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映画を見た時の感想を入れときます

2021/01/08 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

2021-01-08 00:00:02 | 日記
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

リック・ダルトン 往年の人気俳優(レオナルド・デュカプリオ)
クリフ・ブース リックの専属スタントマン(ブラッド・ピット)

シュワーズ プロデューサー(アル・パチーノ)
ロマン・ポランスキー 映画監督。リックの隣に住む
シャロン・テート 女優。ポランスキーの妻(マーゴット・ロビー)
サム・ワナメイカー 監督(ニコラス・ハモンド)
ランディ スタント関係者(カート・ラッセル)
ブルース・リー アクション指導。カトーと呼ばれる
ジム・ステイシー 主演俳優(ダイハード4の悪役)
フランチェスカ リックの妻

プッシーキャット ヒッピー娘
スクィーキー 赤毛女。ジョージの世話をする(ダコタ・ファニング)
ジョージ クリフの旧友。映画牧場の持ち主(ブルース・ダーン)

起:往年の人気俳優のリックと、スタントマンのクリフはコンビ。
承:リックの仕事が減り、いろいろ模索する。
転:ヒッピー連中がリックの屋敷を襲撃する。
結:クリフが一味を撃退。リックは隣人であるシャロンに酒に誘われる。

 1969年。リックは往年の人気俳優。
専属スタントマンのクリフは、私生活でも相棒だ。
プロデューサーのシュワーズは、リックの作品について熱く語る。
だが、最近はテレビの悪役ばかりで、若手の引き立て役だと指摘。
イタリア映画で稼ぐ手もあると言われるが、リックは乗り気ではない。
リックの屋敷の隣には、ロマン・ポランスキーが住んでいたが、
会った事はないと言う。
 新作で、リックをイメージチェンジすると言う話が出る。
それでは誰かわからなくなると、リックは反発。
一方、スタント関係者のランディは、クリフを使う事に反対。
リックが押し切るが、クリフはランディの妻ジャネットを怒らせて、クビになる。
 ポランスキーの妻シャロン・テートは、
自身が出演した「サイレンサー破壊部隊」公開に喜ぶ。
自分のアクションが好評な事に気を良くする。
 「大脱走」の主演候補だったと話すリックだが、
今は8歳の子役の相手役にされて困惑。
西部劇の撮影に参加するが、セリフを忘れて恥をかく。
評価されるのは、悪役として出演した映画だ。
 クリフは、ヒッピー娘のプッシーキャットを車に乗せ、映画牧場と言う地へ送る。
そこには、チャーリーと言う人物をリーダーにヒッピー連中が集まっていた。
映画牧場は友人ジョージのものだったが、
盲目になり、利用したヒッピー連中が居座っているようだ。
車をパンクさせられ、怒ったクリフは男を殴り倒す。
 半年後。リックはマカロニウエスタンの有名監督から話が来てローマへ。
数作の西部劇に加え、007風のアクション作も出て、半年のイタリア滞在で儲ける。
帰国時には新妻を伴っており、クリフにコンビ解消を提案する。
 クリフとリックは酔って帰宅。
ヒッピー連中が屋敷に乱入するが、クリフが銃を向けて撃退。
騒ぎに気付いたリックは、女を火炎放射器で焼き殺す。
警察が事情聴取し、負傷したクリフは病院送りとなる。
 警察が去り、リックは騒ぎに気付いたポランスキーと話す。
シャロンにお酒に誘われ、屋敷に招かれるのだった。。

 と言う訳で、クエンティン・タランティーノ監督による作品。
主演はレオナルド・デュカプリオとブラッド・ピットで
どちらもタランティーノ作に出ているが、2人の共演は初。
レオが往年の人気俳優、ブラピが彼の専属スタントマン役。
彼らを狂言回し的に、60年代のハリウッドの映画や俳優を再現するのは面白い。
西部劇のシーンにマイケル・マドセンとかが出てます。
同時にシャロン・テート事件を描いていて、シャロン役がマーゴット・ロビー。
ただし、シャロンの描かれ方は傍観者的で、感情移入するに至らず。
そして本作で描かれるのは事件前夜まで。
3/4くらいまでハリウッド映画の再現が散漫に描かれ
終盤になって、事件前夜の騒ぎが描かれると言う構成。
事件ではシャロンと友人が殺されたとされていて、レオがそこに含まれるかは不明。
「前夜」と言うあたりも寸止め的で、全体として物足りない。

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