海山散歩人

古希を過ぎても、ライフスタイルは変わりようもなく、ジタバタしながら生きている高齢極楽トンボのブログです。

清須会議

2013-11-21 | ただの雑感
レデイスディー1,000円、60歳以上1,000円、映画鑑賞料である

二人で2,000だったんだ、久しぶりに映画を観に行って、年齢を申し出てチケットを買った。

今まであまり気にしないで入館券を買っていたことを思うと、ずいぶんと損をしたような気がする。(いや、損をしていた。)
別に見栄をはっていたわけではないが、無意識に特にこだわらなかった。

来年からの年金生活を考えると、このような割引に敏感になり、映画を観に行く回数も増えるのだろうと考えながら、「60歳以上1枚」と申し出て、「はい、1,000円になります」と聞いた時、すごく得をした感じがした。

映画は「清須会議」、今話題の三谷幸喜氏の作品である。

平日なのに以外と観客は多い、そのほとんどが入館券割引き世代である。
戦国時代末期の歴史物語であり、この年代が好きな映画であろう。

清須会議、織田家の跡継ぎを決めるための会議
羽柴秀吉が天下を平定する足掛かりとした会議

精力的に策をめぐらし・根回しして、会議を理詰めで仕切っていく秀吉と織田家の筆頭家老として、戦国時代を武士力で支えてきた柴田勝家が中心となり、織田信長の後継者を決める綱引き会議である。世代交代の契機となった会議であろう。

会議の事前の情報収集、根回し、戦略的行動などなど物事を決する大事な会議では、いつの時代も会議に至るまでの活動が結果を導き出すということがコミカルに描かれ、分かりやすい歴史物語である。

数々の話題作を発表してきた三谷氏が書き、現代の名優がずらりと出演しているのだが、そんな気取りもなく、愉快な歴史セミナーであった。


来年からの行動規範を決定する我が家の会議は、何処で行おうか、根回しは通用しないだろう、妻と私で1対1、決定権はペットのチワワかなあ?
などとと考えてしまうのです。
コメント
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