ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2024/08/15 「シャーク・ド・フランス」

2024-08-15 00:00:00 | 日記
「シャーク・ド・フランス」(2022年仏)

マジャ・ボルドナーヴ 憲兵隊。引退が近い
ティエリー マジャの夫
ブレーズ マジャの同僚
ウジェニー マジャの同僚。新人
ルーベン マジャの上司

起:サメによる被害が出て、憲兵隊マジャは対決を決意する。
承:サメを仕留めるが、新たな犠牲者が出て、マジャが非難される。
転:マジャは再対決を決意する。
結:サメを倒し、マジャの汚名は返上される。

 憲兵隊のマジャは、砂洲に突っ込んだ船を救助。
何かに体当たりされたらしく、サメを見たと言う。
 マジャは5メートルのサメだと報告。
だが上司ルーベンは不確かな情報だとし、ビーチは閉鎖されない。
引退が近いマジャに対し、ルーベンは穏便に過ごせと告げる。
 ビーチの遊戯施設で、バラバラになった死体の一部が見付かる。
検視官は、歯形からサメによるものと判断。
南の魚が北へ移動しており、温暖化の影響かも知れないと言う。
 サメの仕業として、ビーチの閉鎖を訴える連中がデモを行う。
だが遊戯施設のオーナーらは反発し、市長は封鎖に消極的だ。
 マジャはサメ退治に意欲を燃やし、ルーベンは1週間だけ働く事を許可する。

 マジャは、ブレーズ、新人のウジェニーとサメ退治へ出発。
マジャが麻酔を撃ち込み、サメを仕留める事に成功する。
 該当のサメは絶滅危惧種であり、殺さずにインド洋に放つ事となる。
 引退パーティを終えたマジャは、夫ティエリーとビーチへ。
サメを倒した功労者として、マジャは人々に感謝される。
だが、新たにサメの犠牲らしき死体が見付かり、ビーチが再び閉鎖される。
あのサメだと騒がれ、殺さなかったマジャは非難される。

 サメの報告が相次ぎ、マジャはネットで非難される。
父親をサメに殺されたと言う双子の暴行を受け、マジャ夫婦はキャンプ場へ避難。
だが、周囲の目が気になる。
 マジャは再びサメと戦う事を決意。止めるティエリーを縛って出ていく。
ブレーズとウジェニーもかけつける。

 マジャらは船で沖へ。
サメに体当たりされ、ウジェニーが海に転落。
ブレーズが助けるが、ブレーズは犠牲となる。
 マジャは檻に入って、サメを倒そうとするが、
自分の血でおびき寄せようとするが、ブレーズの死体を目撃。
ショックを受けた所をサメに襲われる。
ウジェニーが飛び込み、気絶しているマジャを救出。照明弾でサメを倒す。
 マジャらは、犠牲になったブレーズらを追悼。
マジャの汚名は返上されたが、物語は終わっていない。
 ティエリーはマジャを助けようと強引に抜け出し、死んでいるのが見付かる。
小さな町には大きな事件だった。今年はサメの年だったのだ。

 と言う訳で、サメが出てくる珍品。
WOWOWでサメ映画の特集をしていて、二十一番目に観た代物。
今度はフランス映画。
フランス製のサメ映画と言うのも珍しいが、
本作が異色なのは、主人公が引退寸前の強面の女性だと言う点。
(男でも、若い女性でもない)
ビーチにサメが現れ、憲兵隊と言う警察みたいな組織のマディらがサメ退治に。
麻酔で仕留めて、一躍マディは英雄扱いを受ける。
だが、このサメは絶滅危惧種だとして、殺さずにインド洋に放つ事に。
インド洋からはるばる戻ったのか、移送中に逃げたのか知らんけど
再びサメは舞い戻って、犠牲者が出る。
すると世間では、殺さなかったせいだとなぜかマディを非難するように。
この理不尽な展開は、今時のSNSでありそうな話。
耐えかねたマディは、再びサメと対決する事を誓う。
ちなみに、サメを倒したのはマディではない別の人で
あれ?誰が主人公?と戸惑わされた。
映画の紹介では、コメディとなっており
「サメ映画あるある」的なクスリくらいの笑いはあれど、
あまりコメディ感は感じなかった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ジョーズ MEGAモンス... | トップ | 2024/08/15 ボバ・... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事