ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2017/11/04 「あぁ、結婚生活」

2017-11-04 00:00:00 | 日記
「あぁ、結婚生活」

ハリー (クリス・クーパー)
リチャード ハリーの友人(ピアース・ブロスナン)
パット ハリーの妻(パトリシア・クラークソン)
ケイ ハリーの恋人(レイチェル・マクアダムス)
ジョン パットの浮気相手

起:ハリーは恋人ケイと結婚する為、妻パットとの離婚を考える。
承:やがてパットを殺害しようと考える様に。
転:ケイが結婚を諦めたと知り、ハリーは慌てて取り繕う。
結:友人リチャードがケイと結婚すると知り、ハリーは真相を伝える。

 1949年。ハリーは友人リチャードに恋人ケイを紹介。
彼女と結婚する為、妻パットとは別れると言う。
だが、パットを苦しめたくないと、彼女を毒殺する事を計画する様に。
毒薬を入手し、アスピリンの瓶に詰め替える。
 一方、ケイに一目ぼれしたリチャードは、
ハリーが離婚するまでに手に入れようと画策。
実はパットも浮気していると気付くが、
別れればハリーは破滅すると、パットに離婚の意思はないと言う。
 ハリーは犬で毒殺を予行演習。
パットに薬を渡すが、彼女はなかなか飲まない。
ケイトは人の不幸の上に幸福は築けないと、関係を解消しようと言い出す。
実はリチャードが結婚を諦めるように仕向けたのだ。
ショックを受けたハリーは慌てて帰宅。
パットはまだ薬を飲んでおらず、無事だったと知る。
 ハリーとパッドの関係は修復。
落ち着いた頃に、リチャードはケイとの婚約を知らせる。
複雑な想いのハリーは、リチャードに真相を告白する。
リチャードは結婚するが、人の不幸の上に築いた幸福かは判断次第だ。

 と言う訳で、大人の恋愛模様を描いたドラマ。(ブラックなコメディ?)
ピアース・ブロスナンが出てるから見たのですが
彼は狂言回し的で、本当の主人公はたぶんクリス・クーパー。
恋人レイチェル・マクアダムスと結婚したいクーパーは、
愛妻パトリシア・クラークソンと離婚したいと考える。
クーパーの友人ピアースはレイチェルに一目ぼれし、自分になびくように画策。
実はパトリシアも浮気していたと知るが、丸く収まるようにそれを隠す。
一方、思い余ったクーパーは、離婚して妻を苦しめるよりも
いっそ殺害しようと考え、毒薬を入手すると言う展開。
それぞれがいろんな想いで行動し、最終的に丸く収まると言う訳。
まあまあ面白かったけど、個人的に感心したのはDVD特典の別エンディング。
3パターンあって、いずれも数十年後を描く。
① 孫の結婚式の帰りに、薬の広告を見たクーパーは動揺して事故を起こす。
パトリシアが死に、重傷を負った彼はピアースに死なせてくれと頼む。
ピアースが同じ薬でクーパーを殺害し、裁判で涙ながらに真相を告白する。
② ①と同様だが、裁判なしで終わる。
③ クーパーは薬の広告を見て複雑に想うが、事故は起こさずに走り去る。
なんかタイムトラベルものを見てるみたいで、
人生にはいろんな可能性があるんだと感じた。

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