「ブラックアダム」(2022年米)
テス・アダム ブラックアダム(ドウェイン・ジョンソン)
アドリアナ 学者
アモン アドリアナの息子
カリーム アドリアナの弟
イシュマエル サバック。敵を率いる
[JSA]
アマンダ・ウォラー 司令官。「スーサイドスクワッド」にも登場
カーター ホークマン。リーダー
ケント ドクター・フェイト。未来が見える(ピアース・ブロスナン)
アル スマッシャー。巨大化する
マクシーン サイクロン。風を操る
スーパーマン (ヘンリー・カベル)
起:古代の勇者アダムが復活する。
承:ヒーロー集団JSAは、暴れるアダムを制御しようとする。
転:力を得たサバックが暴れ、JSAにも歯が立たない。
結:アダムがサバックを倒し、ブラックアダムと名乗る事とする。
紀元前2600年。カーンダックと言う地には何世紀も栄えた国があった。
アクトン王はサバックの王冠を作り、無敵の王になろうとした。
奴隷がエタニウムを掘るが、褒美はない。
少年は団結すれば倒せるとし、ヒーローが集まれば自由は夢でなくなると叫ぶ。
そうして人々が団結。アクトン王は鎮圧しようと悪魔を召喚するが、
勇者となった少年シャザムが勝ち、サバックの王冠は封印された。
現在、カーンダックはギャングが支配する町になっていた。
研究者アドリアナは王冠を探していた。息子アモンも一緒に行きたがる。
アドリアナは、家宝であるエタニウムの首飾りをしている。
王冠は危険な代物だとし、見付けたら再び封印すると言う。
アドリアナの同僚イシュマエルは、実は王冠を狙う一味だった。
アドリアナは王冠を見付けるが、一味が現れ、渡さねば弟カリームを殺すと脅す。
アドリアナは呪文でシャザムを呼び出すが、
現れた男は怪力で、たまらずイシュマエルは退散。
男はさらに暴れて、軍隊を全滅させてしまう。
5000年間眠っていた男が蘇ったとわかり、
JSAと言う組織のホークは、能力を持つメンバーを集める。
アドリアナの息子アモン少年は、復活した男はテス・アダムだと言う。
彼こそ唯一の希望だとして協力を求めるが、アダムは勝手に行動する。
番人だと言うJSAはアダムを攻撃。
だが反撃を受け、強すぎる相手だとJSAは退散する。
リーダーのホークは、アダムの為に国が滅びかけたと言う。
アドリアナはアダムを訪ねる。
かつてアダムは怒りで暴走した為、魔術師評議会はその力を奪い、牢獄へ入れたのだ。
アダムを支持する人々は復活を願っており、
アドリアナは今ならヒーローになれると告げる。
死んだと思われていたイシュマエルが、アモンの所に現れる。
イシュマエルは王冠を狙っており、アモンを連れ去る。
アドリアナは王冠を分析。
悪の手に渡す訳にはいかないが、取引材料にしようと言う。
それでアモンを助けられるのだ。
JSAとも組み、取引する鉱山へ向かう。
そこはギャングの砦とされる鉱山だった。
JSAが襲撃作戦を立てるが、既にアダムが攻撃していた。
イシュマエルはアクトン王の末裔だと言う。
イシュマエルは王冠をかぶってしまい、
大爆発を起こし、イシュマエルは黒焦げとなる。
かつて王が家族を襲撃したが、アダムは妻を守れなかった。
息子フルートは力を得たが、王の兵士に殺された。
ヒーローとされた石像は、アダムではなくフルートだったのだ。
アダムは呪文を捨て、普通の男に戻ったのだ。
アドリアナは王冠を分析。
イシュマエルは死んだ事でカを得るとわかり、サバックとして暴れ出す。
JSAが立ち向かうが、歯が立たない。
ホークが死ぬ運だ運命だと知ったケントは、身代わりとして犠牲になる事を決意する。
サバックに勝てるのはアダムだけだ。
アダムは世界を破滅させる力を持つが、だからこそ救う事もできる。
世界には、時として黒の戦士も必要なのだ。
サバックが玉座に座ると、地獄の兵士たちが地上に現れる。
アモンの声に、人々が立ち上がる。
ケントが敗れ、石像が倒されるが、かけつけたアダムが止める。
アダムとサバックは対決。
アダムが電撃でサバックを弱らせ、体を引き裂くと、地獄の兵士たちは消えていった。
アダムはホークと握手。ケントの為だと話す。
アダムは勇者と呼ばれ、玉座に座る。
テス・アダムと言う名前は古くさいとして、ブラックアダムと名乗る事に。
JSAの司令官アマンダは必要なら援軍を呼ぶとし、
アダムはスーパーマンと対面するのだった。
と言う訳で、ドウェイン・ジョンソン主演のDC系ヒーローもの。
ドウェイン扮するアダムは古代の伝説の勇者で、呪文で復活。
古代の力を得ようとする一味と対決すると言う展開。
アダムは基本的にめちゃくちゃ強くて、序盤はなかなか面白い。
だが敵を倒す事だけが目的で、正義を守るつもりがない為
別のヒーロー集団の連中が問題視するなんて事に。
このヒーロー集団が、マーベルのいろんなヒーローを連想させるキャラばかりで
原作はどっちが先か知らんけど、もうお腹いっぱいと言う印象。
これにつられて、アダムの暴れぶりがちょっと湿り気味になるのは困りもの。
最後にアダムはヘンリー・カベルのスーパーマンと対面するが
スーパーマンがどうしたかったのかはよくわからず
カベルは降板したようなので、その真相は謎のままと言う事か。
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