ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2021/05/15 「ジャン=クロード・ヴァン・ダム/ファイナル・ブラッド」

2021-05-15 00:00:00 | 日記
「ジャン=クロード・ヴァン・ダム/ファイナル・ブラッド」

フィリップ (ジャン・クロード・バン・ダム)
スザンヌ 看護師
ホルマン捜査官 FBI(ピーター・ストーメア)
サンダース捜査官 FBI(マリア・コンチータ・アロンゾ)

起:病院で撃ち合いがあり、フィリップが死ぬ。
承:看護婦スザンヌは、フィリップに助けられたと話す。
転:フィリップは、父の仇であるギャングを始末していた。
結:フィリップは生きており、実は仲間だったスザンヌと合流する。

 民族紛争で多くの犠牲者が出た。
紛争終結後、虐殺者の多くは罪に問われず、復讐心を抱く者もいた。
 看護婦スザンヌは、
FBI捜査官ホルマンとサンダースから、事件について事情聴取を受ける。
スザンヌはフィリップに助けられたが、彼は死んでしまったと言う。
現場は閉鎖された病院で、なぜスザンヌはあそこにいたのだろうか。

 病院に、負傷した男フィリップが担ぎ込まれる。
一方で、外交官も運ばれてくる。
病院は閉鎖されており、救急用の5階しか稼働していないのだ。
 フィリップを追う組織は、凄腕の殺し屋を送り込む。
だが、フィリップが撃退。スザンヌも襲われるが、組織の女を倒す。
 フィリップは組織のボディガードだ。
幼いフィリップは目の前で父親を射殺され、それで人生が変わったと話す。
フィリップの父親を殺したのは、セルビアの元大臣ペトロヴィッチだった。
ペトロヴィッチは実はギャングで、戦争犯罪追及から逃れる為、亡命を画策していた。
フィリップは、凄腕になって組織に潜入。病室を襲撃し、ペトロヴィッチを射殺する。
父親が殺されてから30年後に、復讐を遂げたのだ。
 スザンヌは、かけつけた時には大臣は死んでおり、犯人は見ていないと言う。
そして、フィリップは死んだと思うと話す。
だが死体は見付かっていない。彼は組織を皆殺しにしたようだ。

 FBIはスザンヌを解放するが、
その後、本物のスザンヌが縛られているのが見付かる。
偽者がスザンヌに扮して、フィリップに協力していたのだ。
偽スザンヌはフィリップと合流。
さらにホルマン捜査官も彼らの仲間で、次は捕まるなと告げるのだった。

 と言う訳で、ジャン・クロード・バン・ダム主演のアクション。
病院を舞台に撃ち合いがあり、
現場にいた看護婦が、何があったか聴取を受けるという構成。
冒頭でバンダムが死んだと語られ、そういう話なんかなと思わせる。
組織はバンダムを倒そうと、凄腕そうな連中を送り込む。
バンダムも最近では珍しく張り切った感じのアクションを見せるが、
映画の見せ方が良くないのか、見ていて退屈な感じ。
看護婦が妙に強いので、何かあると思ったが、最後に説明あり。
ただし、取ってつけたような印象は否めない。

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