ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2021/02/11 「ザ・パッセージ/ピレネー突破口」

2021-02-11 00:00:00 | 日記
「ザ・パッセージ/ピレネー突破口」

バスク人の案内人(アンソニー・クイン)
バーグソン 重要人物(ジェームズ・メイソン)
SS大尉(マルコム・マクダウェル)
アリエル バーグソンの妻
ポール バーグソンの息子
ペレア バーグソンの娘
レジスタンス(マイケル・ロンズデール)
馬車の男(クリストファー・リー)
独軍将校(ロバート・ブラウン)

起:案内人は、重要人物バーグソンを連れて雪山を越える事に。
承:一行をナチのSS大尉が追う。
転:SS大尉は雪崩に巻き込まれる。
結:SS大尉は生きていたが、結局息絶える。

 雪山で羊飼いをしていたバスク人の案内人は、レジスタンスに協力を求められる。
ナチスに追われる重要人物バーグソンを、山越えさせてほしいと言うのだ。
 案内人はバーグソンに会うが、彼は妻子も同行すると言う。
合計4人を連れていく事に案内人は反対するが、
追っ手が現れ、一緒に出発する事となる。
 ナチスSS大尉はレジスタンスを捕らえ、
バーグソンの居場所を聞き出そうと拷問する。
一行は列車で怪しまれ、逃れる際にバーグソンの息子ポールが負傷する。
 案内人は馬車の一行に金を渡し、彼らに紛れる事に。
途中SS大尉は一行を調べ、バーグソンの娘ペレアを気に入って手籠めにする。
だが案内人が見張りを倒し、ペレアを救出。
怒ったSS大尉は一行のリーダーを捕らえ、バーグソンらの行先を聞くと焼き殺す。
さらに一行の仲間も皆殺しにする。
 案内人らは雪山を進む。
バーグソンの妻アリエルは体力的に限界だと言うが、追っ手も迫っている。
案内人らは山小屋で一泊するが、アリエルは足でまといだと自ら立ち去る。
翌日、アリエルは遺体で見付かり、案内人が止めなかったとバーグソンは怒る。
 一行をSS大尉が追い詰める。
だが、雪山で撃ちまくった為に、雪崩が発生。SS大尉は巻き込まれる。
 追跡を逃れた案内人らは山小屋で安堵するが、生きていたSS大尉が現れる。
SS大尉は撃とうとするが、撃つ力はなく息絶えるのだった。

 と言う訳で、J・リー・トンプソン監督によるアクション作(?)
主演はアンソニー・クインで、ナバロンの要塞のコンビですね。
クインは山のガイドで、
ナチスに追われるジェームズ・メイソン一家に雪山を越させると言う話。
追跡するのがマルコム・マクダウェル大尉で、サディスティックぶりを発揮。
双方の描写が交互に描かれ、両者の攻防はあまりない。
本作は007と遠からぬ縁があるようで
マイケル・ロンズデールとクリストファー・リーと言う2人の悪役が出演。
ロンズデールについてはムーンレイカーと同年。
後にMになるロバート・ブラウンがまともな独軍将校役で登場。
終盤の見せ場として雪崩があるが、これは女王陛下の007から流用。
そして、タイトルデザインが007風だなーと思ったが
モーリス・ビンダーが製作に関わっているらしい。

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