知らなかった娘に偶然出会うと言うアクロバットを成し遂げる。
物語の主人公は、事故で夫を失い、息子が話せなくなった母親だが
この息子は中盤くらいには話すようになっていて、この設定は盛り上がらず。
この「中止になった路線」には未知の怪物が住んでいて
乗客たちが襲われると言う展開。
乗客と怪物の攻防は、暗くて何が起きてるのかさっぱりわからない。
冒頭に少年が未知の生物を水槽で飼っているシーンがあり
これが捨てられて大きくなった模様。
捨てられたワニが下水道で育った話を連想するけど
本作の怪物はどうやって生まれて、どうしてこういう扱いになったかはわからない。
怪物は倒され、地下鉄会社は騒動を隠蔽しようとする。
ラストに倒された怪物が写るシーンがあり
よくある同ジャンルでは「実は生きていた」となるはずなんだけど、それはない。
本筋から細部まで、ことごとく説明不足。
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