「ムーラン」(2020年米)
ムーラン 女戦士
ボーリー・カーン 柔然のリーダー(ジェイソン・スコット・リー)
魔女 カーンの仲間(コン・リー)
皇帝 (ジェット・リー)
タン司令官 (ドニー・イェン)
ホンフイ 特に仲の良い兵士
ヤオ 仲間の兵士
クリケット 仲間の兵士
ファ・ズー ムーランの父親
リー ムーランの母親(DS9のケイコ)
シウ ムーランの妹
起:ムーランは男装し、一家の代表として戦地へ行く。
承:ムーランはカーン一味との対決で敗れる。
転:カーンが皇帝を狙うと知り、ムーランは部隊に舞い戻る。
結:ムーランはカーンを倒し、近衛士官となる。
これは戦士ムーランの伝説の1つだ。
ムーランは男勝りで、母親リーは心配する。
ムーランは騒ぎを起こし、一家の恥さらしとされる。
柔然と言う軍隊が、各都市を襲撃する。
柔然はかつて皇帝に倒されたが、ボーリー・カーンが復活させたのだ。
そして魔女を従えていると言う。
カーンは皇帝を殺すと宣言。
邪魔する者は叩き潰すと言う。
皇帝の命令で、各家は男子を1人ずつ兵士として出す事になる。
ファ家に男子は父親ズーしかいない。
かつて英雄とされたズーだが、今は老いており、戦地に行けば生きて帰れないだろう。
ズーは家族の為に命を捨てる覚悟だが、ムーランは男装して戦地へ行く事を決意。
ズーはムーランの行動を知るが、ウソがばれれば、国の者に殺されてしまう。
家族も無事を祈るしかないのだ。
国中から兵士たちが集まる。
ムーランはファ・ジュンと名乗る事に。風呂には入らず、見張りを引き受ける。
女を連れ込んだ者は死刑とされ、訓練でズルをした者は追放されるのだ。
タン司令官はズーを立派な戦士だとし、天賦の才能を磨けと告げる。
水を山の上に運ぶ課題を成し遂げ、ムーランは評価される。
ムーランは正体を明かそうと考えるが、司令官に信頼されていると知って断念する。
敵は半日の所に集結しており、夜明けに出陣する事に。
部隊はカーン一味と激突。ムーランは仲間とはぐれ、魔女と対決する。
魔女は手裏剣を投げ、ファ・ジュンは倒された。
だがムーランは、さらしのおかげで生きていたのだ。
ムーランは女の姿で戦場に戻り、敵兵士を次々と倒す。
投石によって雪崩が発生。
仲間のホンフイが巻き込まれるが、ムーランが救出する。
戦友たちは、生きていたファ・ジュンが女だったと知る。
タン司令官は軍隊をだましたと咎め、ムーランは追放を命じられる。
途方に暮れるムーランの前に、魔女が現れる。
仲間を助けたのに追放されたとし、手を組もうと誘う。
だがムーランは、国の為に戦うと拒む。
処刑覚悟で司令官の所へ戻ったムーランは、皇帝が危険だと警告。
カーンは軍を集結させ、皇帝を襲うつもりだ。
帝国軍は間に合わないが、少数の精鋭部隊なら何となる。
ホンフイはムーランこそ一番の戦士だとし、他の兵士たちも同意。
タン司令官もこれを認め、ムーランが隊を率いる事に。
ムーランらは都に到着。待ち伏せを受ける。
ムーランだけが先へ進むが、魔女が現れる。
ムーランは、今からでも正しい道を歩めると説得。魔女は鳥になって姿を消す。
カーンは皇帝を処刑しようとしていた。
かけつけた魔女は、皇帝をかばってやられる。
続いてかけつけたムーランがカーンと対決。
皇帝に励まされ、カーンを倒す。
皇帝は、ムーランを命の恩人とし、護衛として迎えると告げる。
だがムーランは断り、家族に償う為に家に戻る事を選ぶ。
ムーランは大事な剣をなくしたと詫びるが、ズーは何よりも大切なのは娘だと言う。
これまで面子にこだわっていたと詫び、ムーランが立派な戦士になったと認める。
そこへタン司令官が現れ、ムーランは改めて近衛士官になるように求められる。
そして少女は伝説となったのだ。
と言う訳で、ディズニーアニメの「ムーラン」の実写版。
「美女と野獣」みたいに、そのままじゃんと言う印象は受けない。
カーンと言う一味の襲撃で国が危機に陥り、
対抗する為、各家から男たちが招集される。
ファ家に息子はおらず、娘ムーランが男装して戦地に向かう事に。
男だらけの軍隊で、女であると知られれば死刑なのだ。
風呂に入らずにごまかしたりしていたムーランだが
敵の魔女に敗れた事をきっかけに、実は女だったと告白。
ムーランを評価していた司令官は、処刑にはせずに追放処分とする。
だが、カーンの罠に気付いたムーランが舞い戻り
結局軍隊を率いて、皇帝を救う為に都に急行すると言う展開。
アニメ版は、ディズニーらしさを出そうと、ムーランと隊長が恋仲になったりするが
本作はそういうのはなく、兵士仲間と性別を超えた友情を感じると言うのは良い。
ハリウッド映画で見かける中国系の俳優が、大勢出ているのも好感が持てる。
だが、ムーラン役の女優の発言が問題視され
コロナ禍もあって劇場公開されなかったと、扱いは残念な感じに。
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