ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2021/07/11 「ブルータル・ジャスティス」

2021-07-11 00:00:00 | 日記
「ブルータル・ジャスティス」

ブレット・リッジマン 刑事(メル・ギブソン)
トニー ブレットの相棒(ヴィンス・ヴォーン)
ヘンリー 出所した男
カルバート警部 ブレットの上司。ブレットの元相棒(ドン・ジョンソン)
フリードリヒ 情報屋(ウド・キア)
ブレットの妻 足が不自由。元警官
サラ ブレットの娘

起:刑事ブレットと相棒トニーは停職処分になる。
承:強盗計画を知ったブレットは、横取りを企む。
転:一味を襲撃するが、反撃を受けてトニーが死ぬ。
結:一味の生き残りヘンリーと山分けする事になるが、結局ブレットも死ぬ。

 出所したヘンリーは、家族に金がなく、母が娼婦をしていると知る。
家賃も滞納していると言う。

 3週間後。ブレットとトニーの刑事コンビは、強引な捜査でドラッグを押収する。
ブレットの上司カルバート警部は、住人から騒ぎへの苦情があったと告げる。
捜査が過剰だったとされ、ブレットらは停職処分になる。
 ブレットは、娘サラがいじめを受けていると知る。
元警官の妻は治安が悪くなっていると心配し、
再び仕事をすると言い出すが、ブレットが止める。
 情報屋フリードリヒから情報を得たブレットはトニーを呼び出し、張り込みに誘う。
トニーは停職中だと困惑するが、お互い金に困っているはずだ。
 情報によると、ボーゲルマンと言う男の一味が何かを計画している。
ブレットは、計画を突き止め、横取りしようと言うのだ。

 一味は銀行強盗を実行。ブレットらは、逃走する一味を追跡する。
犯行を知りながら行員を見殺しにしたと、トニーはブレットを責める。
 一味は仲間割れを起こすが、人質は無事だ。
一味は退散しようとするが、ブレットが車をぶつける。
ブレットは警察とは名乗らず、皆殺しにすると一味を脅す。
 すると、車から人質の女が逃げ出す。
ブレットらは彼女を助けようとするが、
女は一味と通じていたらしく、トニーが撃たれる。
女はブレットに射殺される。
 ブレットは、一味の生き残りであるヘンリーと取引。
銀行から奪った金塊を山分けする事に。
ヘンリーは、銀行の前でブレットらが見張っている事に気付いていたと言う。
そして悪党どもを退治してくれたと。
一味と組む事になったヘンリーだが、人質を取るのは予定外だったと言う。
ヘンリーはブレットが女を射殺した動画を撮影しており、騙したらばらまくと脅す。

 ブレットらは、犯行に使われた車を池に沈める。
さらにブレットは、動画を撮影した携帯を奪おうとするが、もみ合いで致命傷を負う。
 虫の息のブレットはヘンリーに、トニーを埋めてやってくれと頼む。
関わっていなかった事にしてやりたいと。
承知したヘンリーは、ブレットが心配する娘の世話についても約束する。

 11か月後。ヘンリーは豪邸を手に入れていた。
一方ブレットは行方不明となっていたが、妻子の所へ荷物が届く。
箱の中身は金塊で、妻は送り主がブレットだと思うのだった。

 と言う訳で、メル・ギブソン主演の犯罪もの。
メルと相棒ヴィンス・ヴォーンは刑事のコンビだが、やりすぎで停職処分に。
お金に困った彼らは、何やら犯罪を企む一味の動きを察知。
一味は銀行強盗を起こすが、メルらはそれを見過ごし、
金塊を横取りしようとすると言う展開。
そこに至ったのが、2時間半の映画の半分過ぎたあたり。
一味が何を企んでいて、メルらがどうしたいかはよくわからないまま
物語は何だかゆっくり進み、これでよかったのかと感じる終わり方。
激しいアクションがなくても別に構わないんだけど、
映画として面白いかと言われると、そうでもない。

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